私の東北の山百選
たしろだけ

標高 1177m
荒沢コース登山口→50分→三合目→25分→五合目→40分→九合目→20分→田代岳山頂→15分→九合目→50分→三合目→40分→荒沢コース登山口

田代岳は白神山地の東端に位置する一等三角点の山である。この山のすばらしさは山頂直下に広がる「神の田」と呼ばれる広大な湿原なのだ。私はこの美しい湿原をもう一度見たくて再登することにした。私の絶対お薦めの山です。
湿原から仰ぐ田代岳


 登山口から五合目へ 1995年大広手コース登山


登山口の駐車場


荒沢登山口


すぐに沢を渡る


林内コース分岐


沢を右に渡る


三合目


四合目、大広手コース分岐


五合目

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2010106

昨日は大館の24時間営業のマクドの駐車場に泊った。今日の天気は昼頃から晴れるというので、朝6時前にマクドに入って7時頃までいて時間をつぶした。
大館から田代岳登山口までは40km以上ある。
山の中に入るとガタガタ道になった。途中、橋を渡ったら流れがナメ滝をつくっている。車から降りて写真を撮ってしまった。
さらに走って行くと、糸滝の駐車場があった。私は滝が好きなので、車を停めて東屋の前に行ってみると、川の対岸に滝が見える。一枚岩を流れ落ちる滝で、糸のようにも見える。さらに車を走らせて行くと、五色滝の入口があったが、かなり下らなければいけないようなので、帰りに見ることにして先を急ぐ。
突然、一合目という標識が現われた。ここは大広手の登山口であった。私が昔、この山に登ったときはここからだったのだ。私は荒沢コースを登るつもりなので、あと2kmほど車を走らせる。
荒沢コースの登山口には広い駐車場があって、トイレもたっていた。

今日はいい天気である。田代岳には昔登ったことがあるのだが、山上の湿原をもう一度見たくてやってきたのだ。晴れてくれなければ、再登するかいがない。
歩き始めたのは828分である。車道を少し歩くと、橋を渡ったところに登山口があった。
登山道に入ったところに立つブナの幹に一合目という大きな標識がかかっていた。
ブナの林の中を5分ほど行くと沢を渡る。すごく整備された道と思っていたら、ここに橋はかかっていなかった。でも、飛び石で渡ることができる。渡った先は階段になっていて、かっては橋がかかっていたのだが、流されてしまったようである。
階段を登って行く。かなり急な登りで、さっき渡った沢が、すごく下に見えるようになった。露岩の細いトラバース道があって、ここにはロープが張られていた。ここから少し行くと、ブナの林の中に二合目の標識があった。この標識の横には新しい指導標もたっていた。
右に深い沢を見ながら少し行くと、迂回路分岐点と書かれた指導標に着いた。左に斜面を登るのが林内コースで、私はまっすぐに沢コースを行く。
ブナ林を歩いて行くと沢がせり上がってきて、登山道は沢に合流してしまった。
沢は洪水の後でもあるように土石が多い。右に徒渉して少し登ると、流れはきれいなナメ滝になった。登山道はこのナメの右の岩場を行くのだ。こんなきれいなナメを通るなんて、このコースを来てよかったと思った。
ナメが終わると、沢から右に上る。これで沢と離れるのかと思ったら、再び沢に降りて、今度は岩がゴロゴロする中を遡るのだ。沢の右の少し高い所を行くと、二俣に着いた。ここで赤いテープ印に導かれて沢を渡って、さて、樹林の中を歩いて行くと、なにかしら方向が引き返しているみたいで、しかも緩やかな下りになった。これはもしかしたら林内コースではないかと気がついて、引き返すと、対岸の尾根に標識があるのを見つけた。もう一度沢を渡って、確認すると分岐があった。この分岐から一段上ったところに指導標があって、私が行こうとしていたのはまさしく林内コースであった。
この先はブナの林を緩やかに登って行くのだ。ブナの巨木が聳えているすばらしい道である。分岐から10分ほどで、三合目の標識の前に着いた。ここは「ブナ岱」とも呼ばれているのだ。道はここで左に折れる。
紅葉の始まった林の中を歩いて行く。このあたりは泥濘が多くて、これをよけて行くのはけっこう煩わしいかった。三合目から15分ほどで小さな沢があって、そこが四合目であった。ここで大広手コースが合流する。
大きなブナの木を見上げたりしながら、10分ほど登ると鳥居がたつ五合目に着いた。ここから右に上荒沢コースが分かれる。



 五合目から田代岳山頂へ
五合目の先の急登


湿原に着いた


湿原終点、ここから山頂に向かって登る


山頂への登り


鳥居があった


田代岳山頂


帰りは三合目から林内コースを下った


林内コース


五合目からは紅葉の樹林の中を行くのだが、時々、岩がゴロゴロする涸れ沢のような登りが現われる。

10分ほどで六合目に着くと、その先は岩だらけの急な登りであった。鮮やかな紅葉がきれいなのだが、険しい登りが続く。
八合目を過ぎると樹林はまばらになって、道の両側は背の高い笹藪になった。でも、空はどんよりとした厚い雲に覆われるようになっていた。もしかしたら霧で湿原が見えなくなることはないかと、少し焦り始めている。
ようやく九合目に着くと、標識には高層湿原入口と書かれていた。このすぐ先で樹林から抜出して、湿原が広がる。褐色の草原の中に木道が続いている。草原の右には田代岳が見えた。すぐに木道が字路になっていて、そこに「山の神(田代山)」と書かれた標識があった。山頂へは右の道を行くのだ。
この先、たくさんの池塘が散らばっている。すごくきれいだ…と感動していると、いつのまにか田代岳に雲がかかり始めていた。池塘の写真を撮りながら木道を歩いて行くと、田代岳が完全に雲に隠れてしまって、湿原も霧に包まれ始めた。今日は晴れというから登ってきたのに、これはどういうことなのだ。
「神の田(水量見)」という標識がある池塘の横を過ぎると、すぐに木道の終点で、田代岳山頂まで400mと書かれていた。
ここからは笹の急斜面を登って行く。この登りからは湿原とそこに散らばる池塘の眺めがすばらしいのだが、霧でほとんど見えない。がっかりしてしまう。
笹藪を切り開いた広い道を登って行って、傾斜が緩まると鳥居の前に着く。ここから少し行くと大きな社が見えてきた。ここが田代岳山頂なのだ。
社の前にたつ鳥居の横に三角点があった。これは一等三角点であった。
社の前の階段に腰掛けて休憩していると、あたりを包む雲がどんどん流れて行く。そして、ちらほら青空が見えるようになった。もう少し待っていたら、きれいに晴れてくれるのではないかと期待する。その期待通りに、頭上にはまっ青な空が広がるようになって、日がさすようになった。神社の裏(北側)からは岩木山が見えるはずなのだが、残念ながら遠くの山には厚い雲がかかったままであった。南から雲が湧き上がっていたのだが、その湧き上がる雲もなくなって、下界が見えるようになった。こちらの方向には森吉山が見えるらしいのだが、やっぱり遠くの山は雲に隠れたままであった。山頂の社の先にも登山道が続いているので行ってみると、紅葉の山に登山道が続いている。地図では雷岳、烏帽子岳となっているのだが、どれがそうなのかよくわからない。
休んでいるうちに青空が広がって、日も差すようになったので、これなら湿原もきれいに見ることができるはずだ。勇んで下山開始。
期待通り、湿原の眺めがすばらしい。これを眺めるために登ってきたのだ。湿原に降りたって、あとはのんびり写真を撮りながら木道を歩いて行った。池塘の上に聳える田代岳の眺めは最高であった。
あとは登って来た道を引き返すだけである。ただ下りでは道がすごく滑りやすくて困った。美しい紅葉のブナ林に、つい見とれてしまうのだが、そうすると足下が疎かになって、滑って転びそうになるのだ。慎重に下らなければいけなかった。
三合目の先では、林内コースを下った。ブナの林がきれいであった。
登山口の駐車場に戻ったのは1250分である。

車を走らせて、途中、五色の滝に寄った。階段を下ると東屋があって、そこから滝を見下ろすことができる。すばらしい迫力の滝であった。この東屋から鉄階段が下に続いているので、下ってみた。途中から眺める滝は本当にすばらしかった。
明日は津軽半島の先端の袴腰岳に登るつもりである。カーナビをセットしたら、130kmもの距離であった。


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