全国に四万余といわれる八幡宮の総本社がこの宇佐神宮である。伊勢神宮と並んで第二の宗廟と崇められてきた古社なのだ。

駐車場→26号機関車→山頭火歌碑→神橋→黒男神社→大鳥居→宝物館→神宮庁→春宮神社→八坂神社→祓所→下宮→若宮神社→西大門→御井→上宮→亀山神社→水分神社→御霊水→能楽殿→絵馬堂→駐車場


 表参道から宝物館へ


駐車場横に続く参道


神橋を渡る


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2011102

今日は宇佐神宮を参拝する。
道の駅から東に車を走らせて、神社の駐車場に着いたのは
820分頃。
駐車場に横の、お土産屋さんが並ぶ参道を行くとドイツ製の26号蒸気機関車が置かれていた。明治27年に九州鉄道が購入して、宇佐参宮線を走っていたのである。
このすぐ傍には山頭火の石碑があった。山頭火は昭和
13317日に宇佐八幡を参拝したと日記に記しているのだ。この少し先には「神武天皇聖蹟莬狭顕彰碑」があった。神武天皇が東征のため日向を出航したあと、この宇佐に上陸したのだ。このとき莬狭津彦(うさつひこ)・莬狭津媛彦がお出迎えしたという。
この先で鮮やかな朱塗りの神橋を渡る。真っ直ぐの参道を進むと大きな朱の鳥居が見えてきた。この鳥居の横には「黒男神社」の社があった。
鳥居をくぐると右に「宇佐神宮宝物館」が見えた。宝物館の前には蓮の茂る初沢池があって、庭園の景観もきれいであった。入館して、宇佐神宮の勉強をさせてもらった。




 表参道から下宮へ


下宮の社務所


下宮拝殿

手水舎を過ぎると、右に春宮神社があった。そのすぐ先が広場になっていて、二つの鳥居がたっている。右が下宮のもので、左が上宮である。
まず、下宮からお参りするつもりだが、その前に八坂神社にお参りした。春宮の前を右折して鬱蒼とした杜(もり)を行く。すぐに社殿に着いたが、石の鳥居の両側に八坂神社と養蚕神社と書いた表札がたっていた。両方の神を祀っているらしい。
広い交差点に引き返すと「祓所」があることに気がついた。何かしら神秘的な池が広がっていた。
交差点からは、右の石段を上って下宮に向かう。

鳥居をくぐって少し行くと門があって、これを抜けると下宮の境内である。左に高倉があって、この先、正面に社務所があり、この前で右に折れると下宮本殿の前に着く。
境内には「兆竹」があった。宇佐神宮では亀甲を焼いて占いをしたのだが、そのときはこの竹を焼いたのだという。



 下宮から上宮へ


若宮神社


上宮南中楼門


下宮を参拝してからは、細い参道で上宮に向かう。道は大きく左にカーブして、かなり急な石段を上ると、踊り場のよなところに着いた。そこに若宮神社があった。応神天皇の若宮(仁徳天皇)を祀っていて、除災難・厄難の神だという。

ここから西大門をくぐって境内に入ると「神井」があった。神様が飲む水として神前に奉納するのはこの井戸の水なのだ。
参道を進むと正面には本殿を囲む回廊が見えてきた。この前には天皇陛下参拝の表札もあった。
本殿の正面にまわって参拝する。回廊がめぐらされていて、その中央にたつのが南中楼門である。宇佐神宮の社殿はこの写真が一番有名なのだ。




 上宮から菱形池へ


水分神社


菱形池にかかる橋


本殿にお参りしてからは、若宮神社前から右の石段を下ってゆく。途中に亀山神社があって、さらに下ると池のほとりに着いた。
池をめぐるように行くと、中ノ島に社殿が見えるので行ってみた。橋を渡ると、そこには水分神社があった。
引き返して、ふたたび池に沿って進むと「御霊水」があった。玉垣の中は石畳で、そこに石灯籠と井戸が三つあった。ここで御神水を汲むことができるのだ。
引き返して池に沿って行くと、水分神社の先に赤い太鼓橋が二つ見えた。この橋を渡ったところには能舞台があるのだった。
再び橋を渡って、絵馬堂に着いた。すぐ前が表参道であった。表参道を引き返して車に戻った。


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