吉野

竹林院→桜展示園→大塔宮仰徳碑→佐藤忠信花矢倉→世尊寺跡展望台→吉野水分神社→丈之橋跡→高城山登り口→牛頭天王社跡→高城山山頂→金峯神社→源義経の隠し堂

中千本から上千本に向かって坂道を上って行く。吉野の桜は山の下の方から1ヶ月ほどかけて上に向かって咲いて行くのだという。登りの途中には世尊寺跡の展望台があって、ここからは蔵王堂を始めとする吉野山の全貌を眺めることができるのだ。桜が満開だったら絶景なんだろうと思う。

 上千本へ
奥千本行きバス停


上千本への道


ショートカットの階段道がある

BACK 下千本から中千本へ

2009年8月4日

竹林院のすぐ先にバス停がった。このあたりを上千本といって、ここから奥千本までは距離があるのでバスを使うのが普通らしい。でも、私は全コースを歩くことにしている。

バス停の前で道は二股に分かれている。どっちを行ったらいいのだと地図と磁石で確認すると、左の道が尾根を行く道であった。右はバス道で曲がりくねって奥千本に至るのだ。
急な舗装道を歩いて行くと、すぐに櫻展示園という標識があった。右の細い坂道を上ると広場があって、そこに大塔宮仰徳碑がたっていた。
さらに舗装道を上って行く。
舗装道は葛籠折れのカーブが続くのだが、ショートカットする階段道があった。これを上ったところに東屋があって、「佐藤忠信花矢倉」という説明板があった。鎌倉幕府に追われる源義経はこの吉野逃れてきたのだが、義経を落ち延びさせるために、佐藤忠信はここに一人とどまって追いすがる敵を切り防いだのだ。
ここから少し行くと、世尊寺跡という指導標があった。展望台という標識もあるので上がってみることにした。この高台は個人の所有地のようである。でも、ここからの眺めはすばらしかった。遙か遠く下に蔵王堂を見ることができ、これが桜が満開のときだったら絶景なんだろうと思う。この台地の片隅には小さな祠と世尊寺跡という石柱がたっていた。



 吉野水分神社(72番靡)〜高城山
水分神社の鳥居


水分神社の本殿


高城山登り口



舗装道に戻って少し行くと、行く手に赤い鳥居と大きな楼門が見えてきた。これが吉野水分神社である。

鳥居をくぐって急な石段を上る。境内は細長くて左に長屋のような造りの拝殿がある。右の一段高いところに社殿が三つ並んでいる。変わった造りの神社である。
舗装道に戻って歩いて行くと道端に「丈之橋跡」という石柱がたっている。吉野三橋の一つというのだが、まったく橋がかかっていたという痕跡はなくて、舗装道が真っ直ぐに続いているだけであった。
道は鬱蒼とした杉林の中に入って、緩やかに登って行くと、右に樹林に囲まれた広場があって、そこには牛頭天王社跡という石柱があった。
このすぐ先にはトイレがあって、そこから左に階段道が上に伸びている。これが城山展望台への道である。標高702mの城山なので登ってみることにした。この城山はツツジが城跡で、後醍醐天皇と大塔宮が立てこもって北条5万の兵と攻防を繰り広げた古戦場でもある。
明るい日差しの中、階段道を上って行くと、アカマツが数本生える高台の上に出た。ここが城山山頂である。別に山名の標識はなかった。高台の北側には立派な展望台があって、そこからは遠く葛城山・金剛山を眺めることができた。でも、蔵王堂などの下千本・中千本を見ることはできなかった。



 金峯神社(71番靡)

金峯神社の鳥居が見えてきた


金峯神社への道


金峯神社本殿


源義経の隠し堂


舗装道に引き返して少し行くとアカの井があった。不動明王の銅像がたっていて、その左に小さな井戸があった。水が湧いているようだが、これを汲んで飲む気にはならなかった。
樹林の間の道が続く。途中に石碑群がたっていて、ここから5分ほど歩くと、右に分かれる道があって、そこには木の鳥居がたっている。これが金峯神社の入口であった。
樹林の間の道を緩やかに上って、神社前の広場に着く。ここには休憩舎があったので、ここで少し長目の休憩を取ることにした。1245分になっていた。ずいぶん遅くなってしまった。目の前には神社参拝のための御手洗があって、水が豊富に流れている。ここで、ゆっくりと休んでいるうちに、ここに泊まってしまおうかというフラチな考えも湧いてきた。
落ち着いたところで、ここから少し下ったところにあるという「隠し塔」を見に行くことにした。石段を下った先に、樹林に囲まれて御堂がたっていた。この御堂は大峰修行場の一つで、この御堂の中に籠もって、

吉野なる深山の奥の隠れ塔
本来空のすみかなりけり


と唱えながら道内を巡るのだという。
源義経がこの地に逃れたときに、この御堂に隠れたとう伝説もある。
さて、ここでのんびりしているわけにもいかないので、いよいよ大峰全山縦走を始めようと思う。


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