北海道の旅 2011年 

小樽は「運河と坂の町」といわれていたのが、今はオルゴールとガラスの町になってしまった。チャラチャラした観光客で満ち溢れている。
今回の小樽散策では、小樽市街に散らばる「歴史的建造物」を徹底的に観てまわることにした。
小樽市が指定した歴史的建造物は私が訪れたときは71で(2016年現在では84になった)、このすべてを観ようとしたのだが、見逃したのも少なくなかった。でも、この古い建物を訪ねる散策はすごく楽しかった。


 臨港線の建物
旧大家倉庫


運河プラザの中庭

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2011年7月26日

山ノ手の次は小樽市街を散策する。今回の重点は「小樽市指定歴史的建造物」を徹底してたずねることである。

車は色内埠頭公園に停めた。すごく時間をかけるつもりなので、有料駐車場だとかなりの金額になりそうで、無料のところを探したにのだ。
旭橋を渡って、右折。運河にかかる竜宮橋を渡ると正面に小樽市指定歴史的建造物第
1号の「旧大家倉庫」があった。運河に沿って続く道道臨港線を横断して、この倉庫の前に着く。ここから臨港線の歩道を歩き、「小樽運河工藝館」を過ぎると第13号「旧小樽倉庫」がある。今は小樽市総合博物館運河館などに使われている。
運河プラザの観光案内所に寄って、歴史的建造物の地図がないかと訊いたらすごくいい地図がもらえた。





 中央通りを小樽駅へ
旧安田銀行小樽支店


手宮線跡地


運河プラザの前の交叉点を右折して、小樽駅に向かう中央通りを行く。すぐに第
19号「旧安田銀行小樽支店」があった。
駅に向かって歩いて行くと、突然、線路の跡があった。これは旧手宮線の跡地であった。手宮線は北海道最初の鉄道で、手宮から札幌までを結んでいたのだ。廃線の跡地が市街のど真ん中にそのまま残されていることに驚いてしまうのだが、手宮鉄道施設は国の重要文化財に指定されている。
さらに駅に向かって歩いて行くと、左にアーケード商店街「小樽都通り」があって、すぐに駅前の広場に着いた。駅舎の中に入ると、改札の上には無数のランプが下がっていた。





 銀行通り


小樽駅からは浅草通りを下った。通りにはいかにも老舗といったお店や煉瓦造りの建物などが並んでいて、歩いていて飽きることがない。
再び手宮線跡地があった。さっき中央通りで見たのだが、それがここまで続いているのだ。
手宮線を渡ると、通りの名前は日銀通りになって、日本銀行旧小樽支店があった。国の重要文化財で、今は金融資料館になているので中を見学した。

日銀から道を挟んだ真向かいには第30号「旧三井物産小樽支店」があった。
ここから交叉点を渡ったところには第
6号「旧北海道銀行本店」があり、さらに下って、色内大通との交叉点には第24号「旧第一銀行小樽支店」と第18号「旧三菱銀行小樽支店」があった。








 色内大通り
68 旧塚本商店


この交叉点で左折して色内大通を行くと第
16号「旧越中屋ホテル」があって、さらに進んだところに第10号「小樽商工会議所」があった。ここから少し行くと後藤商店という古いお店があった。説明板を見たら、これが第68号「旧塚本商店」であった。このすぐ先で、さっき小樽駅に向かって歩いた中央通りに出る。この角には第25号「旧第四十七銀行小樽支店」があった。
色内大通りを引き返して、日銀通りに戻った。この道を少し下ると第
31号「旧北海道拓殖銀行小樽支店」があった。今はホテルになっていた。


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