BACK 女神山
2010年10月2日
女神山から早く降りて来れたら今日は秋田駒ヶ岳にも登ろうと思っていたのだが、時間的に余裕がなくなってしまった。秋田駒はあきらめて、姫神山に登ることにする。
今日は土曜日なので高速1000円が使える。高速道路で姫神山に向かった。秋田自動車道から北上JCNで東北自動車道に入り、快適に走って行くと岩手山をきれいに見ることができた。
啄木の故郷、渋民村を通過して姫神山の登山口の一本杉駐車場に着いたのは12時15分である。駐車場は第一と第二があって、最初第一に車を停めたのだが、(ここにも登山口と書かれた標識があるのだ)身仕度をしながらガイドブックを読んだら登山口は第二ということがわかった。少し車を走らせると車がたくさん停まる第二駐車場があった。
トイレの横から歩き始める。スキー場のゲレンデのような草原の斜面を緩やかに登って行く。振り返ると岩手山が大きく聳えている。
草原の斜面には木のベンチがいくつか置かれていて、このすぐ上で樹林の中に入る。すぐに林道を横切ると、そこには登山道入口という標識がたっていた。
杉の大木の林を行くと「精英樹展示木」という説明板がたっていた。精英って「精鋭」のことか?
杉林の中を緩やかに登って行くと、一本杉という標識がたっている。登山道から右に入ると大きな杉の木がたっていて、そのすぐ先で清水が湧き出している。これが「一本杉清水」である。でも、「この水は飲んではいけません」という標識があった。15年前に登ったときは昔は飲めたはずなのだが…。
登山道に戻って5分ほど行くと杉林は終わって、緑の自然林になった。傾斜がきつくなったと思ったら「ざんげ坂」に着いた。山頂まであと1500mと書かれている。そんなに遠くはないのだ。
急な階段の上りになって、これを登り切って尾根の上に着くと、登山者が休憩している。ここが五合目で、山頂まで1360mと書かれていた。ざんげ坂から140mしか歩いていないのだ。
尾根を右に行く。傾斜はあまり緩やかにならなくて、それなりの登りが続く。尾根を行くのだが道はけっこう広くて、木の根が張り出して階段のようになっている。五合目から10分ほど登ると六合目であった。少し行くと階段の急な登りになる。幅の広い階段で、かなり急である。段と段の間はコンクリートで固められていて、石段のようでもある。
尾根の右を斜めに登るようになって、木の梯子で巨岩を越えるとすぐに八合目であった。道の右には大きな岩が重なっている。ここで休憩した。この八合目から山頂までは720mと書かれていた。
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