私の東北の山百選
めがみやま

標高 955m
登山口→15分→女神山登り口→45分→県境コース分岐→20分→女神山山頂→15分→県境コース分岐→35分→ブナ見平→25分→女神霊泉→5分→降る滝→女神霊泉→5分→女神山登り口→15分→登山口

この山のすばらしさは美しいブナの原生林と、たくさんの滝を巡る散策路である。私は滝が大好きなので、すっかりうれしくなってしまった。
ブナ見平付近から仰ぐ女神山


道の駅錦秋湖


林道終点、白糸の滝遊歩道入口


沢を渡る


白糸の滝降り口


美しいブナ林を行く


山頂への道が分岐する


女神山山頂

BACK 牛形山

2010102

道の駅錦秋湖に泊ったのだが、けっこうさみしいところであった。
今日は天気予報では快晴のはずなのだが、深い霧の中でどんよりとしている。でも、天気予報を信じて女神山の登山口に車を発進…させようとしたら、車のキーがない。車内を一生懸命探したがみつからなくて、道の駅のトイレまで探しにいったがない。もう一度、懐中電灯で車を探したら、シートとボックスの間に挟まっていた。こんなことがあっために、出発が遅くなってしまった。
車を走らせて行くと、突然霧の中から抜出して、青空が広がった。天気予報は正しかった。
女神山の登山口は白糸の滝の入口にあるのだが、標識に従って右の道に入ったら、すぐにガタガタの道になってしまった。この林道終点が広場になっていて、駐車スペースもある。ここが登山口なのだ
身仕度を終えて歩き始めたのは645分である。
左側に沢の流れの音を聞きながら樹林の中を歩いて行くと、すぐに道は階段の下りになった。これをどんどん下って行くと沢の流れがあって(支流である)、これを橋で渡る。この橋は工事現場の足場で使われる鉄パイプ製なのだが、パイプが細いので歩いて行くとずんぶんしなるのだ。私の体重で折れてしまうのではないかと心配してしまった。この工事現場の足場の橋はこれから頻繁に現われるのだ。
支流を渡って5分ほど行くと、白糸の滝の入口に着いた。私は滝が大好きなので寄って行きたいのだが、お楽しみは最後にとっておくことにして、まず山頂を目指す。滝入口から少し行くと、丸太のベンチが置かれていて、そこから白糸の滝が見えた。樹林に一部隠れているのだが、いい滝のようだ。
ここから少し行くと姫滝の標識があって、再び小沢を橋で渡る。この沢から少し上ると女神山の登り口があった。直進すると女神霊泉に行くのだが、これは帰りに歩いてくる予定である。
上り口はすごく急な道なのだが、それはほんの少しですぐに緩やかになった。すばらしいブナの林が広がっていて、この美しいブナ林を登って行く。道はけっこう広くてしっかりしている。急登というわけではないのだが、それなりの傾斜の登りが続く。
20分ほど登ると尾根の上に出て、展望が広がった。下は一面の雲海であった。日が当たって緑が輝くブナ林を緩やかに登って行く。20分ほどで、左に細い道が分かれるところに着いた。ここから山頂を往復するのだろうか。ブナの木の下に標識が置かれているのだが、文字がまったく消えてしまっている。とりあえず、分岐の道は無視して真っ直ぐに登って行く。5分ほど登ると再び分岐があった。これが本当の分岐点で、地図で確認すると、さっきのは水場への道だったようである。
分岐から10分ほど登ると、背の高い笹藪の間を登るようになった。笹には露がついていてズボンをずいぶん濡らしてしまった。
傾斜がきつくなる。これをがんばって登って、傾斜が緩まったところで道が二つに分かれている。右に明るい広場が見えた。これが女神山山頂で、8時少し前であった。
山頂には山名が書かれた角柱が立っていて、その下の草むらの中に三角点があった。二等三角点であった。南側が開けていて、雲海が見える。
ザックを置いて一休み。休憩しながらガイドブックを読むと、さっき見た踏み跡を少し行くと北側の展望が得られるらしい。行って見ることにした。濡れた笹藪をかき分けて行くと、すぐに展望が広がった。平野の向うに岩手山が見えた。そして北側にはすごくりっぱな山が間近に見える。これが真昼岳であった。私はこの山にも登っているのだが、雲の中の登山で何も見ることができなかったことを思い出した。
山頂広場に戻ったが、今日はもう一つ登るつもりなので、あまりのんびりとはできない。



 降る滝経由で下山
ブナの尾根を行く


ここで尾根から左に下る


ブナ見平


降る滝に着いた


白糸の滝


笹藪の中を下って分岐に戻る。ここにも標識があるのだが、文字がまったく読めない。まあ、間違いないだろうと思って、歩いて行く。

美しいブナ林の尾根が続く。何度も立ち止まって写真を撮ってしまった。
20分ほど行くと、尾根から離れて右に下る。ここにも標識が置かれているのだが、やっぱり文字は読めなかった。
ブナ林の中を15分ほど行くと、ちょっとした台地があって、そこに「ブナ見平」の標識があった。わざわざここをブナ見平にしなくても、今日の登山ではずうっとブナ林を歩いてきたのだが…。
ここでブナ林が終わって、普通の樹林の中をどんどん下って行く。その途中で女神山を少しだけ見ることができた。ブナ見平から15分ほど下ると、沢の流れの音が聞こえてきて、向かいの山の斜面に二筋の滝が見えた。沢の流れに着くと、そこに「降る滝」の標識があった。この直前に女神霊泉があるはずなのに見逃してしまったようだ。
標識に従って降る滝を目指す。ここから沢の流れを遡るのだ。あの工事現場の足場で沢の流れを渡って行く。すぐに登山道から見えた二筋の滝の直下に着くと、「岩清水」という標識がたっていた。滝なのに清水というのは変わった名前のつけかたをする。ここから沢を何度も渡り返して遡って行くと、5分ほどで大きな滝が見えてきた。落差の大きなすばらしい滝である。一直線に流れ落ちているのだが、よく見ると、途中、岩壁にぶつかって微妙な段差があるのだ。すごくいい滝だと思う。
来た道を引き返して、滝の入口から少し行くと、岩清水によく似た一筋の滝があった。これが通り過ぎたと思った「女神霊泉」であった。もしかしたら、上で水が湧き出していて、それが滝になって流れ落ちているのかもしれない。
流れを左岸に渡ってから一段上って、右に谷を見ながら少し行くと「翁滝」の標識がたっていた。谷を見下ろすと滝の一部が見えた。
このすぐ先が女神山への登り口であった。朝の分岐に戻ったのだ。沢を渡ったところに姫滝の分岐があったので、この滝も見ようと行ってみたが、遠いようなのですぐに引き返してしまった。(ナンジャクモノです)
白糸の滝の入口から急な階段を下って行く。途中、崩落したすごいところもあったが、谷底に着いて、そこから何度か流れを渡り返して遡ると滝が見えてきた。丸みをおびた巨岩から流れ落ちる滝で、それが幾筋もの細い糸のようである。なるほど白糸の滝なのだ。
あとは来た道を引き返して、登山口の駐車場に戻ったのは103分であった。朝は私の車1台だけだったのに、たくさんの車が停まっていた。今日は土曜日なのだ。


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