2010年春 関東登山 
みすじやま

標高 922m
山菜狩管理事務所→10分→中山1号湿原→5分→中山2号湿原→20分→車道分岐→35分→車道終点→15分→三筋山山頂→30分→桃野湿原分岐→5分→桃野湿原→40分→芝原湿原→15分→山菜管理事務所

三筋山は大草原の山で、パラグライダーの飛翔地でもあった。そして草原の中にはたくさんの湿原が点在していて、花の百名山に選定されているのだ。ただし、私が訪ねたとき、花を見ることはできなかった。
芝原湿原から仰ぐ三筋山

 登山口から車道終点へ
山菜管理事務所のそばに停車した


広大な草原


中山1号湿原


中山2号湿原に着く


車が4台停まっていた


車道の終点に着いた

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2010年5月15日

今日はもう一つ山に登る。田中澄江の花の百名山の一つ、三筋山である。ただ、困ったことにこの山のガイドブックがない。ネットで手にいれた概略図を印刷して持ってきているのだが、不安である。カーナビでここだろうと思うところを設定して、あとはカーナビ任せで走って行く。稲取付近から山の方へ入って行き、ゴルフ場のすぐそばをかすめて山菜管理事務所の前に着いた。路肩に車がたくさん停まっている。山菜管理事務所といっても、駐車場の受付のような建物があるだけで、人もいなかった。この前に三筋山の案内板があって、地図もある。これで登山のルートを決めて、地図を書き写した。

この地図によると山頂直下まで車道が通じているようなのだが、登山なのだからここから歩くことにした。
樹林の間の舗装道を歩いて行くと、すぐに林から抜け出して、目の
前には広大な草原が広がった。草原の向こうに聳えるのが三筋山である。
草原の小高くなったところには吹き流しがたっていて、パラグライダーの練習場になっているのだ。八角形のレンガ造りのトイレがあって、この少し先に傘型の東屋あった。ここには中山1号湿原という標識があった。花の百名山に選ばれたのは一帯に散らばる湿原のためなのだ。でも、ここから湿原に降りてみたが、これが湿原かよと思うほどの規小さいものであった。肝心の花もまったく咲いていなかった。
ここから少し行くと今度は2号湿原があった。ここにも傘型の東屋があって、柵の中が湿原になっている。中に小さな流れがあるようなのだが、これもたいした湿原ではない。もちろん花なんて一つも咲いていない。季節がまだ早いからだろうか。
がっかりしてさらに歩いて行くと、道は暗い林の中に入って、傾斜もきつくなった。
林から抜け出すと、分岐があった。私は案内板の地図にあった大昭和製紙看板を目印にして、そこから三筋山山頂を目指そうとしているのだが、この分岐には看板はない。
ここではないのかと、直進して緩やかな坂を上ると、八角のトイレと駐車場があった。ここを右に下ると桃野湿原だと思うのだが、どうもよくわからない。ここから左に入って行く道があったので行ってみたが行き止まりであった。引き返してさらに坂道を上ると、車が4台ほど停まっていて、パラグライダーをする人が休憩していた。左に舗装道が山に向かって伸びている。これを登って行くことにした。道は急斜面にジグザグに続いている。舗装道なのに急登が続く。振り返ると広大な草原が広がっていた。三筋山ってけっこう素晴らしいではないかと思ってしまうのだ。
蛇行を繰り返して登って行くと、ようやく車道の終点に着いた。ここには車が数台停まっていて、これはすべてパラグライダーをする人なのだ。ここに立つ案内板をみたら、私が予定した登山路ではない道を登ってきたことがわかった。でも、これで道がわかったので、帰りは予定した道を下ろうと思う。



 三筋山山頂から湿原経由で下山
こんな階段道を登る


三筋山山頂


大きなカーブを繰り返し下る


桃野湿原


芝原湿原


登山口に戻った


ここからは丸太の階段を上って行くのだ。吹き流しのたつピークがあって、そこではパラグライダーの飛び立つ準備をしている人がいた。ここは山頂ではなくて、この横を過ぎてさらに階段道を登って行く。ようやく行く手に展望台がたつ山頂が見えてきた。駐車場から
15分ほどの登りであった。山頂は草地の広場で、ベンチも置かれている。空にはパラグライダーが飛んでいた。
展望台に登ると四方に展望図があって、海に浮かぶ島がよくわかる。遠くは霞んでよく見えないのだが、大きな伊豆大島だけはよくわかった。
パラグライダーや眼下に広がる広大な草原を眺めて、のんびり休憩した。あまり期待した山ではなかったのだが、この眺めだけで、登ってきたかいは十分あったというものである。
山頂から車道終点の駐車場に引き返す。登りでは気がつかなかったが、すごく急な下りであった。ジグザグに階段を下って、駐車場から別の道を下る。これも舗装された道である。案内板の地図では土の道だと思っていたのだが。
大きなカーブを繰り返して下って行き、東屋の横を過ぎると、分岐があった。これを直進すると桃野湿原入り口に行けるようなのだが、左の道を歩いて車に戻ろうと思う。少し歩いてから、やっぱり桃野湿原を見て行くことにした。この三筋山では一番大きな湿原なので見逃してはいけない。

舗装道を歩いて行くと、木がたつ分岐に出て、ここから少し急な坂を上ると、桃野湿原入り口に着く。
ここから湿原に向かって下って行くと、たくさんのハイカーが見えた。団体で湿原散策をしているらしい。
桃野湿原もあまり大きな規模ではないのだが、柵の中に池塘が二つあった。この周りにはさっき見えていた団体が休憩していた。柵に沿って池塘を一周したが、池に映る三筋山の眺めはすてきであった。駐車場に引き返して、歩いてきた道を第二湿原まで戻って、ここから北側にある林道に向かった。登山口まで同じ道を引き返すのはつまらないではないか。
湿原の柵に沿って歩いていったのだが、この道は林道に通じていなかった、仕方がないので、湿原の端から草地を強引に歩いて、なんとか舗装道に出た。あとは林道をのんびり歩いて行く。この途中にも湿原があるはずだ。振り返ると三筋山の眺めがすばらしい。
右に傘型の東屋が見えてきて、芝原湿原という石標がたっていた。
ここから
15分ほど舗装道を歩くと、左にカーブして行って、樹林の中に入って行く。すぐに広い車道に出て、これを右に行くと山菜管理事務所であった。到着は1435分であった。

あとは車を走らせて下田に向かった。この途中が眠くてしかたがなかった。昨夜は1時間しか仮眠していないのだから眠いはずである。ようやく着いた下田の道の駅は車がいっぱいであった。あとでわかったのだが、この時、下田は黒船祭りの真っ最中だったのだ。車の中でラーメンを作って食べたら、あとは眠ってしまった。


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