関東百名山
くもとりやま

標高 2017m
林道駐車場→1:20→登山道入口→35分→三条の湯→1:00→尾根→50分→水場→50分→三条ダルミ→40分→雲取山山頂

私が雲取山に登ったのはもう30年も前のことで、機会があったらもう一度登りたいと思っていたのだ。そのときは三峰神社かた縦走したので、今回は三条の湯から山頂をめざし、さらに飛龍山に縦走することにした。
雲取山山頂

 登山口から三條の湯へ 1984年冬の雲取山登山


通行止めになっていた


林道を余分に歩くことになった


塩沢橋に着いた


林道終点


林道終点からすぐに立派な橋を渡る


山女魚橋を渡ると三條の湯はすぐ


三條の湯に着いた

BACK 伊豆ヶ岳

20091021

芦ヶ久保の道の駅から車を走らせて行く。明日は雲取山に登るつもりなのだが、三條の湯から登るつもりである。奥多摩に向かって走って行くと、どんどん人家が少なくなる。この先に道の駅はないので、適当な駐車場を見つけなければいけない。
奥多摩湖の湖畔に駐車場があったので、ここに停めようと思ったら、なぜか若者がたくさんいる。地べたに寝ころんでいるカップルもいる。いったい何ナノだと思ったら、今ちょうど、オリオン座流星群が見れるのだ。そのために若者が集まっているのだ。
私は車が少ない駐車場を見つけて、ここに泊まった。


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車を走らせて、三條の湯へ向かう林道に入る。林道終点まで行くと、三條の湯までは30分歩くだけだ。そこから稜線の三條ダルまでは2時間半、雲取山山頂までは40分、今日は3時間40分の行程で、休憩を入れても昼には着けるのではないかと思っている。
ところが、国道から林道に入って少し行くと、車がけっこう路上駐車している。不思議に思ったら、すぐその先は通行止めであった。落石の危険があるため当分通行止めなのだそうだ。カーナビでは、林道終点までまだ6kmも残っている。1時間半、行程が増えてしまった。
少し行くと橋を渡って、渓谷を左に見るようになる。すばらしくきいれいな流れで、いくつもの小さな滝をつくって流れている。
歩き始めて40分ほどで、塩沢橋を渡る。ここで林道が分岐していたが、その道は通行止めであった。
黙々と林道を歩いて行く。歩きながら道端に距離を示したプレートがたっているのに気がついた。これはどうも、通行止め箇所からの距離であるらしい。それなら、6kmになったら、林道終点のはずである。0.5kmごとに立っているようだ。
これを目安に歩いて行った。ようやく6km地点に着くと、すぐ先に車が2台停まっているのが見える。でも、ここが終点ではなくて、さらに5分ほど歩いてようやく林道終点であった。三條の湯の車が停まっていた。
ここまで歩いて来たが、通行止めにしなければいけないような危ないところはなかった。この通行止めの基準ってどういうふうに決めているのだろう。自分は歩いてきたのに、ここに車があったりすると、けっこう腹立たしいのだ。

林道終点から細い急な道を下ると、すぐにりっぱな橋を渡る。あとは谷の斜面をトラバースして行くだけである。
道は本当にしっかりしていて、危ないところはまったくない。谷側はしっかりとコンクリートで固めてあったり、柵が設けられていたりするのだ。これは三條の湯がお客様のために整備しているのだろうと思う。

紅葉がすばらしくきれいで、これを眺めながらのんびり歩いて行く。道がジグザグに登るようになって、その先に山女魚橋があった。ここで山の斜面を見上げたら、三條の湯の建物が見えた。
三條の湯の手前には飛竜山への登り口があった。帰りはここに下ってくるのだ。
建物の前の道を行くと、ベンチがあったので少し休憩した。でも、せっかくの温泉小屋なのだが、普通でも30分も山道を歩かなければいけないのに、さらに6kmも林道を歩くようになったらお客さんって来るのかと心配してしまった。



 三條ダルミへ
三條の湯の登山口


尾根の上に出た


紅葉の中を行く


水場があった


三條ダルミに着いた


三條ノ湯の奥が雲取山への登り口である。右に谷を見ながら歩いて行く。…と思ったら、道は谷に向かって下って行って、この流れを橋で渡るのであった。谷から緩やかに登って、再び谷を右に見ながら歩いて行くのだ。稜線までは標高差で
750mほど登らなければいけないのだが、ほとんど急な登りがない。ひたすら、山襞に沿って、ほとんど平坦な道を行くのである。
でも、歩いて行くにつれて、木々が紅葉で美しくなった。
三條の湯から1時間ほど歩くと、樹林から抜け出して、尾根の上に出た。ここで初めて展望が広がった。左にはいくつものピークを連ねた稜線が見える。これが飛竜山の稜線である。明日はあの道を歩くのだ。
展望の尾根からふたたび樹林の中に入る。紅葉の林が続いて、すごく気持ちがいい道である。15分ほど行くと道に岩が多くなってきた。これは石灰岩ではないかと思った。紅葉とこの白い岩がけっこうマッチしてきれいである。この岩場をトラバースする道が続く。紅葉がすばらしくきれいである。
歩き始めて1時間45分、そろそろ水場があってもいいはずである。ザックには2リットルポリタンに入っているのだが、山頂に水場はないために、明日の行動中の水も考えると足りない。それに、今夜の炊事にも水は使うのだ。ここで水を補給できなかったら、苦しいことになりそうだ。水場を通り過ぎてしまったのかと心配になったころ、谷を横切って、そこに水が流れているのを見つけた。よかった。
折りたたみの水筒に2リットル詰めた。
水も補給できたので、もう安心である。
水場から10分ほど行くと、桟道が続くようになった。展望が開けて、行く手に雲取山と思われるピークが見えてくる。でも、その手前には岩峰が見えた。雲取山って岩の山だったっけと思った。
紅葉の林を行くと、いつのまにかそれはカラマツ林になっていた。カラマツは黄色く紅葉していて、すごくきれいなのだ。
カラマツや紅葉の樹林を眺めながら行くと、突然樹林から抜け出した。そこが三條ダルミであった。1240分になっていた。
ここで大休止をとった。ここから
40分ほど登ったら雲取山山頂なのだ。空は真っ青に晴れていて、その青空に伸びるカラマツがすごくきれいだ。天気がいいと本当にうれしくなってしまう。



 雲取山山頂へ
雲取山荘への捲き道が分岐する


笹原を登る


山頂直下の登り


標識が立っているが山頂ではない


雲取山山頂


この三條ダルミから雲取山山頂までは標高差で250mほど登らなければいけない。ここまでは急な登りというのはなかったのだが、ここからは違う。すごい急登が待っているのだ。
山頂目指して歩き始めると、すぐ左に雲取山荘への捲き道があった。
山腹は笹原に覆われていて、その中に紅葉の樹林がたっている。緑の絨毯のような笹原が紅葉とマッチしてすごくきれいなのだ。…などと悠長に歩いていたら、すさまじく急な登りが始まった。

もうすぐ山頂だと自分に言い聞かせ永必死で登ってようやくピークに着いた…と思ったら、そこはたんなる途中の平坦地で、その向こうには大きく山は立ちふさがっている。高度計で確認すると、ここまでは標高差で100m登っただけであった。あと150mを登らなければいけない。
笹原と紅葉樹の中を登って行くと針葉樹林に入って、岩がガラガラする道になった。行く手に露岩が見えてきて、これを越えると樹林から抜け出して、雲取山と書かれた木柱がたっていた。その向こうにたくさんの矢印を出した指導標がたっている。山梨百名山の標柱であった。やっと雲取山山頂だ。…と思ったらここは山頂ではないのだ。
砂礫の道を登ると、目の前に山小屋があった。これが今日の泊まりの避難小屋である。すごくきれいな小屋であった。この小屋の向こうが雲取山山頂なのだ。1325分になっていた。
まず小屋にザックを置いて、それから山頂にむかった。
山頂には6人が休んでいたが、私が山頂に着いたら、出発していった。
山頂にあるのは一等三角点。でも、その隣に台形の石標がある。これは今のような三角点の以前に置かれた「原三角点」なのだ。観測史上、かなり重要なものだそうだ。私は山頂に立ったら、三角点の写真を必ず撮っているのだが、「原三角点」というものががあるとは知らなかった。よろこんでカメラに納めた。
山頂には方位盤があって、四方に見える山々の名前がわかる。でも、遠くの山は霞んで見えない。ただ、ここから東に連なる稜線の向こうに聳える山が飛竜山であることはわかる。明日はあそこまで行くのだ。
小屋に戻って、食事の支度をした。小屋の前のベンチに座って、ラーメンを食べながら眺めていると、目の前の尾根を登山者が登ってくる。この尾根は七つ石山に連なる尾根で、昔私はこの尾根を下ったのだ。
小屋に着いたときは私一人だったのだが、最終的に今夜の泊まりは7人になった。賑やかになるはずなのだが、みんな単独行のため、会話がなくて静かなものである。
驚いたのは、自転車でここまで登ってきた若者がいたことである。奥多摩から七つ石山に続く尾根はサイクル登山のけっこう有名なコースらしいのだが。
他にたくさん人がいると、けっこう気をつかってしまう。なんか窮屈な感じの小屋泊まりであった。



 朝の雲取山頂
富士山がきれいに見える


尾根を雲が越えてゆく

20091023

夜が明けて、外に出て見ると、目の前に富士山が聳えていた。すばらしくきれいである。
七つ石山へ続く尾根を雲が越えようとしている。感動的な眺めである。

小屋に泊まった人たちもどんどん出発して行く。私は朝職をとらないで、スープを飲むだけなので簡単である。



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