群馬県30 寝釈迦のみち
けさまるやま

標高 1878m
折場登山口→1:00→賽の河原→50分→小丸山→1:20→袈裟丸山山頂→1:00→小丸山→40分→賽の河原→50分→折場登山口

この山には関東ふれあいの道を歩いたときに登ったことがあるのだが、もう一度登ることにした。天気が心配だったが、展望台や小丸山からはちゃんと袈裟丸連峰を眺めることができた。でも、背丈ほどの笹藪こぎで全身ずぶ濡れになってしまった。
展望台から見る袈裟丸山

 登山口から賽の河原へ

美術館の道の駅


折場登山口


一般コース、健脚コースの分岐


木の根が張る出す尾根


展望の笹尾根を登る


展望台に着いた


賽の河原

BACK 日光白根山

2010810

美術館のある道の駅に泊ったのだが、ここは駐車場とトイレがすごく離れていて、どうしようもなく不便であった。トイレのすぐ傍はバス専用になっているので、美術館が閉館するのを待って、車をバスの駐車帯に移動させた。
今日の天気も曇りで、午後からは雨になるらしい。でも、夜が明けるとけっこう天気はいいのだ。今日登るつもりの袈裟丸山は所要時間が5時間40分なので、天気が悪くなる前に帰って来ようと思う。
袈裟丸山は、栃木に住んでいたときに一度登っている。その時のデジカメの写真もあるのだが、登山記録がないのだ。写真を見ながら、記録を書こうと思ったのだが、どうがんばっても臨場感がない。めんどうになって、もう一度登ることにしたのだ。以前は関東ふれあいの道を歩くということで、塔ノ沢登山口から登ったのだが、同じコースを歩いてもしょうがないので、今回は折場登山口から登ることにした。
カーナビは昨日のうちにセットしておいたので、すぐに車を発進。ところが、走っても走っても登山口に着かない。違う場所をセットしていたのだ。あわてて引き返したが、15kmも無駄に走ってしまった。
沢入の集落から西山林道に入る。走って行くと関東ふれあいの道の指導標があって、塔ノ沢登山口への道が分岐するが、私は左の道を走って行く。
登山口まではすごく遠かった。もう通り過ぎてしまったのではないかと心配になるころに、ようやく登山口に着いた。そこには東屋があって、トイレもあった。登山口には関東ふれあいの道の案内板も立っている。
身仕度を終えて、出発したのは
625分であった。本当は5時半にスタートしようと思っていたのだが、カーナビ設定を間違えたためにこんなに遅くなってしまった。
登山口にたつ指導標には、賽の河原まで1.7kmと書かれている。1時間で着けるはずである。
急な丸太の階段を上って行き、踊り場のような平坦地に着くと、そこには西回りコースと北回りコースの分岐があった。北回りコースは健脚コースと書かれていて、見るとすごく急な階段道である。登りはこの健脚コースを行くことにした。樹林のなかを急登して、平坦な尾根に着くと、そこでさっき分かれた西回りコースが合流してきた。
ブナ林の尾根を登って行く。木の根が網のように張り出す急な尾根が続く。傾斜が緩まって、笹に覆われた尾根を登って行くと、樹林から抜出してすばらしい展望の尾根道になった。右は樹林なのだが、左側は開けていて、下には深い渓谷が見える。谷を挟んだ向うにはゆったりとした緑の山が聳えている。(あとでわかったのだが、この山の後ろに袈裟丸山があるのだ。今見ているのは袈裟丸山から皇海山に続く県境尾根の南端なのだ)
笹原の急斜面を見ながら尾根を登って行く。尾根からは沢がいくつもの滝をつくって流れ落ちるのが見える。真っ青な空が広がっていて、すばらしい眺めである。
やがて登山道は林の中に入って、山の斜面を右に捲くようにして登って行く。笹原の尾根にブナの林が続いていて、平坦地に着くと、そこには賽の河原まで500mという指導標があった。もうすぐである。
傾斜がほとんどなくなると樹林から抜け出して、行く手には袈裟丸山の山並みが見えてきた。すばらしい眺めに感動しながら行くと、展望台の立つ広場に着いた。ここは関東ふれあいの道の休憩場所でもあるのだ。せっかくなので、展望台に上がってみたが、さっきの尾根からの眺めのほうがよかったと思った。
展望台から少し行くと「賽の河原」に着いた。ここには大きな岩がたくさんあって、その上に小石がいくつも積み上げられいるのだ。ここで、塔ノ沢コース(関東ふれあいの道)が合流する。




 小丸山〜袈裟丸山山頂
落葉松林を行く


ケルンのピークを越える


小丸山山頂


避難小屋


山頂手前のピークは捲いてしまう


笹をかき分けて登る


山頂への急登


袈裟丸山山頂


賽の河原からはすぐに樹林に入ったが、その向うにも賽の河原のような石積みがあった。
鬱蒼とした雑木林を歩いて行くと、落葉松林になって、その先で傾斜が増す。笹原の尾根が続く。ピークに着いて平坦な道を行くと、左に雨量計があった。そこから緩やかに下って少しだけ登り返すと、ケルンが積まれたピークに着く。ここで尾根は少し左に曲がって、笹原の中に続く道を下って行く。樹林がまばらになると、きれいな笹原が広がっていた。
広い笹の斜面を登って行くと、賽の河原と同じような石積みが散らばるピークに着いた。行く手には小丸山が見える。
すぐに樹林のなかに入って、けっこう急な道を登って行く。傾斜が増すと、笹の斜面に大きな岩が点在するようになった。この大きな岩の右を登ると緩やかな登りになって、
5分ほどで小丸山山頂に着いた。指導標にはここから袈裟丸山まで1.8kmと書いてあった。
ガイドブックでは、ここからは袈裟丸山や皇海山の眺めがすばらしいというのだが、雲がわき上がってきていて、山並みの一部しか見ることはできなかった。ここで気がついてしまったのだが、袈裟丸山山頂へは、ここから一旦、大きく下らなければいけないのだった。
急な下りかと思ったら、そんなにきつくはなくて、すぐに鞍部に着いた。鞍部に着くには早い思ったのだが、ここからもう一度緩やかに登って、それから本当の鞍部に向かって下るのだ。
尾根を覆う笹原は、そんなに丈が高くなかったのだが、下って行くにつれて背丈が高いものになった。
平坦な広い尾根に着くと、そこには黄色の蒲鉾形の避難小屋があった。高さがなくて、かがんで入らなければいない。中を見たら、狭くてあまり快適とはいえそうもない。この小屋の奥の方を下るとちゃんと水場もあるらしい。
樺の林を登って行く。登りになると笹藪は背丈ほどの高さになった。道に覆い被さっているので、かき分けながら登って行くのだ。困ったことに、笹には朝露がまだ残っていて、登って行くにつれて、全身ずぶ濡れになってしまった。靴の中もグジョグジョである。
笹をかき分けて登って行くと、ピークの左を捲いて、それから緩やかな下りになった。緩やかに下って行くと、鳥獣保護区の赤い標識があった。でも、そこにはニホンジカ以外となっていた。ニホンジカは捕獲してもいいらしい。
笹藪に隠れた道は、所々、すごい泥濘になっていた。注意しながら歩かないと泥に足をつっこんでしまう。

深い笹藪の登りが続く。袈裟丸山の山腹が迫ってくると、そこには二つの崩落地が見えた。登山道はこの間を登って行くのだ。
深い樹林のなかに入ると急な登りで、背丈ほどの笹藪をかき分けながら急登する。ロープが下がる急な道もあって、険しい登り続く。虎縞ロープにすがって岩場を越えると、傾斜がようやく緩まった。笹原の広い尾根を緩やかに登って行くと、10分ほどで山頂に着いた。9時半であった。
山頂は雲の中で、展望はまったくなかった。
たどり着いた山頂は正式には前袈裟丸山で、ここから一旦鞍部に下って登り返すと後袈裟丸山なのだ。私は時間があって、晴れていたら後袈裟丸山を往復したいと思っていたのだが、深い霧の中では行ってもおもしろくない。それに後袈裟丸山への降り口には、「(鞍部の)八反張は風化が激しくて危険ですので、通行を禁止します」という標識がたっていた。あきらめるしかない。
山頂には三角点があったが、これは一等三角点であった。けっこううれしくなった。

山頂で休憩していたが、雲の中で何も見えないので、早々に下山することにした。
避難小屋のある鞍部に戻ったのは1017分、小丸山は10時半、そして賽の河原には11時に戻った。
朝は展望の笹尾根であったが、帰りは雲の中でほとんどまっ白であった。
走るように下って、登山口に戻ったのは1135分である。登山口にあった水場で、泥だらけになったズボンと水浸しの靴下を洗った。


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