BACK 袈裟丸山
2010年8月11日
昨夜泊った道の駅は、すごい山の中で、駐車場のつくりも変わっていて、あまり快適ではなかった。今日の天気は雨なので、登山はあきらめてマクドに出かけた。
6時頃から、ネットやパソコンの入力をしていたのだが、10時頃になったら青空が少し見えて、ちっとも雨が降る気配がない。これなら登山ができるのではないかと、出発することにした。
今日登ろうとしているのは赤城山である。3時間ちょっとで登れるので、途中で雨になってもなんとかなるだろう。
赤城山への道はヘアピンカーブの連続である。ようやく山頂部の平坦地に着く。赤城山はかっては大きな火山で、火口が今は大沼になっているのだ。この大沼を外輪山が囲んでいて、その外輪山の中の最高峰が今日登ろうとしている黒檜山なのだ。
峠を越えて緩やかに下って行くと、山頂にアンテナ塔がたつ大きな山が見えてきた。これが地蔵岳で、山頂までリフトで上ることができる観光地なのだ。
車を走らせて、大沼の畔の大きな駐車場に着いたのは11時であった。私は駒ヶ岳から黒檜山に縦走するつもりなので、登山口と下山口は違ってしまって、この間1.5kmほど車道を歩かなければいけない。別にたいいした距離ではないのだが、せっかく自転車を持ってきているので、この間を自転車で走ることにした。黒檜山登山口まで車を走らせて、ここに自転車を置いて、駒ヶ岳登山口の駐車場に戻って、ここから歩き始めた。
駐車場からすぐの所に登山口がある。ここには「関東ふれあいの道」の大きな案内板がたっていた。(私はこの関東ふれあいの道も順次歩いているのだ。いずれ公開することになると思う)
樹林の中、笹原が広がっていて、その間に登山道は続いている。急な斜面をジグザグに登って行くのだが、さすがに関東ふれあいの道で、急なところはきちんと階段が設けられている。分厚い木の板でつくられた頑丈な階段である。
15分ほど登ったら石畳の道になって、そのすぐ先に突然、長い急な鉄の階段が現われた。これを登って、ようやく尾根…と思ったら、さらに急な岩だらけの登りが続く。けっこうきつい道を20分ほど登ると再び鉄の階段が現われた。この急な階段を越えたその先にも鉄階段があって、これを上ったらようやく尾根に着いた。
展望が開けるはずなのだが、深い霧の中であった。霧の尾根を7分ほど歩いたところに関東ふれあいの道の指導標が立っていて、駒ヶ岳まで200mと書かれていた。もうすぐである。
急な登りになって、笹に半分隠れた丸太の階段を上ってゆく。この急な尾根の右側には丸太の柵が設けられていて、「ガケありキケン」という標識があった。隙間から覗いたら、確かにすごい断崖であった。
急な丸太の階段を上って駒ヶ岳山頂に着いたのは12時少し前である。山頂には犬を連れた家族連れがいて、山名標識の前で、お湯を沸かしてカレーをつくっていた。(ジャマだ…)
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