関東百名山
いわびつやま

標高 802m
平沢登山口→30分→天狗の蹴上げ岩→20分→露岩ピーク→10分→岩櫃山山頂→10分→露岩ピーク→15分→天狗の蹴上げ岩→20分→岩櫃城本丸跡→15分→平沢登山口

岩櫃山は800mほどの低山なのだが、すさまじい岩峰の山なのだ。特に、山頂直下の鎖場では足が震えてしまうのだが、山頂からの展望はすばらしい。小林泰彦が日本百低山に選んだことが納得できる名峰である。
岩櫃山山頂

 天狗の蹴上げ岩へ
登山口の一本松駐車場


岩櫃城本丸跡との分岐


沢の中を登る


天狗の蹴上げ岩の分岐

BACK 嵩山

2009年10月10日

今日はもう一つ、登山するのだ。ここから
10kmほどのところにある岩櫃山である。この山も岩峰である。楽しみだ。
登山口に着いたのは1120分、車が3台停まっていた。
駐車場から登山道入口が見える。入口の横には休憩所もあって、登山口の入口には岩櫃城の説明板がたっている。岩櫃城は南北朝時代の山城なのだという、これは帰りに寄ろうと思う。
広い道を緩やかに登って行くと、すぐに尾根通りとの分岐があった。岩櫃山へは沢通りと尾根通りの二つの登山道が並行している。私は沢通りを登って、尾根通りを下ってくるつもりなのだ。
分岐からすぐに回廊のような狭い山間を行くようになった。これがもう沢なのかと思ったらそうではなかった。すぐに杉林になって、少し行くと「水曲輪」という標識がたっていた。岩櫃城というのは、中世の城なのにずいぶん大規模である。
ここから階段の少し急な道を上ると、「岩櫃城本丸跡」の分岐があった。本丸までは100mで山頂までは900mと書いてあった。900mならすぐではないかと思ってしまったが、それは甘かった。道が険しくなるのはここからなのだ。
道は緩やかに下って行って、沢に着く。大きな岩が累々とする沢筋で、この沢を登って行くのだ。岩屑が敷き詰められた険しい道で、登山道の両側は岩壁がそそり立っている。これはとんでもなく厳しい登山である。
傾斜はどんどんきつくなって、両側の絶壁も狭まってくる
と、小さな石標があった。五合目と書かれていた。
この五合目からも急な岩屑の道は続く。ようやく指導標が見えてきた。岩櫃城との分岐で、山頂までは700mと書かれていた。900mの分岐から20分も登ってきたのに、200mしか進んでいなかった…。
この分岐で右折するのだが、そこにはすさまじい岩塔が聳え立っている。すぐに小さな梯子があって、そこには「天狗の蹴上げ岩」と書かれている。梯子を上って天狗の蹴上げ岩の基部に着く。見上げるとすごい。



 岩櫃山山頂へ
八合目


露岩のピークから岩櫃山山頂が見える


露岩のピークと岩櫃山の鞍部



岩櫃山山頂


天狗の蹴上げ岩を左に回り込んで、岩壁の隙間を通り抜ける。その先にもちょっとした岩場があって、これを越えると大きな岩がゴロゴロする急な道になる。この急斜面を登り詰めて行くと尾根筋が見えてきた。でも、この尾根の上に登るのも鎖をたぐらなければいけなかった。
やっと尾根の上に着くと、八合目の標識があった。
尾根道は傾斜が緩まるかと思ったら、露岩の急登で、すぐに岩の上に「八合目」と刻まれた石標があるのを見つけた。

岩尾根の左側をトラバースして行く。それにしても山側は岩壁で、いかにもすごい山である。トラバースを終えて尾根筋に出ると、小さな広場がある。山火事注意の標識以外にはなにもない。でも、この先の岩場をひと登りすると、露岩のピークに着いて、行く手にはすさまじい岩山が見えた。これが岩櫃山山頂なのだ。山頂には鉄梯子とさらに2本の鎖が下がっているのが見える。あれに登るのかと思うと、顔がひきつってしまう。
山頂に向かっては、まずこの露岩のピークから鎖にすがって急降下しなければいけない。鎖場の下には梯子があって、これを慎重に下ると、ようやく尾根に降り着く。
その先も大変であった。岩壁をトラバースするのである。この道が細くて、ザックを岩にぶつけてしまいそうで、すごく怖かった。痩せた尾根を通過すると、赤岩通りとの分岐があった。ここからいよいよ山頂に向かって岩場を登るのだ。
まず鉄梯子を上って、それから鎖場になる。ウソだろうと叫びたくなるようなすさまじい絶壁を鎖にすがって登るのだ。2本の鎖にすがって、絶壁を登り終えると山頂であった。振り返ると、さっきの岩峰がすさまじい様で聳えたっている。その上には登山者が休憩しているのが見える。
山頂はすごく狭いとガイドブックに書いてあったがそれほどでもなくて、小さな広場になっている。方位盤があるので、周囲の山々を展望した。草津白根山が見える。谷川岳の方向は雨が降っているように霞んでいた。遠くに妙義山がゴジラの背びれのような姿で聳えているのが見えた。今朝登った嵩山も見える。うれしくなってしまった。
山頂でパンをかじって休憩して、景色を十分に楽しんで下山した。




 岩櫃城趾経由で下山
天狗の蹴上げ岩分岐に戻った


岩場迂回路の分岐


小さな岩塔が立っていた


岩櫃城本丸跡


駐車場に戻った


山頂から下りの鎖場には足が震えた。

天狗の蹴上げ岩の分岐まで戻って、ここから尾根通りに向かう。分岐から少し行くと指導標があって、赤岩通りの分岐である。ここから岩櫃城本丸までは500mと書かれていた。ほんのちょっとの距離なのだが、登りのコースで懲りているので、あまり甘い考えは持たないことにした。(正解であった。)
樹林の尾根を下って行くのだが、けっこう岩場があって、険しい道が続く。分岐から5分ほど下ったところに分岐があって、ともに岩櫃城への道なのだが、直進のコースは岩場ありで、左に下る道は岩場迂回路であった。怖いもの見たさで直進する。普通の樹林の尾根でたしたことないではないかと思っていたら、すぐに岩場が現れた。道の真ん中に小さな岩塔が立っていたりする。きつい岩場を下ったら、迂回コースと合流した。これで岩場は終わったらしい。ほっとした。
尾根の行く手に巨岩がそそり立っているのが見えてきたが、登山道はその手前で左に下るのだ。よかった。
樹林の緩やかな尾根を行き、少し急な斜面を下ると杉林に入って、そこに本丸分岐の指導標がたっていた。この指導標のすぐ先には「北枡形虎口」という錆びた標識があった。
尾根を緩やかに登ると、本丸跡の広場に着く。大きな木柱があって、その横には岩櫃城由来の説明板がたっていた。広場には東屋もあって、北側が開けている。ここから遠くに嵩山の岩山を望むことができた。

東屋の横から下るとすぐに二の丸跡の標柱があって、さらに下るとベンチが二つ置かれた展望所。ここで左折して樹林の中に入って行く。尾根の右側を行くので心配になったが、尾根を越えてどんどん左にカーブして行く。樹林から抜け出したら広い草原の斜面があって、中城跡という標柱がたっていた。
ここから緩やかに下って行くと、すぐに広い道を合流して、そのすぐ右が登山道入口であった。車の前に戻ったのは1335分である。
雨がポツポツ降ってきた。明日は谷川岳に登る予定だが、ちゃんと晴れてくれるのか心配になる。

土合に向かってカーナビをセットしたが、その前に岩櫃山の岩峰群を眺ようと郷原駅方面に車を走らせた。小雨で煙っていたが、すばらしい岩峰を眺めることができた。
満足して土合にむかった。
今夜は水上の道の駅に泊まる。


NEXT 立岩

BACK 日本百低山

BACK 私の関東の山百選





総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介












広告 [PR] 高収入  メイク 美容家電 無料レンタルサーバー