こんぶだけ

標高 1045m
昆布岳にはほとんど平らな道をただひたすら行く。
見所はメガネ岩である。
登山道から昆布岳

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2005年6月21日

さてまだ昼前である。もう一つ、山に登ろうと思う。

近いのは昆布岳なのだが、この山の所要時間は5時間である。ちょっと時間的に厳しいのだが、ともかく行ってみることにした。

登山口の駐車場に車を停めて、歩きだしたのは125分であった。
車道を渡って、向かいに建つ民家の横から林道にでる。ただし、この林道の入り口は鎖で閉鎖されていて車は入れない。
樹林の中の、ほとんど平らな道をひたすら歩いて行く。この登山道には合目毎の指導標がきちんとたっていて、1合目には山頂まで5,2kmとかかれていた。
2合目・3合目と過ぎて行く。合目間は約10分であった。
3合目を過ぎたところで、林道を横切る。こんなところまで車が入ってこれるのかと思ってしまう。
ともかく樹林の中を、ほとんど登りもなく歩き続けるという単調な道である。山が少しも見えない。本当に山頂に向かっているのか心配になってしまうのだ。
5合目を過ぎたところで、登山道右手に穴があいた衝立岩があった。ガイドブックでは、「この山の目玉的存在のメガネ岩」と書かれている。時間は13時になったところである。
歩き始めて1時間たっている。この調子なら山頂には14時頃に着けそうである。ただ、これから傾斜がきつくなるんだろうが…。
樹林の中の単調な登りが続く。でも、木々の緑は鮮やかで、白い樺の木もきれいである。こんな林の中の道をのんびり歩いてゆくのは嫌いではない。
7合目を過ぎたところで、ようやく山頂が見えた。まだ、かなり遠く感じる。
樹林を抜け出すのは9合目を過ぎてからである。
ここまでの合目毎の距離に比較して、この最後の山頂までの区間はものすごく長く感じた。尾根を急登してゆく。
途中にはちょっとした岩場もあって、そこにはロープが下がっていた。
尾根の道を急登する。道端に高山植物の花々。きれいな花たちを眺めながら登って行くと、山頂のあたりに指導標が見えてきた。
登山道が山頂に着くその入り口に、登山者を迎えるように標識が立っていた。
その奥に山頂の小さな広場があって、真ん中には三角点があった。14時であった。
ガイドには登り3時間とかかれていたのに、2時間で登ってしまった。
来た道を引き返す。時間の余裕ができたので、帰りは花の写真を撮りながらのんびりと下った。登山口に戻ってきたのは3時半である。


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駐車場


登山道入り口


1合目


林道と交わる


9合目


昆布岳山頂






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