いわおぬぷり

標高 1116m
五色温泉登山口→30分→大沼分岐→30分→イワオヌプリ山頂→40分→登山口

イワオヌプリというにはアイヌ語で硫黄の山という意味なのだ。山頂は火山礫におおわれて白い。私が登ったときは濃い霧の中で何も見えなかった。
大沼分岐からイワオヌプリ

BACK チセヌプリ


2006年7月22日

次に登る予定の山はイワオヌプリである。チセヌプリの登山口の車道を挟んだ向かい側にイワオヌプリの登山口があるはずである。でも、地図で確認するとニセコ温泉から登ったほうが近そうである。このコースは去年登っているので視界のきかない雲の中を歩くことになっても安心である。

車を走らせてニセコ温泉に向かった。
登山開始は1430分。駐車場から鉄の橋を渡る。すぐにニセコ神社があった。この神社の前に石碑があって、そこにはこう刻まれていた。
 山を恐れず 山を畏れよ
 山を愛し 山に逝く これまた人生

なんか、いい言葉である。
きれいに敷き詰めた石畳の遊歩道を行く。樹林の中の長い石段を登ったところに登山ポストが置かれていた。その前のベンチにパトロール隊員が座っている。登山届けを書かないわけにはゆかないではないか。まあ、16時半には下山できるだろうと思う。
この登山届けポストからは急な階段を登る。段差が大きくて、すごく登りにくい道である。これを急登して樹林の中に入る。台地の上に出て道はほぼ平坦になった。
樹林の中をひたすら歩いて行く。イワオヌプリは右手に聳えているはずなのだが、樹林と雲とで見ることはできない。
私が去年この山に登ったときは雪で道がわからなくてひどい目にあったのだが、雪がないとこんなにも楽なのだ。
ベンチがおかれた裸地から少しだけ右に下って、ふたたび樹林の中に入る。樹林を抜けたところが大沼との分岐で、ここで登山道は直角に右に曲がって山頂への急登が始まるのだ。
この分岐からは火山らしい岩礫の山腹が眺められる。
岩がゴロゴロする道を急登する。雲で山頂部はまったく見えない。でも、この急登は15分ほどのものである。
ようやく傾斜が緩やかになって字路に着く。イワオヌプリの頂稜は火口になっていて、それを一周できる。
T字路には大きな岩があって、そこに赤いペンキで矢印が書かれている。私は左の道をとって山頂をめざし、火口を一周してここに戻ってくるつもりだ。
濃い霧の中を行く。火山の白い裸地の道で、まるで雪山のホワイトアウトみたいである。火口の縁を巡って行くようなのだが、まったく様子はわからない。広い尾根に出たりすると踏み跡を辿るのにけっこう苦労するのだが、ケルンがあって助かった。
白い霧の中に大きなケルンが見えて、そこに山名の標識が立っていた。ここがイワオヌプリ山頂である。15時半であった。
濃い霧の中で何も見えないので写真だけ撮ってすぐに引き返した。
霧の中でもあるし、登ってきた道をそのまま引き返そうかと思ったのだが、やはり山頂部を一周するコースを行くことにした。山頂から少しだけ戻ったところ、左に尾根らしきものがある。これだろうかと思うのだが自信はない。でもかすかな踏み跡が見える。
この道を下った。そうするとすぐに岩に赤い矢印が書かれているのが見えた。この道で間違いないようである。
真っ白で何も見えない状態で山を行くのはものすごく怖い。岩に書かれた矢印を見失いように慎重に歩いていった。
ようやく登ってきたときの字路に着いたときはほっとした。
ここから道ははっきりしていて、もう迷うことはない。
登山口に戻ったのは1615分であった。

明日は目国内山に登る。登山口の新見峠を目指す途中で神仙沼の道路標識があった。広い駐車場があって、バスが何台か停まっている。有名なところらしいので立ち寄ることにした。
木道を1kmほど歩くのだが、樹林の中から突然広い湿原に出た。すばらしい湿原で、アヤメ、エゾカンゾウ、ワタスゲがきれいだ。
神仙沼もきれいであった。
立ち寄ってよかった。
今夜はこの神仙沼の駐車場に泊まることにした。
車の横に椅子・テーブルを出して食事をしていたら、キタキツネが寄ってきた。観光客から餌をもらうことに馴れているみたいだ。でも私は何もやらなかったので、あきらめたようでいつのまにかいなくなった。


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登山口の五色温泉休憩所


すぐに神社がある


長い階段の道が始まる


大沼との分岐がある


岩がゴロゴロする斜面を急登する


T字路に着く


霧の中の稜線を行く


イワオヌプリ山頂


霧の中、これを頼りに下った








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