標高 1134m
登山口→1:00→チセヌプリ山頂→40分→登山口

チセヌプリというのはアイヌ語で家型の山という意味なのだそうだ。わずか1時間で登れる山だが、山頂には小さな2つの池があった。
チセヌプリ山頂

BACK 積丹岳


2006年7月22日

車を走らせる。距離は
70kmほどである。
余市まで戻って、それからニセコに向かうのだ。ニセコの山が見えてきたが、山々の山頂部は雲に隠れていた。展望が得られそうもないのだが、それでも登ることにする。
先にイワオヌプリに登るつもりでいたのだが、車は先にチセヌプリの登山口を通る。チセヌプリにまず登ることにした。
チセヌプリの登山口には標識がない。除雪車用の駐車場があって、そこから山道が始まっているのだ。
登山開始は1240分である。
背の高い笹薮の間を登って行く。登山道は大きな岩で覆われていて、この岩を越えて行く歩きにくい道なのだ。
でも登り1時間ちょっとの登山である。
樹林の中の岩道を急登して20分、樹林から抜け出すと露岩の尾根に出る。そこには倒れかけた指導標が立っていた。まっかに錆びついていて、まったく文字は見えない。
この尾根を登って行く。時々、雲が切れて下には曲がりくねった車道が見えた。
この尾根道にはお花畑が続く。黄色のエゾカンゾウがきれいである。私はこの花を見るとすぐニッコウキスゲと思ってしまうのだが、まったく同じと思えるこの花は、北海道ではエゾカンゾウなのだ。
傾斜が緩やかになって二つの岩が見えてくる。そこまで行くと這い松の絨毯の台地が広がっていた。山頂はもうすぐである。
でもその手前には這い松のトンネルがあって、背を屈めてこれを抜けて行かなければいけない。これがこの登山の一番の難所であった。
1325分、ようやく山頂の広場に着く。45分の登りであった。
登ってくる途中で3組ほどの登山者に会ったのだが、山頂には私一人であった。雲が流れていて、展望はまったくない。
休憩していると少しだけ雲が薄れて、この山頂のすぐ近くに二つの池があるのが見えた。きれいであった。近くまで行ってみたかったが、それには這い松を掻き分けて行くことになりそうで止めた。
15分ほど休んで、来た道を引き返し、登山口に戻ったのは1415分である。


NEXT イワオヌプリ

BACK 私の北海道の山百選

巨岩がおおう道を登る


尾根に出ると錆びた指導標があった


霧の中に巨岩が見えた


山頂直前はハイマツがすごい


チセヌプリ山頂





総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介














SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送