海峡ドラマシップ→ウォーターフロントプロムナード→門司港駅→旧門司三井倶楽部→海峡プラザ→国際友好記念図書館→はね橋→門司港ホテル→旧大阪商船→わたせせいぞうギャラリー

門司はいつのまにかすごく素敵な街に変わっていた。レトロな建物が港に面して立ち並んでいる。最後に行った旧大阪商船の2階にはわたせせいぞうのギャラリーがあって、これもすばらしかった。


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時間が十分ある。今日のうちに若杉山に登るつもりであったが、登山口までをカーナビでセットしたら、2時間ほど時間がかかることがわかった。しかたがないので、今日はこれで登山を終えることにした。この空いた時間で門司港を観光することにした。
門司港にはたくさんの古い建物が残っていっらしくて、これを観光するのはけっこう楽しそうである。

門司駅に行った。新しい駅でどこがレトロなんだと思ってしまったが、とりあえず駅の中に入ってみた。どう見ても、ガイドブックに載ってるレトロな雰囲気はない。おかしいな…と思って、ガイドブックをよく見たら、レトロな街は「門司駅」ではなくて「門司港駅」なのだ。ひとつ隣の駅である。
車を「ウォーターフロント」に停めた。海の向こうには関門海峡があって、関門大橋がきれいだ。「海峡ドラマシップ」という大きな建物がある。音と光と映像で門司の歴史を表現しているのだそうだが、これはパスした。
左に海をみながらプロムナードを歩いて行くと、巌流島行きの連絡船乗り場があった。私は宮本武蔵が大好きなので、心が大きく動いたてしまった。でも、今日はレトロの街の散策に徹するのだ。
まず「JR門司港駅」に着く。大正3(1914)築で九州最古の木造駅舎、重要文化財なのだ。ネオルネサンス様式というのだそうだが、大正ロマンを感じさせる駅舎で、中がまたすごくいい。待合室や切符売り場の雰囲気は最高である。
この駅舎から少し行くと、きれいな洋館がたっている。「旧門司三井倶楽部」なのだ。大正10(1921)築で、これも重要文化財。ここにはアインシュタイン博士も宿泊したことがあって、門司で生まれた林芙美子の資料室もあるのだそうだ。外から眺めただけで、門司港のレトロ街に急ぐ。
港の入口には「海峡プラザ」という建物がたっている。赤いレンガ色の壁に書かれたイラストがいい。
港のプロムナードに入ると、海に面してたつたくさんのレトロな建物が一望できる。
高く聳える「門司港レトロハイマート」が目を引く。その下には赤レンガの旧門司税関の建物と国際友好記念図書館が見える。すごくいい雰囲気だ。
海に沿って歩いて行き、まず国際友好記念図書館の前に着いた。これは最近造られたものなのだが、門司との姉妹都市大連市にあるドイツ風建築を模したものなのだ。
この隣にどっしりとした感じでたっているのが旧門司税関の建物。これは明治45(1912)築のレンガ造りである。
この先には港の出入り口で行き止まり。でも、跳ね橋がかかっている。この橋を渡ろうと思っていたのだが、ずうっと上がったままで、これを通ることはできなかった。しかたがないので引き返す。海峡プラザまで戻って、そこから港を右にみながら歩いて行くと、旧大阪商船がある。八角形の塔が目を引く。
かつては港の美貌と呼ばれた建物で、中国大陸とを結ぶ航路の待合所として賑わったのだそうだ。中に入ってみると、二階が「わたせせいぞうギャラリー」になっている。私は彼のイラストが大好きなので入ってみた。彼のイラストは本当にすてきで、帰りには絵葉書を買ってしまった。

2時間の散策だったが、門司港レトロはすごく楽しかった。
明日は若杉山に登るつもりだ。


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関門海峡を間近に見る


ウォーターフロントプロムナード


門司港駅


門司港駅構内


旧門司三井倶楽部


海峡プラザ西館







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