四国三郎とも呼ばれる吉野川に流れ込むのが祖谷川で、その上流は深い渓谷をつくっている。四国の深山には平家落人伝説がたくさんあって、このかずら橋のすぐそばにあるびわの滝は平家落人が都をしのんで琵琶を奏でたというのだ。
かずら橋はその名の通り、シラクチカズラでつくられた吊り橋である。源氏の追っ手がやってきたときに、いつでも切り落とせるようにカズラでつくったのだという。


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2007年11月13日

今日は午後から寒峰に登る。登山口まではそんなに遠くない。車を走らせて行くと東祖谷村に入って、かずら橋の標識が目立つ。どんどん走っていったらかずら橋の前まできてしまった。どこかで道を間違えてしまったようなのだが、ついでなのでかずら橋をみて行くことにした。
かずら橋のすぐ側の駐車場は有料なので、どこか空き地はないかと車を走らせていったら、観光客がゾロゾロ歩く遊歩道に出てしまった。その細い道の行き止まりに車を止めた。

車からかずら橋に向かって歩いて行くと琵琶の滝があった。
源平の戦いで壇ノ浦で敗れた平家一族は安徳天皇を奉じてこの祖谷に土着したのだそうで、この滝の前で琵琶を奏でて都をしのんだのだという。四国ではいたるところに平家落人伝説が残っているのだ。
この滝から少し行くとかずら橋である。この吊り橋は名前の通り、シラクチカズラでつくられているのだ。平家の落人が源氏の追っ手を逃れるためにいつでも切り落とせるようにカズラで橋をつくったのだという。
橋の長さは45m、幅は2mで意外と大きいのだ。

私が歩いてきた左岸は出口にあたる。かずら橋を渡るのは有料なのだが、一方通行なのだ。観光客が恐る恐る渡っていた。
かずら橋の少し上に新祖谷渓大橋があって、そこからかずら橋を眺めることができる。橋には団体観光客が記念写真を撮るために並んでいた。

かずら橋を見ることができたので、先を急ぐ。


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びわの滝


かずら橋が見えてきた


こちらは出口





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