駅前広場→水木ロード左側→妖怪広場→妖怪神社→商店街→水木しげる記念館→商店街右側→大正川→水木ロードポケットパーク→駅前広場

この日は隠岐の島に渡るつもりだったのだが、フェリー港がある境港は妖怪の町として有名なのだ。境港は水木しげるが生まれた町で、商店街には妖怪のブロンズ像が並んでいて、この通りを水木しげるロードというのだ。私がフェリーの出港する前、明るくなるのを待って、早朝の水木ロードを誰にもジャマされることなく散策した。


 駅前広場
境港駅


境港駅


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20091029

境港で夜を明かした。6時半を過ぎたら明るくなったので、JR駅に行った。ここに隣接するように隠岐へ行く船の乗り場があるのだ。タクシーの運転手さんに船の始発は何時かと訊いたら、9時で、しかも船が出るのはここから山を一つ越えた七類港なのだそうだ。隠岐へ行く船は二つの港から出ているということを初めて知った。
でも、9時だったら時間は十分ある。私はこの境港市の「水木しげるロード」を歩きたかったのだ。
駅前広場には「河童の三平」のオブジェがある。そして、駅の入口には水木しげるとゲゲゲの鬼太郎・ねずみ男の彫像があるのだ。駅構内にたつポストの上にも鬼太郎がいた。
駅前広場のぐるりにも妖怪のブロンズ像があって、これを眺めながら一周してしまった。




水木ロード


河童の泉がある妖怪広場
 妖怪神社へ


駅前から商店街に続く道が水木しげるロードで、この通りの両側には
83体の妖怪のブロンズ像が並んでいるのである。
駅前から左側を歩いて行った。この妖怪たちはオブジェを見ながら歩いて行くと公園があって、そこに河童の泉がある。ここは妖怪広場というのだ。東屋の屋根もいかにも妖怪めいていて、ベンチもテーブルも水木しげるがデザインしたものなのだ。
泉の中にはねずみ男が泳いでいたり、岸辺で小豆洗いが小豆を洗っている。悪魔くんや河童の三平もいた。楽しくなってしまう。

さらに妖怪像を一個一個見ながら歩いて行くと、妖怪神社があった。鳥居のかたちがいかにも不気味である。その横には神社の御手洗の代わりに「目玉おやじ清めの水」があった。神社の御神体は目玉石というのだった。



 水木しげる記念館へ
商店街を行く


大正川を橋で渡る。橋の袂にはねずみ男が寝そべっている。

商店街のアーケードに入る。お店も妖怪ムードいっぱいである。足下を見たら、鬼太郎のパネルがはめ込まれていた。徹底している。
電話ボックスまで妖怪仕様なのに驚いてしまう。
オブジェの中には、妖怪ではない「サラリーマン山田」まであった。笑ってしまった。
銅版のレリーフが現れると、水木しげる記念館があった。もちろんまだ開いていない。
この少し先で妖怪ブロンズ像は終わるので、右側に移って、駅に引き返して行った。





商店街を引き返す

 大正川まで


こちら側にもブロンズ像が並んでいるのだが、大きな悪魔くんとメフィストの像があった。悪魔くんは「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり」で一世を風靡したのだ。
大きなねずみ男がたっていて、手を差し出している。これは握手をしてる記念写真を撮れということらしい。

大正川にかかる橋に戻ったら、こちら側には鬼太郎が座っていた。




橋を渡る


水木しげる顕彰碑

 境港駅へ


橋から少し行くと、水木ロードのポケットパークがあって、ここには水木しげるの顕彰碑があった。水木しげるの胸像の下には「なまけ者になりなさい」という氏の言葉が刻まれていた。顕彰碑によると、水木しげるはこの境港市に生まれたのだ。
駅の近くまで戻ったら、豆腐小僧の像があった。この豆腐小僧を主人公にした京極夏彦の小説を読んだばかりだったので、けっこううれしくなってしまった。
こうして駅前に戻った。
1時間かけて、のんびり散策したのだが、とても楽しかった。
時間も
750分、フェリーが出る七類港に向かうにはちょうどいい時間である。


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