仙台駅→【東北本線】→郡山→【磐越西線】→会津若松→【磐越西線】→新津→【信越本線】→直江津→【信越本線】→魚津

北アルプスの縦走に出かける。欅平から笠ヶ岳まで縦走をするつもりなので、車は使えない。夏のこの時期は青春18切符が使えるので、各駅停車で魚津まで行くことにした。12時間ほどの鉄道の旅である。



 仙台から会津若松へ
仙台駅


白石駅


会津若松の線路は行止り


新津行きの乗り込む


2008
88

仙台発12時ちょうどの列車に乗るつもりであったが、一つ早いのに乗ってしまった。もちろん青春18切符なので各駅停車である。
仙台駅は仙台七夕の飾りつけであふれていて、観光客がいっぱいであった。
今日は魚津までいって、その駅で野宿するつもりだ。時刻を調べると、魚津に今日の一番遅く着く列車は仙台発12時でよいのだ。意外と魚津は近いのだ。
仙台から一つ早い便に乗ったために白石で余裕ができた。駅の外に出て見る。4月に奥の細道を歩いたのだが、白石まできてストップしている。冬になったら続きを歩くつもりでいる。
白石1252分発の福島行きに乗って、郡山行きに乗り換える。郡山に着いたのは1420分、ここで会津若松行きの磐越西線に乗り換える。電車にはマスコットキャラクターの赤べこが書かれていた。
猪苗代湖を眺め、会津磐梯山を眺めながら1時間ほどの乗車で会津若松に着く。驚いたことにこの駅で線路は行き止まりになっていた。この先はスイッチバックして先に向かうのだ。ホームの向かい側に真っ赤な電車が停まっている。郡山行きの「快速あいづ」であった。会津若松では40分ほど待ち時間があったので、駅の外に出てみた。改札の手前には赤べこの母子が置かれていて「満子」と「もうくん」という名前がつけられていた。
外に出ると、駅前広場には会津白虎隊の銅像がたっている。そこから駅舎を振り返ると、まるでお城のような造りであった。
会津若松から新津行きの列車に乗り込もうとして、真っ赤な特急列車が停まっているのに気がついた。会津若松を経由する列車は赤で統一されているのかと思ってしまった。でも、これはこれで、けっこう特徴的でいいのではないかと思うのだ。
私の乗り込む新津行きは
2両編成なのだが、先頭車が橙色で二両目は白色であった。この統一性のなさもすごいと思ってしまうのだ。



 会津若松から魚津へ
山都駅のホーム


新津駅


新津駅


直江津駅


新津へ向かって、列車は谷あいを走って行く。途中、山都駅に停まった。ここは朝日岳の登山口でもある。何度かこの駅を利用しているので懐かしかった。

悠々と流れる阿賀川に沿って列車は走って、新津に着いたときはは暗くなってしまった。19時を過ぎていた。
この駅では
1時間もの待ち時間がある。時間をもてあましてしまった。
駅のホームには「SLばんえつ物語号 SLの街新津」という大きな看板がかかっていた。磐越線はSLが走っているのだ。
駅の待合室でブラブラしていたら、吉田千秋という人の説明板が掛かっているのを見つけた。吉田千秋という人はこの新津出身で、琵琶湖周航の歌の原曲を作曲した人なのだ。琵琶湖周航の歌は旧制第三高等学校(京都大学)のボート部の愛唱歌なのだが、この作曲者は長いことわからなかったのだ。平成5年になって、ようやく吉田千秋が作曲した「ひつじくさ」が原曲だったことがわかったのである。けっこう感動的な噺ではないか。
新津では1時間も待たされたのだが、待ったかいはあった。やってきた列車は快速なのだが、車両は特急列車のものでほとんど停車することなくどんどん走って行く。まったく特急と同じであった。
この列車は直江津から信越本線に入ってしまうので、残念だが乗り換えである。
直江津発2222分の列車はすごく角ばって横に広がった車両であった。乗り込んでみると、これは寝台列車を改造したものであった。
直江津からは特急待ち合わせで出発が遅れるという車内放送があった。予定では魚津に着くのは2350分なので、あんまり遅れると日をまたいでしまう。そうすると青春18切符はもう一枚使うということになってしまう。困ったと思っていたら、途中、スピードを上げて走って、魚津には定刻に着くことができた。


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