BACK 薬師峠から折立へ
2008年8月16日
有峰駅には8時45分に着いた。すぐに電車の接続がある。この駅には昔泊まったことがある。ものすごく古い駅舎で、無人である。バスの車掌が改札で整理券を配っていた。
ホームにあがって少し待つと黄色と緑に塗られた電車がやってきた。最初にやってきたのが立山行きで、次に富山行きがやってきた。
電車にゆられて行く。途中、岩峅寺駅で線路は魚津方面と富山方面に分岐する。ここで少し待ち時間があった。
富山駅に着いたのは10時5分であった。大急ぎで緑の窓口に行って時刻表をくくった。富山発25分がある。これに乗って今日中に仙台に着けるかどうか調べたら、福島着が23時3分で、あとは明日まで待たなければいけないのだ。
それだったら、今日は松本まで行って、昔、松本にいたときの友人に会うことにした。
携帯で電話したら、一緒に酒を飲もうということになったので、松本に向かうことにした。
糸魚川に着いたのは11時36分、ここでは1時間40分ほどの待ち時間があるので、外に出てみることにした。駅のホームには大きなヒスイの原石が置かれていた。駅の右に があって、そこの観光案内所で、銭湯がないか訊いたらあることはあるのだが、14時でないと開かないのだそうだ。風呂はあきらめるしかない。
駅らまっすぐに海に向かってみた。商店街のアーケードの下に奴奈川姫の銅像があった。国道沿いの公園まで行って引き返した。
13時頃列車に乗り込んだ。大糸線の南小谷に向かうこの電車は2両編成で、車両の色が違っていた。先頭車両は濃いオレンジ色である。発車は13時18分なのので、ホームをうろついたら、赤煉瓦のいかにも歴史を感じさせる保全胸があった。さらに、隣のホームを見たら濃いグリーンに黄色の線の入った列車が止まっていた。よく見たらこれはトワイライトエクスプレスの車両であった。大阪と札幌を結ぶ豪華寝台列車である。ホテルと同じようなスウィートルームもあって、本格的なフランス料理を味わうこともできるのだ。なお、上野と札幌を結ぶ寝台特急が北斗星である。
けっこう感動しながら眺めてしまった。
糸魚川から南小谷までは1時間ほどである。せまい渓谷に沿って列車は走って行く。驚いたことに線路沿いではカメラを構えている人をちらほら見た。大糸線の列車を撮影しているのだ。
南小谷到着は14時18分、まわりには何もないのだが、ここで50分も待たなければいけないのだ。もちろん特急列車はちゃんと接続しているのだが、各駅停車を乗り継ごうと思うとこういうことになるのだ。
駅の外に出て散歩したが、本当になにもなくて時間をもてあましてしまった。この南小谷の近くには塩の道があるのだ。でも、50分しかないのだから、その入り口までも行くことはできない。
南小谷からは松本行きで、途中で乗り換える必要はないのだ。白馬を通過するころにはすごい雨になった。やっぱり天気予報は間違っていなかったのだ。下山してよかったと思った。
松本に着いたのは17時1分、酒を飲む時間を遅らせてもらって、まず風呂に行くことにした。駅前の交番で訊いてスーパー銭湯に行った。久しぶりに友達に会うのに、1週間も風呂に入らない状態では私も気がひけてしまう。
風呂でゆっくり汗を流したのだが、風呂から出たら小雨であった。
その夜は酒を飲んで旧交を暖めた。久しぶりに飲んだ生ビールはすごくうまかった。
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有峰口駅
有峰口から谷川沿いに走る
富山地方鉄道の車両
富山から糸魚川行きに乗る
糸魚川発南小谷行き先頭車両
南小谷発松本行き
松本駅
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