私の東北の山百選
てんぐだけ

標高 957m
天狗峠→25分→赤石堰堤分岐→25分→崩落地→30分→自然遺産緩衝地→55分→自然遺産核心地→15分→天狗岳山頂→10分→自然遺産核心地→10分→自然遺産緩衝地→50分→崩落地→20分→赤石堰堤分岐→25分→天狗峠

この山は世界自然遺産白神山地のコアの縁に位置する。私が登ったときはブナの紅葉が真っ盛りで、すばらしい登山であった。山頂からの展望もすばらしい。世界自然遺産核心地のブナ原生林を一望できるのだ。私のお薦めの山である。
尾根の向こうに天狗岳が見える


 天狗峠から崩落地へ
天狗峠


登山口


尾根なのにヌカルミが多い


ここが赤石堰堤への分岐


三角点があった


崩落地を行く

BACK 白神岳

20101011

昨日は一日中雨なので、私の実家に帰っていた。
今朝は暗いうちに家を出発して天狗峠に向った。

弘前を過ぎて、西目屋村に入る。ここにはアクアグリービレッジがあるのだが、朝早いので当然開館していない。さらに車を走らせると暗門の滝入口に着く。ここには広い駐車場があって、新しいトイレもたっている。舗装道はここまでで、登山口のある天狗峠まで砂利道を25キロも走らなければいけないのだ。曲がりくねっているうえにガタガタ道なので時間がかかる。
津軽峠を越えたのは
82分。津軽峠から下ってもう一度上り返して、天狗峠に着いたのは925分であった。
この峠は鰺ヶ沢町と深浦町との境界でもある。登山道入口にはなぜか「白神山地現地案内天狗峠待ち合わせ場所」という標柱がたっていた。
この峠の標高はすでに800mほどで、目指す天狗岳の標高は957mである。標高差はたった150mほどなのだが、山頂までは片道5.1kmと距離があるのだ。それに相当なアップダウンを覚悟しなければいけない。
身仕度をしていたら、二つのグループがここから登って行った。
私が歩き始めたのは925分である。往復で4時間25分の山なので14時頃には帰って来れるはずだ。
登山道はほとんど平坦で紅葉の潅木の間を行く。すぐに山頂まで5kmの標識があった。この標識はちゃんと500m毎にたっていて、山頂までの目安に大いに役立つのだ。
紅葉の始まったきれいなブナ林の中を行き、4.5kmの標識を過ぎると左側(東)の展望が開けた。ブナに覆われた山並みが見える。
再び樹林の中に入ると、道はひどいぬかるみになった。平坦な広い尾根なのだが、ぬかるみは頻繁に現われて、これを迂回するのはけっこう煩わしい。
4kmの標識のすぐ先に、天狗岳、天狗峠の矢印の指導標があった。ここから少し行くと、草に隠れた三角点のような石標があった。平坦な広い尾根にあるので、本当に三角点なのかと思って周りの草をむしってみたら、三等三角点であった。地図で確認すると、ここが848.9m地点のようである。そうすると、さっきあった指導標のところが赤石堰堤に下る道の分岐点だったことになる。(帰りに確認したら、ちゃんと道があった。)私は、青森に住んでいたときにこの天狗岳に登ろうと思ってやってきたのだが、そのときのガイドブック(山と渓谷社の分県登山ガイド1青森県の山旧版)には赤石堰堤からのコースが記載されていて、その登山道は結局見つからなくて引き返すしかなかったのだ。この道はほとんど廃道になったようで、今は天狗岳の登山道は天狗峠からのものが主流なのだ。
3.5kmの標識を過ぎると紅葉はいっそう鮮やかなものになって、5分ほど行ったら「この先崩落地につき歩行注意」の標識が現われた。すぐに樹林から抜出して左側の展望が広がる。尾根の左斜面をトラバースするように行くと、ロープが張られた露岩のトラバース道が現われた。これが崩落地らしい。
これを慎重に通過して、再び樹林の中に入る。標識には崩落地は二箇所と書いてあったのだが、一箇所しかなかった。



 崩落地から天狗岳山頂へ
ブナの尾根を行く


ここから世界遺産緩衝地に入る


行く手に天狗岳が見えてきた


ここから世界遺産核心地域


天狗岳山頂


紅葉の美しいブナの尾根を行き、
2.5kmの標識を過ぎて5分ほど行くと、白神岳でみたマップのパネルがたっていた。見ると、ここから世界遺産の緩衝地域に入るのだった。この先下りになった。
上り返す途中から振り返ると、歩いてきた稜線に二筋の崩落箇所が見えた。崩落地はちゃんと二つあったのだ。
2kmを過ぎると、道には笹が覆い被さるようになった。これをかき分けながら登って行くのがだ、猛烈な藪というほどではない。ブナ林の中をアップダウンして山頂まで1kmの標識に着いた。1117分であった。
山頂まで500mの標識を過ぎると、すばらしい紅葉の林になった。ここまでも、けっこうきれいだったのだが、本当に鮮やかな紅葉が続くのだ。うれしくなってしまう。
笹を掻き分けるようにして登って行くと、マップのパネルがたっていた。ここから世界遺産の核心地域に入るのだ。…ということは山頂はすぐそこということである。
樹林から抜出すと山頂で一気に視界が広がる。1157分であった。
山頂には5人の登山者が休憩していた。三角点はここから少し行ったところにあるというので、先に進もうとしたらすぐに行き止まりで、そこで4人のパーティが休んでいる。三角点のことを訊いたら、休んでいる登山者の後ろにあるのだった。
あとは登ってきた道を引き返すだけなので、山頂でのんびり休憩することにした。それにしても向白神岳の稜線の眺めがすばらしい。南側にはブナに覆われた山並みが広がっている。これが世界遺産白神山地の核心地域で、山はすべてブナの原始林におおわれたいるのだ。東側は樹木で遮られていて、岩木山を眺めることはできなかった。登山者と話したら、岩木山は登ってくる途中でよく見えていたという。帰りは気をつけて歩いて行こうと思う。
帰りはブナ林を楽しみながらのんびり下って行った。樹林が途切れたところから、雲の間に鋭い三角峰で聳える岩木山が見えた。さらに下って行き、再び岩木山が展望できると、雲がすっかり晴れていた。
登山口に戻ったのは155分である。山頂で長い間いすぎた。
天気予報では、しばらく天気がよくないので帰ることにした。今日は体育の日で高速1000円が使える。天狗峠から日本海側に下って、能代から高速道路に乗った。あとは仙台まで300kmほど高速を走るだけである。


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