2010年春 関東登山旅行 
ごぜんやま

標高 1405m
登山口→1:10→サス沢山→1:20→惣岳山→20分→御前山山頂→10分→御前山避難小屋→50分→トチノキ広場→40分→栃寄登山口→20分→境橋バス停

御前山は三頭山・大岳山とともに奥多摩三山の一つなのだ。4月にはカタクリの花がきれいだというのだが、私が登ったときは花は終わっていた。また、山頂からは富士山も展望できるのだが、雲の中で見ることはできなかった。
奥多摩湖から見る御前山

 登山口からサス沢山へ
奥多摩湖の霧が晴れて行く


屋根がある駐車場


藤棚の奥が登山口


ロープがある急登


鬱蒼とした林の登り


サス沢山山頂

BACK 陣馬山

2010530

和田峠から車を走らせ、八王子の町をかすめて青梅に向かった。ここでマクドを見つけてパソコン入力をしていたら、20時を過ぎてしまった。暗い道を走って行くと、小雨になった。明日はちゃんと晴れてくれるのだろうか。
奥多摩まで来たところで、この道は一度走ったことがあるのに気がついた。昨年、雲取山登山のためにやってきて、今日と同じように駐車場を探したのだった。
奥多摩湖のダムサイトの駐車場に車を停めた。この駐車場には屋根がかかっているのだが、雨が漏ってポツポツと車の屋根にあたってうるさい。仕方がないので、屋根のないところに車を移動させた。ともかく、ずうっと雨であった。

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夜が明けたら雨は止んでいた。ここには「奥多摩 水と緑のふれあい館」があるのだった。ダムサイトから見ていると、霧がだんだん薄れてゆく。天気予報では、朝方は雲が残るが、昼は晴れてくるという。
身支度を終えて歩き始めたのは、帰りのバスを考えて810分である。今日の御前山登山は大ブナ尾根を登って山頂へ、帰りは都民の森経由で境橋バス停に下り、バスでここに戻ってくるつもりなのだ。
登山口は小河内ダムを渡った先にある。早朝、山にかかっていた雲が晴れて、ダム湖の眺めはきれいであった。ダムの堰堤を歩いて行く。入り口には警備員がいて、関係者以外の車は進入できないのだ。ダムを渡ったところは園地になっている。突き当たりを左折して、階段を上ると藤棚の広場がある。この奥が登山口であった。
登山口から石段を上って行く。ジグザグに登って尾根の末端に着く。ここからは尾根歩きである。
すぐにすさまじい急な登りになった。けっこう痩せた尾根で岩混じり、そこに木の根が張り出している。10分ほど行くと、傾斜は益々きつくなってロープが張ってある。これにすがって急登する。傾斜が少し緩まった後も緩急の登りが続く。でも、圧倒的に急な登りの方が多いのだ。尾根は広くなって、巨木も見られる。
いつのまにか左が檜林になって、薄暗い林の中を行くと霧の中に入ってしまった。晴れるはずなのに、今日も展望はあきらめなければいけないのか。
急な登りになって、これをがんばって登って行くと、たどり着いたピークにはアンテナ塔の施設があった。よく見たら、木の幹にサス沢山という標識が打ち付けてあった。標高940mである。ダムから400mほど登ったことになる。うっそうとした檜林の中で展望はない…と思ったら、アンテナ施設の一角が開けていて、下に奥多摩湖が広がっていた。すばらしい眺めである。登ってくる途中では雲の中に入ってしまったと思ったのに、上は晴れていたのだ。天気は回復に向かっているみたいである。



 御前山山頂へ
巨岩の間を抜ける


コバイケソウの鞍部に下る


惣岳山山頂


体験の森への分岐


御前山山頂


サス沢山山頂からは広い尾根を歩いて行く。檜と自然林の間の緩やかな道…と思っていたら、それは少しの間で、すごく急な下りになった。すぐに鞍部に着いたが、そこからは再び急登である。
15分ほど登ると、岩場が現れた。石灰岩と思われる苔むした巨岩が重なっていて、これを越えて行く。この後も道には岩がゴツゴツして、これがしばらく続く。
岩場の道が終わると自然林のきれいな緑の中を行くようになった。傾斜が緩まって、道がすごく広くなり、林道なのかと思うほどの平坦な道が続く。
再び尾根の上を行くようになると、すさまじい登りが待っていた。行く手には壁のような急斜面が立ちふさがっているのだ。この急斜面をジグザグに登って行く。ようやく傾斜緩まったと思ったら、再び霧の中に入ってしまった。
緩やかな尾根になって、惣岳山は近い…と思ったのだがそうではなかった。さっきと同じ石灰岩の重なりがあって、この間を抜けて、コバイケソウの生える鞍部を過ぎる。

この先は急な登りになった。必死で登って行くと、ロープが張られた階段の急登になり、さらに木の根が網のように張り出す急斜面を登るとようやく傾斜が緩まった。少し行くと、明るい樹林の中に広場があって、丸太のベンチがいくつも置かれている。ここが惣岳山山頂であった。広場の真ん中には山名を書いた木柱がたっていた。
ここに立つ指導標には御前山まで600mと書かれていた。すぐではないかと思った。(でも、すごく遠かったのだ)
御前山山頂は近いということで、すぐに出発した。明るい広葉樹の中に緩やかな道が続いている。道の両側はロープで柵が設けられていて、これがずうっと続くのだ。このあたりがカタクリの群生地らしい。御前山はカタクリの花の群落が見られることから「花の百名山」に選ばれているのだ。
惣岳山から5分ほど歩くと、体験の森への分岐があった。指導標には御前山まで400mと書かれていた。400mくらいすぐだろうと思ったのに、さらに10分以上も登らなければいけなかった。でも、この間の林は美しくて、すごく気持ちのいい道であった。
御前山山頂に着いたのは1045分である。山頂には三等三角点があったが、頭の部分が欠けていた。
ベンチもあるので、ゆっくり休憩した。…というのは、境橋からバスに乗るのだが、その時間は
1346分、山頂からは2時間で下れるので、あまり早く降りてもバス停でぼうっとしているしかないのだ。



 体験の森を経由して境橋バス停へ
山頂から下る


御前山避難小屋


湧水の広場


体験広場に下った


ワサビ田広場


登山道入口は通行止の標識


ひたすら林道を歩く


境橋バス停


御前山山頂で休んでいると、登ってくる人がいたので、出発することにした。
115分であった。のんびり下ろうと思う。
よく整備された階段を下って行く。10分も行かないうちに分岐があって、指導標に従って左に行くと小屋が見えてきた。新しいすばらしく立派な小屋であった。ログハウス風で、でテラスまで備えている。小屋の前には水場もあった。でも、これは生水なので呑んではいけないらしい。
小屋から下って行くと指導標があったが、そこには奥多摩駅と書かれている。道を間違えたかと心配になった。小屋から15分ほど下ると、湧水の広場があった。でも、湧水広場というのに、近くに水がわき出しているということはなかった。
今、歩いているのは体験の森の中で、この中にはいろんな広場がつくられていて、これらは遊歩道で結ばれているのだ。
このため道が錯綜していて、油断すると迷ってしまう。
さらに10分ほど下ると、カラマツの広場の指導標があった。下山路から少し外れるのだが、行ってみた。さっきの小屋のような、すごく新しくてりっぱな展望台がたっていた。名前のようにカラマツの林の中にあるのかと思ったらそうでもなかった。
分岐に戻って、ジグザグに下って行くと体験広場の指導標があって、小屋が見えるので行ってみた。私は時間を調整するために、あえて寄り道を多くしているのだ。
体験広場にはりっぱなログハウスがたっていたが、扉には鍵がかかっていた。
登山道から少し外れてしまったのだが、ここから下っても登山道に合流できるはずである。でも、ここに立つ案内板には、ワサビ田の広場があるというので、これも寄ってみることにした。登山道からどんどん離れて行くのだが、なんとかなるだろう。
下って行くと林道に出てしまった。これを左に少し行くとワサビ田の広場の標識がたっていたが、ワサビ田なんてない。よく探したらここを流れる沢が金網で囲ってあって、そこに少しだけワサビが見えた。この程度か…とがっかりした。
ここから登山道に戻らなければいけない。カンでそれらしき方向に林道を歩いていったら、ちゃんと登山道が見つかった。林道には登山道という表示があったのだ。
急な道を下ると沢に降り着いてしまって、この流れを渡って桟を上がると林道に出た。ここからは舗装された林道を歩くしかないようである。5分ほど行くと、東屋がたつ広場があった。ここがトチノキ広場であった。休んでいるとこの広場に下ってくる遊歩道を見つけた。どこかで、遊歩道入り口を見逃したらしい。
ガイドブックではこのトチノキ広場から栃寄ノ大滝に下ることになっている。私は滝が大好きなので楽しみである。広場から車道を少し行くと右に登山道入り口があったが、そこは工事中で閉鎖されていた。崩落でもあったのかとあきらめた。そうすると車道を歩くしかない。歩いて行くと、下の林の間に栃寄ノ大滝が見えた。登山道を歩いていたら間近にみれたのに…、残念だ。
車道歩きは長く感じた。下に集落が見えてくると、ヘアピンカーブが連続する。すごく遠回りさせられて腹がたってきた。
集落の近くまで来ると、道は鎖で閉鎖されていた。車とすれちがわなかったわけである。さらにヘアピンを繰り返して下って行くと栃寄森の家があった。
ここから15分ほど下ると、通行止だった登山道との合流点に着いた。ここも厳重に閉鎖されていた。工事理由を読んだら、花粉対策の伐採を行っているための閉鎖であった。道が崩れているわけではないのだ。無理して歩けばよかったと思ってしまった。
車道をさらに10分ほど歩いて行くと、谷にかかる橋が見えてきた。これがバス停のある境橋であった。
国道に出ると、右がトンネル、左が境橋で、橋のすぐ先もトンネルである。バス停は橋の上の途中にあるのだ。到着時間は135分。けっこう寄り道して、車道を迂回したりしたのだが、結局2時間で下ってしまった。
あとはこのバス停で40分ほどバスを待つのだ。


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