2010年春 関東登山 
たかのすやま

標高 1736m
蜂谷バス停→1:00→奥集落登山口→45分→鷹巣山避難小屋→35分→鷹ノ巣山山頂→15分→水根沢分岐→20分→城山→45分→六ツ石山→1:00→産土神社→25分→水根駐車場

大昔、私が初めての冬山に挑んだとき、雲取山からの下山路にしたのがこのコースだったのだ。鷹ノ巣山も六ツ石山も、ほとんど印象に残っていないので、もう一度登ることにした。
六ツ石山から見る鷹ノ巣山

 蜂谷から登山口へ
峰谷バス終点で降りる


雨降滝入口の吊り橋


石垣の果樹園の横を行く


ゴミ捨て場のような水場


奥集落を見上げる


ここが登山口

BACK 御前山

201061

今日は鷹ノ巣山に登る。この山は、大昔、雲取山に登ったとき奥多摩まで下る途中で通っているのだ。でも、印象がほとんどないので、もう一度登ってみることにした。
奥多摩湖入り口の水根の駐車場に車を置いて、ここからバスで登山口の峰谷に行った。帰りは水根に下ってくるつもりだ。
水根始発は628分で、バス停で待っていたら、ここには「奥多摩むかしみち」の標識があった。なんかおもしろそうなコースで、いつか歩いてみたいと思った。
バスは少し遅れてきて、峰谷に着いたのは650分、峰谷はバスの終点である。乗客は私のほかに一人いるだけで、この人も登山者であった。
バス停には登山コースの案内板があったが、鷹ノ巣山への道がよくわからない。困り果てていたら、一緒にバスで来た登山者が道を教えてくれた。この人はここからすぐに山に向かって登って行った。それは七ツ石・雲取山に向かう道である。私は舗装道を歩いて行くのだ。
道は深い山間に続いていて、両側には垂直な壁のように山がそびえ立っている。道の右は深い谷である。奥多摩は東京都なのに、すごいところである。バス停から5分ほど行くと吊り橋がかかっていて、「雨降滝」の入口になっていた。
ここからさらに10分ほど歩くと、左の谷筋に入って行く林道があって、その少し先に「奥集落を経て鷹ノ巣山」という標識があった。ここで舗装道から離れて、急な細い道を上って行く。すごく急な登りで、石垣が築かれた上に民家が何軒かたっているのだ。すぐに右にターンして樹林の中に入って行く。
右に深い谷を見ながら、急な山の斜面をトラバースするように登って行き、鬱蒼とした檜の植林の中に入る。20分ほど歩いて、明るい緑の自然林になると、行く手に民家が見えてきた。
林から抜け出すと石垣の果樹園のようなところで、さらに民家の庭先を抜けて行く。このすぐ先にゴミ捨て場のようなところがあったが、「井戸水、おいしいよ」とマジックで書かれている。よく見たら、波形トタンの屋根がかかった水場があった。呑んでみたらおいしかった。
ここでターンすると車道に出てしまった。これを少し行くと左に手すりがついた細い道がある。指導標がないのだが、車道は緩やかに下って行くので、この道を上って行った。薄暗い樹林の中に入ると、すぐ左にすだれのように流れ落ちる滝があった。このまま薄暗い道が続くのかと思ったら、すぐに樹林から抜け出して明るい石垣の下に出た。この先にはヘアピンカーブが続く急斜面が見える。まさかこれを上るのかと思ったら、そうだった。
石垣に沿って行くとすぐに指導標の立っていて、ここから車道を歩いて行く。さっき見たようにヘアピンカーブを繰り返して、急な斜面を登って行くのだ。
10分ほど登ると登山道入口に着いた。到着は752分、歩き始めて約1時間である。振り返るとすごい眺めである。急な山の斜面にへばりつくように民家がたっている。



 鷹ノ巣山山頂へ
道ばたにお堂があった


丘の上に壊れかけた神社(本殿?)


鮮やかな緑の林登る


水場があった


鷹ノ巣山避難小屋


防火線のように広い尾根道


鷹ノ巣山山頂


コンクリート壁の間に隙間があって、そこにすごく急な階段がある。これを登るのだ。

階段を登り切ったところで左折して、山の斜面をトラバースして行く。左は明るく開けていて、今日は快晴なので眺めが素晴らしい。でもすぐに檜林に入ってしまった。
このトラバース道を10分ほどゆくと、鳥居の前に着いた。ここで右折して鳥居をくぐって緩やかに登って行く。歩いて行くと、小屋がたっていた。よく見たら、この中に祠が祀られている。これが本殿かと思ったら、この先にも同じような小屋が二つあった。さらに自然林の中を緩やかに登って行くと、再び鳥居があった。このすぐ先にお堂がたっている。神社らしからぬ建物なのだが、中をのぞいたらちゃんと社が収まっていた。これが本殿かと思ったら、この先の右の小高いところにたつのが本殿であった。ついでなのでお参りしようと上ったら、本殿はすさまじく荒れていた。板壁が破れていて、屋根にも隙間ができているのだ。一応、手をあわせて今日の登山の安全を祈った。
薄暗い檜林の中を登って行く。7分ほど行くと、頭上が明るくなった。よく見たら、檜ではなくてカラマツ林になっていた。
15分ほど急登すると明るい林の中に入った。ブナなどの明るい林である。日があたって緑が輝いている。この美しいブナ林の広い尾根をジグザグに登って行くのだ。緑の林の中にはピンクのミツバツツジが咲いていたりしてすごくきれいである。
尾根の上を登っていたのが、いつのまにか山の斜面の左をトラバースするようになって、道は左に徐々にカーブして行くと、水場があった。
この先、斜面を斜めに登って、尾根の上に着くとログハウスが見えた。ここが鷹ノ巣山避難小屋であった。到着は935分である。
新しい小屋で、中をのぞいてみたらけっこうきれいであった。小屋の前にはベンチ・テーブルが置かれているので、ここで休憩した。
今日は晴れなのだが、けっこう雲が多くて、しかも寒い。6月になったのにどうしてこんなに寒いのだと思ってしまう。
小屋の前から尾根を右に歩いて行く。左は七ツ石・雲取山への道なのだ。尾根を緩やかに登って行くと指導標があって字路になっていた。右は鷹ノ巣山を巻いて六つ石山に至る道であった。指導標に従って、一段上って、尾根を鷹ノ巣山に向かって登って行く。
防火線のように広く切り払われた尾根で、樹林がきれいである。展望も開けて、たどってきた尾根が見える。
広い尾根道を緩やかに登って行くとミツバツツジが咲いていて、すごくきれいであった。今、つぼみから咲き始めたところである。
尾根道には草が覆っていたのだが、次第に岩礫になって、左が岩壁の険しい道になった。このあたりもツツジの花がきれいに咲いていた。振り返ると七つ石山が見えた。

岩の道を過ぎると傾斜は緩やかになって、すぐに山頂に着いた。1015分であった。
鷹ノ巣山山頂は広場になっていて、その真ん中に指導標がたっている。そのすぐ横には石柱があって、よく見たら三角点であった。地面にほとんど埋まっていないのだ。二等三角点であった。
山名の標識がないと思ったら、指導標の柱にかすれているが、ちゃんと鷹ノ巣山と書かれていた。

今日は晴れるという予報だったのだが雲が多くて、期待していた富士山は見えなかった。七ツ石山の奥には雲取山が見え、山頂の正面には御前山や三頭山が聳えているはずなのだが、これもよくかわからなかった。
ともかく休憩した。今日は本当に寒いのだ。



 六ツ石山経由で水根に下山
石尾根を下る


水根への下降路分岐


捲き道と合流する


六ツ石山山頂


檜林を真っ逆さまに下る


産土神社の青いトタン屋根


車道に降り立つ


水根の駐車場に戻った


鷹ノ巣山山頂には
20分ほどいて、六ッ石山に向かって縦走を始めた。広い裸地の尾根道が続く。道は流水で削り取られて、亀裂のような深い溝が続いていた。
道が緩やかになって、山頂から15分ほどの所に指導標がたっていた。これは水根沢への降り口である。私は直進して六ッ石山に向かう。
アップダウンを20分ほど繰り返して行くと、一つのピークに着いた。そのまま通過しようとしたら、地べたに「城山」というプレートが置かれていた。登山口にあった概念図に書かれている山なのだが、ほとんど気づかずに過ぎてしまう山頂である。
ここからさらに小さなピークを越えて行くと、5分ほどのところに三角点らしきものが見えて、木の幹に標識があるので確認しに行った。標識はさび付いて読むことはできず、三角点ではなくて境界標石であった。
このピークからは急下降であった。すごい下りで、木につかまったりして慎重に下って行く。
ピンクのツツジの花の群落があって、これを過ぎたら傾斜が緩やかになった。でも、この先は今までのような広く切り払われた尾根道ではなくて、けっこう痩せた尾根を行くのだ。平坦な尾根を
5分ほど行くと指導標がたっていて、ここで避難小屋のすぐ先でみた捲き道が合流してきていた。
尾根の少し右に道は続いている。雑木林の緑がきれいである。5分ほど行くと、道は尾根の左になって、傾斜もきつくなった。
鬱蒼とした林の中を登って行くと、ようやく尾根の上に着く。そこに指導標がたっていて、六ッ石山へはここで引き返すように尾根を登るのだった。広く切り払われた尾根を5分ほど急登すると六ッ石山山頂に着いた。山頂は裸地の広場で柱を三本組み合わせた山名標識と指導標がたっていた。三角点はないのかと探したら、山名標識から少し離れたところにあって、三等三角点であった。
山頂のまわりは背が低いのだが林になっていて、あまり展望はないのだ。でも、樹林の間から鷹ノ巣山を見ることができた。
記念写真を撮ってすぐに下山開始。この六ッ石山山頂から水根に下って行くことができるのだ。

広く切り払われた尾根を下る。20分ほど下ると指導標がたっていて、ここで右折して尾根から離れる。トラバース道を5分ほど行くと、急な尾根を下るようになった。
すさまじい急下降になった。自然林は檜の植林になって、この急斜面をほとんど真っ逆さまという感じで下って行くのだ。登って来る登山者とすれ違った。こんな急な道、下降路にしてよかったと思った。

15分ほど急降下するとようやく傾斜が少し緩まった。でも、急な下りではあるのだ。少し行くと道ばたに新しい祠が置かれていた。この後ろの藪のなかに壊れた祠が見えた。置き換えたらしい。
檜と自然林の境目を下った後、再び植林のまっただ中を急降下する。
間伐された林を行くようになって、少し明るくなった。今まではひたすら一直線に下ってきたのだが、このあたりからジグザグに下るようになった。
下に青い屋根の作業小屋が見えてきた。…と思ったらこれは神社であった。水根の産土神社なのだ。正面に回り込むと、赤い鳥居と石の灯籠もあって、立派な神社であった。
ここから急な石段を下ると、また山道になった。林の間からエメラルドグリーンの奥多摩湖が見える。
畑の横に出て、ネットに沿って下って行くと、民家が見えてきた。石垣と民家の間を下って、車道に降り立ったのは137分であった。
ここからは車道を歩いて行くのだ。指導標には「奥多摩むかしみち」とも書かれている。車道歩きは長かった。ヘアピンカーブを繰り返して下って行くのだ。道からは小河内ダムが見える。
10分ほど歩くと、水根沢コースの入口があって、さらに5分ほどで国道に出た。すぐ目の前が駐車場で、私の車が見えた。1325分であった。


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