標高 1097m
この山が今年の北海道登山旅行の最後になった。本当はこれから日高の山と道南の山を登るつもりだったのだ。
このオダッシュ山は新得町のすぐそばに聳える山だ。日高の山々が展望できるはずだったが、それはダメだった。
オダッシュ山

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2004年716

釧路から日高に向かっている。
今日の天気は午後から雨である。本当は幌尻岳に登るつもりだったのだが、天気が悪くては幌尻は無理である。
そこで、「北海道の夏山」全5冊の本を眺めて、天気が崩れる前の午前中で登れる手近な山を探した。
新得町の郊外にある「オダッシュ山」が手ごろである。この山に登って、明日、幌尻に登ることにした。

オダッシュ山の登山口周辺は工事の真っ最中であった。
掘り返したばかりのような駐車場があって、そこに工事に使う仮設の階段がかけられている。その横には「オドッシュ山登山口」と大きく書かれて看板がたてられていた。
この階段を上がってすぐに右に曲がり、工事中の道路に沿って進む。この道も仮設のもので、道が切り開かれたばかりのようだ。
これを5分ほど行くと、ようやく左に入る道があって、登山道らしい樹林の中の道になった。
ここからは本当に単調な樹林の中の登りである。
30分ほど歩いてゆくと沢をわたる。そこには「いこいの水場」という指導標がたっていた。
この水場からは尾根に向かって急な道を登って行く。途中にロープが下がっていたりする急な道である。
稜線に出ると、眼下に市街地が広がっている。新得の街である。
この稜線の道もけっこうきつい登りなのだが、傾斜がゆるるやかになったと思ったら、そこが白樺平であった。
さらに稜線の道は続く。すぐに登れる山だと軽くみていたが、これはけっこう登り応えのある山なのだ。
白樺平から1時間以上登り続けて、ようやく前峰についた。ここには岩峰が立っているのだが、この岩峰は縦に裂けていて、異様なかたちである。
このオダッシュ山は、山頂とこの前峰とで、ピークが二つあるような感じである。
ここから山頂は近い。
山頂に着いたのは8時であった。
山頂からの展望はあまりぱっとしない。
空には雲が多くて、廻りの山々を眺めることができないのだ。
すぐに引き返した。
登山口に戻ってきたのは9時である。

明日はいよいよ日高山脈の最高峰、幌尻岳に登るのだ。

登山口から日高に向かう。
途中でコインランドリーを見つけた。
北海道にきてから2週間たつのだから、着替えが乏しくなっていて、車の中の匂いがきつくなってきている。
まだ時間も早いし、洗濯をする時間は十分にある。

洗濯しようとしたら、洗剤がないことに気づいた。洗剤を買うためにコンビニを探さなければいけなかった。
洗濯を終えて、今日は日高の沙流川キャンプ場にテントをはった。
このキャンプ場で今日はゆっくりして、明日は本命の山、幌尻岳に登るつもりである。昼から焼肉をして、それからこのキャンプ場に隣接する温泉に入ってのんびりしてしまった。
明日の幌尻は今回の登山旅行の中で、いちばん厳しい登山になるはずだ、がんばるぞ。
…と思っていたのだが、突然、携帯に警察から電話が入って、弟が死んだという。
アパートに一人住まいだったため、死んでから1週間ほど放置された形になっていたらしい。
私は長男なので、喪主として葬儀を行わなければいけない。1ヶ月の予定でいた北海道登山旅行を急遽切り上げることになった。これからが本当に登りたかった山だったのだが…。

こうして、1ヶ月の予定の北海道登山旅行は、予期せぬことで打ち切られることになってしまった。
来年、来よう!


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オダッシュ山に向かって車を走らせる


登山口、仮設みたいだ。


いこいの水場


ロープが下がる道を急登する


白樺平


山頂直下の登り


オダッシュ山山頂





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