北海道の旅 2011年 


私は釧路に3年間住んでいたのだが、このような湿原を走る自転車ロードがあるとはまったく知らなかった。
今回の旅では自転車を積んできているので、さっそくこの自転車ロードを走ることにした。
二日間、雨で停滞していたのだが、この日は青空が広がる快晴。早朝、5時に自転車を組み立てて出発した。
真っ青な空のもと、広大な湿原が広がる中をひんやりした朝の空気を感じながら自転車を走るのは快適であった。
でも、ここはやはり釧路、桜田休憩所の近くまできたら霧が出てきた。おまけに、熊注意の標識もあったので引き返した。


 サイクリングロードを走る
鶴野駐車公園の駐車場


朝の陽射しを浴びて元気に出発


県道をくぐる


サイクリングロードの標識


牧場のすぐ傍も走る


県道を渡る


花山温泉の分岐

BACK 釧路湿原展望

201175

73日と4日は雨で観光はしなかった。釧路では車中泊できる駐車場がなくて、「道の駅しらぬか恋問」まで行くしかないのだ。でも、二日間、釧路でうろうろしたおかげで、快適な駐車場を発見した。「湿原の夢ロード」というサイクリングロードがあって、このための「鶴野駐車公園」があったのだ。ここにはトイレもあって、道の駅と同じようにのんびりとすごすことができた。
雨の間は温泉に行ったり、マクドでネットをしたり、読書をしたりですごした。
さて、今日は快晴である。サイクリングロードの駐車場に泊まったのだから、当然、自転車で湿原の道を走ることにした。
出発は
5時少し前であった。釧路は日本の東端にあるので、日の出はすごく早いのだ。
サイクリング道路には両側に樹木が植えられていて、アスファルト道が続いている。朝日が斜めにさしている。青空がすごくきれいだ。
この自転車道は、かって釧路駅から雄別炭鉱を結ぶ鉄道線路があったのだが、昭和49年に廃線になったため、その跡に設けられたものである。
5分ほど走ると、草原が広がった。これは釧路湿原の南端なのだ。
サイクリング道路には道路標識も設けられていて、「舌辛原野終点」まで19kmと書かれていた。そこまで行く気はないのだが…。
サイクリング道路は国道・県道を横断したりするのだが、すべてトンネルで下をくぐるのだ。北斗展望台をさす道路標識があって、行ってみたいという誘惑にかられるが自転車道をそのまま走ってゆく。
このすぐ先、林の中に東屋があった。北斗休憩所である。
北斗休憩所を過ぎると、すぐに仁々志別川を渡った。湿原を流れる川で、釧路川を小さくしたような流れで、雰囲気がある。
林から抜け出すと牧場が広がっていた。のどかに牛が草を食んでいる。
突然、鉄道の踏み切りのようなところに着いた。ここで、自転車道は県道を横断するのだ。トンネルになっていないときは、このように鉄柵が設けられていて、車は進入できないようになっているのだ。
このすぐ先に草原が広がっていて、東屋が見える。ここが山花休憩所であった。
さらに並木の間を走ってゆくと、「山花温泉リフレ」の標識があった。温泉に入りたいという誘惑にかられるが、まだ6時前である。営業しているはずがない。
さらに走ってゆくと、うっそうとした林の道になった。すごく晴れていたのだが、霧がかかってきた。釧路は霧が多いのだ。
人に会うこともなくて、心細くなってきた。そんなとき、道の真ん中に三角の鉄柵があって、そこに熊出没注意」の標識が下がっていた。

桜田の休憩所に着いたのは625分。駐車場があるのだが、なにかしら草茫々という感じで、ゆっくり休む気にもなれずに、ここで引き返すことにした。
途中山花温泉リフレによって寄ってみたが、まだ7時。温泉に入ることはできそうもないので、真っ直ぐに車を置いてある駐車場まで引き返した。


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