北海道の旅 2011年 


日高の門別から幌別まで、太平洋岸に沿って続く道に「優駿浪漫街道」という愛称がつけられています。
このコースで印象深かったのはアイヌ民俗資料館とシャクシャインの像。
島国で単一民族の日本には人種問題はないと思っていましたが、アイヌの問題はそれに近いと思ってしまいました。




 アイヌ民俗資料館
新ひだか町アイヌ民俗資料館


シャクシャイン像


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2011年6月29日

駐車場から少し車を走らせるとアイヌ民族資料館があるので立ち寄ることにした。

日本は島国で単一民族…と思われているが、ただ、アイヌの問題は日本の人種差別といっていい深刻な問題なのだ。
アイヌと和人の問題は、アメリカ大陸におけるインディアンと白人問題とまったく同じである。
アイヌは縄文時代から変わらない狩猟生活をしていたのだが、そこに和人が貨幣経済をもちこんで、生活を根こそぎに破壊するのだ。アイヌは和人によって徹底的に搾取されることになる。
私はアイヌの人達のように自然と協調して、自然とともに生きて行くことを理想としているので、どうしようもない怒りを感じてしまうのだ。




 蝦夷三官寺 等澍院




アイヌ民俗資料館から襟裳岬に向かって車を走らせる。途中の道の駅で休憩したりしてのんびりしていたので、様似の町に入ったのは16時になってしまった。
様似の町ではぜひ立ち寄りたいお寺がある。等樹(正しい漢字はさんずい)院である。
北海道は明治になってから本格的な開拓されたので、内地のような伝統のある寺院はほとんどないのだが、「蝦夷三官寺」という格式のあるお寺は別格である。蝦夷三官寺は文化1年(1804)に江戸幕府が設けた寺院で、有珠の善光寺、厚岸の国泰寺、そして様似の等澍院である。
期待して石段を上ったのだが、待っていたのはコンクリート造り本堂であった。がっかりしてしまった。



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