水前寺公園は正式には「水前寺成趣園」といい、日本三名園の一つである。庭園の真ん中には大きな池があるのだが、これは阿蘇の伏流水が湧いているのだ。
この桃山式回遊庭園は、東海道を表現しているというのだが、私には富士山以外にはどこが東海道なのか思い当たるものはなかった。

この熊本の一日はけっこう充実したものになった。


 水前寺成趣園
水前寺公園参道



水前寺公園の富士山


細川忠利の像(ガラシャの子で二代藩主)



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2006年52

最後に水前寺公園に向かった。この公園は18時まで開園しているのだ。
日本三名園は岡山の後楽園、金沢の兼六園、そしてこの熊本の水前寺成趣園なのだ。
桃山様式というこの回遊式庭園は東海道五十三次を模したのだという。庭園を歩いてめだつのが「富士山」という築山で、これが東海道の意味なのかと思ったりする。
庭園には古い茅葺の建物があるのだが、これは「古今伝授の間」である。細川幽斎が八条宮智仁親王から古今和歌集の奥義を伝授されたときの建物なのだ。幽斎は室町幕府最後の将軍足利義昭に仕えていたが、その後、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に仕え、その子が細川忠興で細川家の初代藩主となるのだ。
水前寺公園の周遊を終えたのときは17時半になっていた。

熊本から長崎に向かう。有明フェリーの最終に間に合って、これで島原の国見に渡った。
長崎に着いたのは22時過ぎで、どこに車を停めるか迷ったが、結局、以前に車を停めたことがあるマックスバリューの広い駐車場で一夜をすごした。明日は福江島に渡るのだ。


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