BACK 北見
2011年7月22日
道の駅サロマ湖かた国道238号線を引き返して、ワッカ原生花園に向かった。サロマ湖は、湖としては琵琶湖、霞ヶ浦に次いで3番目に大きい湖である。またこの湖は真水と海水が混じる「汽水湖」なのだが、汽水湖としては日本最大なのだ。
国道から左に分かれて、湖に沿って走って行き、栄浦橋を渡ると「ワッカネイチャーセンター」に着く。時間はまだ6時半なので開館していなかった。
ワッカ原生花園は湖と海を隔てて長く伸びる砂州にあるのだ。この花園を散策する道は10kmほどもあるので、サイクリングロードが設けられている。今回の旅では、車に積んできた自転車が大活躍である。
ネイチャーセンターから自転車を走らせて行くとT字路に着く。左右どちらにも約5kmのロードが続いている。この砂州の中に続く道には「竜宮街道」という名前が付けられていた。このT字路には東屋があって、ここから直進して細い踏み跡をたどると砂浜に出ることができた。オホーツク海が広がっていて、波が打ち寄せていた。
T字路からはまず左の道を行く。道は舗装されていて、サイクリングロードとしては快適であった。道の両側は花が咲き乱れている。
花を眺めながらどんどん走って行くと、橋を渡る。ここが第二湖口で、湖と海がつながっている部分である。ここから少し走ると舗装は終わって土の道になった。草原の中に道は続いていて、そ先に森が見えた。
トイレがあったので、中をのぞいたらウォッシュレットであった。
このすぐ先で道は終わって、突き当たりは園地になっていた。東屋やトイレのような新しい建物がたっていた。もう一つ小さい東屋があると思ったら、そこは水のみの蛇口があった。これはワッカの水であった。そのワッカの水を飲んでみたらうまかった。
そして新しい建物の前には手押しポンプがあった。でも、「飲料ではありません」と書かれていた。
T字路に向かって引き返し、ここからさらに直進する。サロマ湖の湖水をはさんだ向こうにネイチャーセンターの建物が小さく見え、この左には栄浦大橋を望むことができた。ハマナスやスカシユリの花など、湿原に咲く花たちを眺めながらの快適なサイクリングであった。
|