北海道の旅 2011年 


黄金道路というのは、国道336号線の襟裳岬から広尾までのことである。
黄金のような絶景が続くからこの名前か…と思ったらそうではなくて、難工事の連続で、黄金を敷き詰めるほどの経費がかかったからということなのだ。
この道路の工事は、寛政10年(1798)がはじめというのだが、完成したのは昭和9年。今は、1時間もかかることなく、走り抜けてしまうのだが…。


 百人浜
百人浜駐車場


悲恋沼のバードウォッチング施設


展望台の螺旋階段

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2011630

昨日の観光が遅くなってしまったので、襟裳岬は省略して、帯広側に出てしまった。昨日泊まったのは百人浜の駐車場である。

駐車場から悲恋沼をめぐる遊歩道があるので、散策することにした。
沼を一周する木道が続いていた。悲恋沼というのは、和人の若者とアイヌの娘の恋の伝説で、若者は引き裂かれるように内地に帰り、娘はこの地で若者を想って涙を流し続け、その涙で沼ができたという。
木道の途中にはバードウォッチングの施設も設けられていた。
池を周遊して、駐車場にもどってくると、観音堂があることに気がついた。観音堂のそばには「一石一字塔」と刻まれた石塔がたっている。襟裳岬の海域は航海の難所で海難事故が多いのだが、南部藩の船が遭難して百余名の乗組員がこの浜に流れ着いたのだ。そして飢えと寒さで全員亡くなったという。それが「百人浜」の名前の由来である。一石一字塔は村民が遭難者の供養のために、文化3年(1806)に建てたものである。合掌。
県道を横切って、池から見えていた展望台に行ってみた。
展望台に上ると、百人浜一帯が展望できた。本来なら襟裳岬まで見ることができるらしいのだが、遠くは白く霞んでしまっていた。



 黄金道路
黄金道路


フンベの滝から見る海岸線


駐車場に戻って、次は帯広を目指す。

太平洋の波が打ち寄せる海岸に沿って走って行く。断崖や、巨岩が点在する絶景の道で、この展望のすばらしさが黄金に匹敵するからこの名前か…と思っていたらそうではないのだ。断崖が続くこの道は難工事の連続で、黄金を敷き詰められるほどの莫大な経費がかかったから黄金道路なのだ。ご苦労様でした。
いくつものトンネルを抜けて走ってゆくと「フンベの滝」があった。岩壁が緑のコケに覆われていて、そこを滝が流れ落ちている。この水は、断崖の途中から湧き出したものなのだ。
滝のそばの駐車スペースには海難碑もあった。


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