北海道の旅 2011年 

根室から知床にいたる海岸線には春国岱や野付半島のような砂嘴ができている。
これらの砂嘴はすばらしい湿原を形成していて、美しく咲く花々を眺めながら遊歩道をたどることができるのだ。
海を眺めると、間近に国後島が迫っている。尾岱沼の道の駅には島を返せと叫び続ける「叫びの像」がたっている



 春国岱
春国岱ネイチャーセンター


春国岱の木道を行く

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2011年7月19日

風蓮湖まで戻ってきたところで、春国岱ネイチャーセンターに寄った。ここに車を置いて、風蓮湖と海を隔てる長い砂州を自転車で走ることにした。この道はハマナスロードというのだ。
木道が真っ直ぐに続いていて、これを自転車で走ってゆく。木道を自転車で走っていいのか悩ましいのだが、距離があるので自転車にした。春国橋を渡って、木道を走って行くと、途中で自然観察路の分岐があった。ここには木の橋がかかっていた。
私は直進して展望塔を目指す。タンチョウ生息地の標識を過ぎると、木組の展望台が近づいてきた。
塔のすぐ下に着いたが、今はこの上に昇ることはできないのだった。がっかり…。
展望台からは引き返した。


 道の駅おだいとう
白鳥台の碑


国道
244号線を北に走ってゆくと「道の駅おだいとう」があった。この道の駅に隣接する「白鳥台」には冬から春にかけて数百羽の白鳥が飛来するのだ。そして北方領土返還の願いをこめて建てられた「叫びの像」もあった。
道の駅には「別海北方展望塔」がある。二階の展望室には北方領土の展示があって、ていねいに観させてもらった。




 野付半島 トドワラ
ネイチャーセンターのスタンプ


トドワラへの遊歩道


トドワラ


国道から右折して、トドワラに続く砂嘴を走ってゆく。野付半島は全長
28kmの日本最大の砂嘴なのだ。対岸に樹林の茂る砂州が見える。これは半島から分岐してトドワラに伸びているのだ。道にはハマナスがたくさん咲いていて、きれいであった。
一直線に続く道をどんどん走って行くと「野付半島ネイチャーセンター」に着いた。ここからトドワラに向かう遊歩道が分岐する。
センターからトドワラまでは1.2kmほどでなので歩いて行くことにした。
道はアヤメやハマナスが咲く湿原を行くのだった。すてきな遊歩道である。
遊歩道の終点にはトドワラの看板が立っていた。ここからは木道を歩いてトドワラを一周するのだ。トドワラの枯れ木がいっぱいに散らばっていて、なんとも言えない荒涼とした眺めであった。

ネイチャーセンターに戻って、砂嘴の先端に向かって自転車を走らせると、灯台が見えてきた。龍神崎という標識があった。
あとは
アヤメが咲き誇る湿原を眺めながら引き返した。
この日は「道の駅らうす」に泊まった。


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