那智の滝の高さは直下で133m、銚子口の幅は13m、滝壺の深さは10mで、世界遺産に登録されている日本の代表的な滝でである。烏帽子山に登るためにやってきたのだが、滝が大好きな私としては、これを見逃すことはできない。滝の入り口の駐車場に泊まって、朝一番に滝の見物に行った。さすがにすばらしい滝であった。


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2009512

新宮市に戻ったら、まだ12時である。時間に余裕があるので風呂に入ろうと思う。Jasucoで電話帳を調べて銭湯に向かった。こんなときカーナビはすごく便利で、電話番号を入力するだけで、その場所へ案内してくれるのだ。銭湯は14時からで、少し待って風呂に入った。ヒゲも剃ってすっきりして、マクドにむかった。ここで、19時頃まで入力をしていた。
明日の登山口の曼荼羅の郷河川公園に向かったが、暗くてその場所がわからなかった。どんどん走って、那智の滝の飛瀧神社の前まで来てしまった。でも、ここにはトイレと駐車場があったので、ここで泊まることにした。

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夜、雨が降り出して、朝もシトシト降っている。今日の登山は無理かなとも思ったが、携帯で天気予報を調べたら、昼から晴れるらしい。今日の登る烏帽子山は6時間ほどの行程だから、11時くらいに出発しても、十分明るいうちの帰って来れる。
雨が止んだので、那智の大滝を見に行くことにした。
那智の滝は、那智原生林から流れ出ている大川が断崖から落下している日本一の名瀑(他の名瀑をもっている人は異論があるかもしれないが、ここも案内板には日本一とかいてあるのだ)で、世界遺産として登録され、国の名勝になっているのだ。
那智の滝の高さは直下133m、銚子口の幅は13m、滝壺の深さは10mで、平時の水量は毎秒1トン程度だという。
神武天皇はこの滝を大穴牟遅神の御神体として祀ったのだが、後に飛瀧権現と称するようになって、現在は飛瀧神社なのだ。
飛瀧神社の石の鳥居をくぐって、石段を下って行く。入口には「世界遺産」と書かれた石碑がたっていた。
杉の巨木がそびえ立つ中、急な石段を下って行く。下に広場が見えてきて、その奥に那智の大滝が見えてきた。真っ直ぐに流れ落ちるすばらしい瀧である。
広場のよこに覆いのある古い木板がたっている。これは亀山上皇の木牌なのだ。中世以降は熊野詣でが大流行して、上皇・法皇がこの地をたくさん訪れているのだ。これは亀山上皇が弘安4年(1281)に建てた牌なのだが、よく読んだら写しであった。700年以上も前の木製の牌が残っているはずがないではないか。


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飛瀧神社入口


杉の巨木の間を下る


石段を振り返る


御神体那智の滝を参拝する





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