BACK 鉢伏山
10月15日
松本に向かう。私は松本に来たら必ず行くラーメン屋さんがあって、これが楽しみなのだ。
高ボッチ山荘から崖温泉に下る道に入る。
松本のラーメン屋さん「とりでん」に行ったら、駐車場がいっぱいで入れなかった。今日は松本の観光もするつもりなので、駐車場を探すことにした。「あがたの森公園」に車を停めようと思って走ってゆくと、途中にジャスコがあって、大型駐車場がある。ここに車を停めることにした。もちろん買い物もした。
「とりでん」に向かって歩いて行く。そうすると、その途中の中町はすっかり観光化されて、きれいに整備されている。昔から蔵の街だったのだが、それがさらにバージョンアップされていた。並ぶお店が、蔵作りになっているのだ。景観としてはすばらしい。
私は松本に5年住んでいたのだが、最初の社宅から会社までは、この蔵の街を通勤路にしていたのだ。
会社のすぐ近くに「珈琲まるも」というコーヒーショップ兼宿屋がある。シックな造りで、コーヒーもうまいことで有名だったのだ。でも、私は翁堂のコーヒーが好きだったのだ。ものすごくコクがあって本当にうまかったのだ。そして、近くには「女鳥羽そば」がある。ここの蕎麦は「三重ねそば」が代表的で、三段重ねでそれぞれ薬味が違うのだ。昔はすごくうまかったのだが、行ってみたら、お店が新しくなって昔の面影はなくなっていた。
女鳥羽川には昔は鯉が泳いでいたのだが、今は鯉は見えなかった。
女鳥羽川に沿って「ナワテ通り」という露天商が並んだような通りがある。ここは人がいっぱいであった。その途中には四柱神社がある。大きな神社なのだ。
さて、大きな通りに出て、ここを右に行くと松本城なのだが、まず「とりでん」でラーメンを食べることにする。昼ときは狭い店内に立って待ってる人がいっぱいなのだ。昼も過ぎて2時近かったので待ってる人はいなかったが、カウンターはちょうどいっぱいであった。ここの主人とはけっこう顔見知りになっていて、「また山かね…」と声をかけられたた。私は年に1回は松本に来て、北アルプスなどの山を登っているのだ。そのとき必ずここに立ち寄るのだ。来るときは、いかにも山から下りてきましたという、無精ひげとヨレヨレの登山姿なのだ。
大盛りを食べて満腹になったので、松本城を目指す。
三度目の社宅から会社へはこの松本城のお堀端を歩いて通勤したのだ。今日は天気もよくて、青空に天守閣が映えている。日本にはたくさんのお城があるのだが、国宝に指定されているのは、この松本城のほかには姫路城と犬山城だけなのだ。
お堀端を巡りながら何枚も写真を撮って、それから開智学校に向かった。明治の学校が残されているのが。案内にしたがって歩いて行くと、真新しい小学校があって、これが開智小学校であった。その校庭の向こうに開智学校が見えた。
開智学校には中に入らずに、外から写真だけを撮った。
この開智学校のすぐ隣に旧司祭館がある。明治22年に建てられた洋館である。
松本城に戻る。途中に松本神社がったので立ち寄った。さらに、松本城に入って、発掘された二の丸御殿の跡を見学して、最近復元した「太鼓門とその枡形」を見た。すごくりっぱな城門である。そこから松本市下町会館を見にいった。このあたりには松本の古い洋風建築が残っているのだ。
蔵の中町をを通って車まで戻ったのだが、途中「松本家具」に寄った。すごく格調の高い家具が展示されたいた。欲しいと思ったけど、思いっきり高い。
松本観光を終えた。
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中町通り
私が通った珈琲まるも
女鳥羽川
ナワテ通り
私が大好きなラーメン「とりでん」
松本城
開智学校
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