2007年8月7日
天気予報ではしばらく晴れが続くので、いよいよ日本アルプス縦走の旅に出ることにした。
縦走になるので車は使わない。JRの旅をするときは、「青春18切符」を使うことにしている。11500円で5日間、JRの各駅停車が乗り放題なのだ。
仙台を13時に出ると、甲府には23時前に着くことができる。
今回の列車時刻は次の通りである。
仙台13:24→14:54福島15:04→15:52郡山16:23→17:42黒磯17:47→18:37宇都宮18:41→19:59赤羽20:05→20:19新宿20:23→21:10高尾21:13→22:46甲府
少し早めの11時に家を出た。
ところが、地下鉄の泉中央駅に行ったら改札に人が溢れている。人身事故があって、不通になっているのだ。駅のアナウンスに従って、バス乗り場に向かった。ところが、バス停は長蛇の列で、バスがやってきたがとても乗れそうもない。仕方がないので、通りかかったタクシーに乗って仙台に向かった。とんでもない出発になった。先が思いやられる。
それでも、JR仙台駅にはかなり早く着けたので、12時発の東北線に乗ってしまった。
福島に着いたが、ここで一便遅らせることにして、福島の街を歩いてみることにした。
駅前の道をまっすぐに歩いて行くと日本銀行の福島支店がある。予想に反して近代的な建物で、この前にパネル展開催中の表示があったが、通りすぎようとしたら、ガードマンに声をかけられて、中に入ってみた。福島市は今、市制100年の記念行事の真っ最中で、日銀のこうしたパネル展もその一環なのだ。
中には福島の明治・大正・昭和の古い街並みの写真が展示されている。そもそも日銀なんて私ら一般庶民には縁のないところなのだが、中のカウンターが普通の銀行のようになっていた。写真パネルの他に、現金40億円と1億円の見本が置かれていた。1億円は重さが10sで持ち上げてみたが、意外と軽かった。40億円になると重さは430sもあって、これは台車に乗せられていた。店内には日銀のパンフレットが置かれていたが、荷物になるので持ち帰るのは止めにした。でも、アンケートに協力したら、変な材質の茶碗のようなものをくれた。説明によると、これは古くなって廃棄処分された1万円札の裁断されたもので作られたのだそうだ。すごいと思ってしまった。
さらに通りを歩いて「ふれあい歴史館」まで行ったのだが、今日は閉館日であきらめるしかなかった。
駅に帰って、再び列車に乗る。
郡山で30分ほど余裕があったので、改札を出て駅構内の立ち食い蕎麦屋さんで昼食をとった。
宇都宮から湘南ライナーに乗ったのだが、これは各駅停車でものすごく時間がかかって、さらに新宿から中央線快速に乗ったのだが、これも結局は各駅停車で(新宿〜東京間が快速なのだ)、結局、高尾で当初予定した列車に乗ることになってしまった。
甲府に予定通りの22時46分に着く。駅は閉鎖されるのかと思ったら、甲府駅には自由通路ができていて、この通路は24時間開放されているため、ここで寝ることができるのだ。登山者が何人か寝ていた。
ただ。真夜中にこの通路の顔みたいなへんな兄ちゃんがいて、大声でわめいたりしてうるさかった。
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