九州一周の旅 杵築 重光邸

 九州一周の旅 杵築

2011年10月4日
杵築市内の観光を終えて、次の予定の湯布院へ行こうと思っていたのだが、観光パンフレットを読むと、郊外に轟地蔵と十王像があることがわかった。時計を見るとまだ14時である。せっかくなので、行ってみることにした。

 轟地蔵と十王像
轟地蔵の入り口。赤い幟がいっぱい立っていてすぐにわかった。
木村氏第4代頼直に一人の娘があった。姫は安岐城主と婚約して嫁ぐ日を待っていたのだが、姫のよくない噂が広がって破談になってしまった。姫は嘆き悲しんで、この轟の渕に身を投げてしまった。父頼直は、石工に命じて地蔵堂を刻ませて姫の冥福を祈ったという。
地蔵の顔に、白粉をぬって祈願すれば美人になれる、願いがかなうともいわれ、今も、この地蔵の顔はいつも真っ白なのだ。


階段の坂を下ってゆく

谷底に着いた

谷底には地蔵がいっぱい

お地蔵様がびっしりと並んでいる

轟の滝、ここに姫は見を投げたというが、すごく浅くて死ぬことはできないと思うのだが…

滝に祀られた不動明王の石像

これが轟地蔵、お顔は真っ白だった。

轟地蔵のすぐそばに十王像があった

苔むした十王像

BACK 杵築 商人の町

NEXT 杵築 重光邸
BACK 九州一周の旅




総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介




メール