北海道の旅 2011年 


今回の旅では、時間にとらわれず自由勝手に寄り道することにしている。
阿寒湖から川湯に向かったのだが、途中、双湖台・摩周湖と寄り道して、川湯に着いたら14時であった。
川湯では「つつじヶ原自然探勝路」を歩いた。ちょうどエゾイソツツジが満開で、すばらしい散策ができた。


 双湖台
双湖台上り口


双湖台の展望台

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2011年7月1日

阿寒湖から車を走らせて摩周湖に向かった。

途中に双湖台があるので立ち寄った。あまり知られていないと思うのだが、ここからはペンケトウとパンケトウの二つの湖を見ることができるのだ。ポイントは、ペンケトウが北海道の形に見えることだ。でも、もう一つのペンケトウはよく見えないのだ。
双湖台からは雄阿寒岳の眺めもすばらしかった。雄阿寒岳の眺めはここから観るのが一番さっそうとしているのではないかと思ってしまう。雄阿寒岳の左奥には、霞んではいるが雌阿寒岳も観ることができた。




 摩周湖
摩周湖展望台

さて、車を走らせて摩周湖展望台に着いたのは13時20分頃。
あいにく「霧の摩周湖」で、あの絶景を見ることはできなかった。摩周湖は本当に晴れることが少ないのだ。
ぜひ、あの展望を紹介したいので、摩周岳に登ったときの写真を登載しておきます。


 川湯の森
川湯付近の真っ直ぐな道


途中に自転車を置いた


川湯エコミュージアム


摩周湖から川湯に向かった。もうもうと白煙をあげる硫黄山の眺めはすばらしい。硫黄山から川湯に向かって車を走らせると、途中の草原は白い花で埋め尽くされていた。この草原は「つつじが原」といって、今、咲いているのはエゾイゾツツジなのだ。

昔、川湯から硫黄山まで続く遊歩道を歩いたことを思い出した。そのときは花は咲いていなかった。せっかくなので、この白い花を眺めながら遊歩道を歩いてみることにした。
硫黄山駐車場から少し行ったところで車を停めて自転車を下ろした。ここに自転車を置いて車で川湯まで行く。遊歩道を歩いたあとはこの自転車で川湯の車まで戻るのだ。
川湯の「川湯エコミュージアムセンター」に車を停めて、歩く準備をした。エコミュージアムの向かいには「川湯の森」があるので、この中をまず散策した。林の中に原田康子の「挽歌の碑」を見つけた。原田康子は釧路出身の作家で、私は彼女の作品がけっこう好きなのだ。
小説挽歌の一節が刻まれている。
  わたしはゆっくり温泉町の通りを歩き出した。
  陽射しの強くなりかけた火山灰地通りに
  噎せるような硫黄の濃い匂いがただよい
  修学旅行の少女たちが白い花片のように群れていた

さらに散策していると「温泉生成碑」があるのを見つけた。温泉が流れ出ていた。

森を一巡して「つつじヶ原自然探勝路」入口に着いたのは14時50分である。




 つつじヶ原自然探勝路
自然探勝路入口


イソツツジの花


硫黄山


つつじヶ原自然探勝路は川湯から硫黄山まで続いていて、約1時間で歩くことができる。コース途中には親切な説明板が設けられていて、私は時間が十分あるので、一つ一つ読みながら歩いて行った。
アカエゾマツの森を抜けると草原が広がる。エゾイソツツジの大群落が広がっていて、花はちょうど満開であった。グッドタイミングで訪問したことになる。
ラッキー…。

35分ほど歩くとハイ松の上に展望台が見えた。これが「ハイマツデッキ」のようだ。この展望台に上ると、一面に広がるハイマツが眺められ、その向こうに白煙を上げる硫黄山が見えた。
道が白い砂になると、硫黄山はもうすぐである。
せっかくなので、硫黄山の噴煙を上げるすぐ近くまで行ってみた。黄色い硫黄が見え、激しく噴煙を吐き出していた。
硫黄山レストハウスで展示物を見学して、あとは自転車で川湯駐車場の車に戻った。
この日は川湯で泊まった。


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