東北の旅

岳岱は正式名称は「岳岱自然観察教育林」といって、
藤里駒ヶ岳の北東側の緩斜面に広がる面積12ヘクタールのブナの原生林なのだ。
ブナと苔むした巨石・大小の転石との調和は日本庭園のようである。
ここは世界遺産のエリアではないのだが、広大なブナ林の中に遊歩道が整備されていて、気持ちがいい散策ができるのだ。



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2009年6月28日

弘前に向かって走って行くと岳岱自然観察教育林がある。昔、来たことがあって、すばらしくきれいなブナ林を散策できるのだ。

世界遺産のエリアからは外れるのだが、すばらしく整備されていた。
岳岱は標高620mにあって、藤里駒ヶ岳北東側の緩傾斜に広がるブナの天然林なのだ。
入り口には駐車場やトイレがちゃんとあって、ここから広くてりっぱな遊歩道が続いている。ブナの林をのんびり歩いて行くと、すぐに「多目的展示施設」がある。休憩所のようなものなのだが、中には白神ブナ林のパネルが展示してあった。
ここからさらに遊歩道を北に向かって歩いて行く。すばらしいブナの林が広がっている。遊歩道が木道に変わると、モリアオガエルの池があった。ただの水溜まりではないかと思ってしまった。
鬱蒼としたブナの林を行く。林の中に点在する大きな岩は苔むしていて、日本庭園のようである。
遊歩道の十字路についた。ここでは団体が休憩していた。ここから引き返したのだが、同じ道を戻るのはつまらないので、東側の遊歩道をたどることにした。曲がりくねっていて、すごく遠回りするのだが、その分、原始のブナの林を楽しむことができる。
多目的展示施設からモリアオガエルの池に向かった遊歩道を横切るとて、ブナの巨木に着く。このブナの巨木は樹齢400年、樹高24m、幹周4.85mで、「森の巨人たち100選」に選ばれているのだ。私はこうした巨木が大好きなのだ。
世界遺産ブナの原生林を満喫して、車に戻った。


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