北海道で札幌の次に大きな都市がこの旭川である。市街の中心には常盤公園があって、中央に千鳥池が広がり、池を周遊する散策路には彫刻が散らばっている。

常盤公園(北海道立美術館→彫刻群→上川神社→千鳥池→川のおもしろ館→今野大力詩碑)→旭川市彫刻美術館→井上靖記念館


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2007年6月29日

明日は音威子府山に登りつもりである。カーナビをセットしたら、道は旭川市を通る。せっかくなので、旭川を観光することにした。

まず北海道立美術館のある常盤公園に行った。公園内はきれいに整備され花も美しく咲いていて、彫刻もいくつか見ることができる。公園の周遊路を歩いて行くと、上川神社があって、その先に「川のおもしろ館」がある。入場は無料ということなので入ってみたらけっこう楽しかった。
この館の前には今野大力の詩碑がある。
詩人が時代の先駆をした
詩人が郷土を真実に生かした
そんな言葉が私の耳に流れては来ないかしら
そんな言葉が地球のどこかで語られる時
私のからだは 墓場の火玉となって消えるだろう

公園の正面入口には永山武四郎の銅像がたっている。この人は鹿児島県出身で上川地方の開拓の基礎を築いたのだ。旭川第七師団の初代師団長でもある。
もう一つ、公園の樹林の中には岩村通俊の銅像もあった。この人は高知県宿毛市の出身、北海道庁の初代長官で、旭川の基礎をつくった人なのだ。銅像の隣に歌碑があった。
世の中に 涼しきものは 上川の
雪の上に照る 夏の夜の月

ボートが浮かぶ池を一周して、道立美術館の前に戻って、さて入場しようと思ったが、あまり面白い内容ではないので止めにした。
次に旭川市彫刻美術館に向かった。
建物は洋館で趣きがある。旧旭川偕行社で、国の重要文化財でもある。この彫刻美術館には旭川出身の中原悌二郎の作品を展示してあるのだが、その他に悌二郎と親交のあった萩原守衛などの作品も展示してある。これはけっこう見ごたえがあった。
この隣に井上靖記念館がある。井上靖はこの旭川で生まれたのだ。今年の大河ドラマ「風林火山」の原作は井上靖の小説である。
あとは音威子府に向かって車を走らせるだけなのだが、その前にマクドに寄って、登山記録の入力をした。


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