私の東北の山百選
やくしだけ

標高 1645m
小田越登山口→1:20→1620mピーク→15分→薬師岳山頂→1:00→小田越山荘→5分→小田越

薬師岳は早池峰山の真向かいにそびえる山である。
何度か早池峰には登っているのだが、そのつど薬師岳を見て、いつか登りたいと思っていたのだ。
薬師岳山頂から早池峰山

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2004年823

遠野を出て、薬師岳に向かう。
薬師岳は早池峰山の真向かいに聳える山である。
早池峰山は何度か登ったのだが、そのきつい登りの中で振り返ると、目の前にこの薬師岳があった。平べったいがきれいな三角形の山で、いつか登りたいと思っていたのだ。
カーナビで登山口の小田越を設定すると、山の中を通る道が設定されて、小田越には東から入って行くのだ。
車はどんどん高いところへ登って行く。行く手に早池峰山が見えてきて、その手前に三角の山頂を持つ薬師岳が見えてきた。天気もよくて、なんか最高の気分である。
どんどん車を走らせて行くと、早池峰が大きく迫ってくる。今更ながら思ってしまうのだが、早池峰というのは本当に岩に覆われた山なんだと思う。山頂部は大岩で覆い尽くされているのだ。
遠野物語でもこの早池峰山が出てくるのだが、早池峰は遠野からは遥か遠くの山として描かれていて、本当に神秘の山とされているのだ。
車が小田越に着く。でもここは駐車禁止になっていて、駐車場は2km先の河原ノ坊に停めなければいけない。それではたまらないので、小田越の少し手前の薬師岳登山口指導標の前に車が停まっていたので、そこに停めることにした。
薬師岳の登山口は2つあって、車を停めたのが小田越山荘の前の登山口、私が登り始めようとしているのが小田越の登山口なのだ。ただしこの間、歩いて5分ほどである。
小田越の登山口の真向かいには早池峰山の登山口がある。こっちの登山口はすばらしく立派で、登山者も断然多い。
私は墨の字がかすれてしまった「薬師岳登山口」の案内にしたがって登山道に入った。
すぐに急登が始まるか思ったが、しばらくは平坦な道が続く。しかし、いつのまにか傾斜がきつくなって、樹林の中、ひたすら登って行くことになる。
大きな岩の間を縫って登っていくが、大岩の下にキラキラと緑に輝く小さな植物群を見つけた。これはヒカリゴケなのだ。北海道の山に登ったときも、いくつかヒカリゴケを見たが、今回のが一番鮮やかに光っていた。この光はいったい何ナノだと思ってしまう。
その光は夜光塗料の光に似ている。どんな加減か分からないが光をきれいに反射しているのである。
登って行く途中で、いくつかその群落を見た。
樹林はだんだん背丈が低くなって、展望が開けるようになる。
這い松の中を登って行く。這い松の緑の絨毯の中に巨岩がいくつ突き出ているのが見える。
薬師岳は標高が
1645mもあって、今回の東北登山旅行で登ってきた山とは格段の差なのだ。すぐ真向かいに聳える早池峰山のおかげで影が薄くなってしまっているのだが、この山はすばらしいと思う。
何よりも、早池峰山の展望がいい。
早池峰の巨岩に覆われ、日本アルプスを思わせる山容を一望できるのだ。
振り返り振り返り登って行く。
今日の天気予報は午後から雨なので、気持ちが焦っている。
でも早池峰の上に広がる空は青空である。なんとか薬師岳山頂までは晴れていて欲しいと思うのだ。
這い松の中を登って行くと、行く手には山頂と思われるピークが見えきたのだが、なかなか着かない。
ようやくピークに登りつく。ここが山頂かと思ってしまうのだが、そうではなくて、地図には1620m峰と書かれたところである。
ここからは真っ正面に早池峰山を眺めることができる。今回の東北登山旅行では、岩に覆われた山はほとんどなかったのだが、この早池峰はやっぱり違う。
遠野物語に書かれている、遥かな山、神の住まう山としてふさわしいと実感した。
1620m峰からはほとんど直角に左に曲がる。ここからは稜線の平坦な道で、這い松の中の道を縦走して行く。途中には巨岩が点在していて、この横を抜けて行く。
薬師岳の山頂は、大きな岩が重なる上にあった。
ここからも早池峰のパノラマがすばらしい。私は早池峰には3度ほど登っているのだが、鶏頭山への縦走をしていない。いつか、河原の坊〜早池峰山〜中岳〜鶏頭山〜早池峰神社の縦走をしたいと思っている。そういうつもりでこの早池峰の山並みを眺めていた。
山頂からは直接、小田越を目指して下った。
ものすごく急な下りである。すぐに樹林の中に入って、木につかまったりしながら下って行く。天気はなんとかもってくれて、小田越には4時頃に着くことができた。
こっちの登山口には私の車が真ん前に停まっていた。


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小田越の監視小屋


まず木道を行く


樹林から抜けると1620m峰が見える


1620m峰


巨岩が散在する稜線を行く


薬師岳山頂


山頂から早池峰山


下山口から山頂を振り返る


小田越山荘





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