たかだおおだけ

標高 1552m
谷地温泉登山口→2:00→高田大岳山頂→1:10→谷地温泉

八甲田という山は広大である。最高峰は八甲田大岳なのだが、この山一つに登って、八甲田に登ったなどとは思って欲しくない。この高田大岳も八甲田山系の一つなのだが、登ってすばらしい山であることは間違いない。
高田大岳山頂

BACK 南八甲田 櫛ヶ峰

2004年83

今日は高田大岳に登ろうと思う。
昔、青森で働いていたときに、この山に登っている。
そのときは春で、まだ雪がたくさん残っていた。谷地温泉から登り始めようとしたのだが、登山口がどうしても見つけることができなかった。一応、雪の上の踏み跡をたどってみたのだが、途中でわからなくなってしまった。雪の樹林の中を30分ほどウロウロしたのだが、諦めて登山口に帰ってきた。
そうしたら、そこにちょうど学生の登山パーティがやってきた。ラッキーであった。
この後をついて行くことにした。
そうしたら、ちゃんと赤いテープが下がっていて、山頂までこの目印がずうっと続いていた。おかげでなんとか登頂することができた。山頂から残雪の八甲田の景色はすばらしかった。
今日から青森ねぶた祭が始まるので、今夜はその見物をするつもりだ。

さて、今回は夏の登山である。
高田大岳の登山で語ることは本当に少ない。ただひたすら登るだけだからである。
谷地温泉の右手に登山口の表示がある。極めて明瞭であって、前に来たときはなんで、こんなところで登山口が探せなかったのかと不思議に思ってしまった。
樹林の中に入って、湿った道を行く。すぐに急登が始まるのかと思ったらそうではなかった。朽ちかけた木道なんかをたどって行くと、登りがきつくなる。
ここからはただひたすら登るだけである。
樹林の中の急登が続く。
そのまま一直線に登って行くのかと思ったら、一旦傾斜が緩む。
山頂はまだまだ遠い。壁のように急な斜面が立ちはだかっている。
再び急な登りが始まって、しばらくすると樹林の抜け出して、笹と這い松の中を急登して行く。振り返るとすばらしい景色。南八甲田の峰々を展望することができる。
ようやく急な登りが終わるが、そこが頂上ではない。少しだけ稜線を行くと祠があって、そこが山頂であった。
ここからは、やはり南八甲田の展望がすばらしいのだが、薄く雲がかかり始めていた。
もう少し道を進むと、八甲田大岳が展望できる。
これはすごい迫力である。
八甲田大岳に少し隠れて、井戸岳が見える。昔、この山に登ったときは残雪の多いときで、その景色もすばらしいのだが、この夏山の景色もすばらしい。
大満足で山頂をあとにした。
登ってきた道を引き返したのだが、この下りはすさまじく急であった。
這い松や笹につかまって、慎重に下らなければいけなかった。


BACK 青森県の山

登山口の谷地温泉


木道があったりする


樹林の中に入る


樹林から抜けて這い松の中を急登する


山頂祠が見えてきた


高田大岳山頂





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