BACK 太平山
2004年8月28日
旭又キャンプ場から車を走らせて、昨日テントを張った国民の森に立ち寄った。ここでご飯を炊いて昼飯にした。今日はあと山に登る予定はないのでのんびりできる。
ついでに、ここで登山記録をパソコンに打ち込んだ。
太平山から車を走らせていくと、秋田温泉という看板を見つけた。
寄って行くことにした。山から降りたらやっぱり温泉である。1時間ほどいて、白岩岳の登山口に向かう。
この白岩岳は、武家屋敷で有名な角館のすぐ近くなのだ。角館でスーパーを探して買い物をし、それから登山口に向かった。
この登山口に向かう道はめちゃくちゃに荒れていて、四輪駆動でよかったと思った。パジェロミニ大活躍である。
行き止まりが登山口で、駐車場のスペースがある。車の横にテントを張って、食事の準備。毎度のことなのだが、焼き肉とビールだけである。
他に誰もいないので、コールマンのランタンをつけて明るくした。カーステレオもガンガンかける。
今日は風が強い。テントを固定していなかったら、飛ばされてしまった。
天気は明日まではもつはずなのだが、心配である。
8月29日
朝、5時に目を覚ました。
昨日飲み過ぎたようなので、朝食は抜くことにした。
テントを畳んで、5時半に出発。
白岩岳というのは、よくわからない山なのだ。
登山口から杉林の中を登って行く。傾斜はそんなにきつくない。指導標では登山口からシシ小屋跡まで1.4kmとなっている。
途中、旧道コースと合流し、10分ほどでシシ小屋跡に着いた。小屋らしきものはなにもなかった。
ここからはブナ林の中を登って行く。
急な道を45分ほど登ると、雲の中に入ってしまった。風が強い。
今日は展望は望めそうもない。
霧が流れるものだから、木々の葉に露がついて、それが落ちてくる。おまけにこのあたりから、道は草や笹が覆い被さっているようになった。これを掻き分けながら行くと、ズボンやシャツがぐしょ濡れになってしまった。
山頂の手前に太沢展望台がある。
展望台とはいいながら、霧で何も見えなかった。
すぐに山頂に着く。といっても、樹林の中で、ただの分岐点みたいな山頂であった。
私はさらに「白岩薬師」に向かうことにした。
白岩薬師への道は草木もちゃんと切り払われていて、歩きやすい道であった。
15分ほどで着いた。
社と三角点がある。霧がかかっていなかったら、すばらしい展望が得られるはずなのだが。
急いで引き返した。
白岩岳山頂から下り始める頃に空が晴れてきて、日が射しはじめた。下界の展望がえられる。もう少し、白岩薬師にいればよかったと思った。
ひたすら、来た道を引き返して、登山口に戻ってきたのは8時半頃であった。
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登山道入り口にこんな看板があった
登山道入り口
行太沢展望台
白岩岳山頂三角点
白岩薬師山頂
山麓から白岩岳を見る |