私の東北の山百選
しづくらやま

標高 1234m
登山口→30分→雨乞岩分岐→30分→水場→30分→三本松→30分→志津倉岳山頂→20分→細ヒド分岐→1:00→登山口

志津倉山にはすごい岩壁がある。雨乞岩という巨大なスラブですばらしい眺めである。そして、屏風岩からの展望もすごいのだ。紅葉のブナの森を行く楽しい登山であった。

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2005年1026

登山口までの林道は舗装されていて、駐車場も舗装されていた。そこで、車の横にテントを張って寝ることにした。車の中だと、どうしても足が伸ばせない。今日は、ゆっくり足を伸ばして寝ることができる。


1027

駐車場から少し行ったところに登山口がある。登山口から山道に入るとすぐの志津倉の鐘があった。
左に沢の流れを見て登って行く。すぐに細ヒドコースと大沢コースの分岐がある。ガイドブックに従って大沢コースを登ることにした。沢に沿ってゆるやかに登って行く。
登山口から20分ほど歩いたところで、右にすさまじいスラブの岩壁が見えた。これはすごい。強大な一枚岩が渓谷をつくっているのだ。これが雨乞岩であった。この志津倉山って、岩峰の山なのかと思った。
沢に沿って登って行くと、双子岩コースが右に分かれるが、そのまま大沢コースを行く。この道はすぐにまた合流するのだ。
沢の流れを渡ると、シャクナゲ坂経由山頂という標識があった。この渡った沢が最後の水場である。
ここからはすまじく急な登りが始まった。山頂に向かって、ひたすら急登が続くのだ。
木の根や岩に掴まって登ってゆく。そうしたら、シャクナゲ坂の標識があった。ここまではシャクナゲ坂ではなかったのかと思ってしまう。ここから一段と険しさが増した。
すぐに大岩に鎖が下がっていて、これを越える。急登が続いて、確かにシャクナゲの群落があった。屏風岩についたのは750分である。歩き始めて1時間たった。
屏風岩からは谷の向こうに大岩壁が見える。今、自分がいるところも絶壁の上である。
ここからの眺めはすばらしい。谷は紅葉していて、すばらしくきれいなのだ。
15分ほど登ると三本松である。ここでようやく傾斜がゆるやかになった。
紅葉の樹林の中を登って、尾根に着いたのは825分であった。ここで左に踏み跡がある。志津倉岳本峰にいけるらしいのだが、藪道だそうだ。もちろん行くのはやめた。
山頂に向かって樹林の中の稜線を行く。紅葉のブナの林がきれいだ。
秋の山は本当に美しい。樹林がまばらになったと思ったら、そこが山頂であった。8時半であった。山頂には三角点があって、谷側が開けている。雲海の上に浮かぶ山陰を見ることができた。
山頂からはブナ林の稜を行く。15分ほどで、谷に向かって下る道にはいる。どんどん道は急になって行くが、ともかく紅葉がきれいである。つい写真を撮ってしまって、先が進まない。沢に降り着くと、そこに「細ヒド」の標識が立っていた。この名前の意味がわからない。
ここからは急な道を下って行くのだが、途中で糸滝があった。黒い岩盤の上を細く水が流れ落ちていた。
ここからも急な下りが続き、岩の上に足場を階段のようにつけたところがあった。ガイドブックでいう鎖場のようである。これを慎重に下る。傾斜が緩やかになって、まだ紅葉の始まらないブナ林を行くと、ブナ平という標識があった。
ここから沢に向かって、きれいなブナ林の中を下って行く。左右、沢に挟まれた尾根を行くようになると、下に指導標が見えてきた。左右の沢が合流するとことが、細ヒドコースと大沢コースの分岐であった。
ここから登山口はすぐである。
車の前に戻ったのは940分であった。


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登山口の「志津倉の鐘」


細ヒドコースと大沢コースの分岐


沢に沿って登ってゆく


迫力の雨乞岩


最後の水場から急登が始まる


シャクナゲ坂を登る


屏風岩に着く。展望がすばらしい





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