私の東北の山百選
りゅうがもり

標高 1049m
登山口→40分→寒沢コース合流点→20分→竜ヶ森山頂→10分→寒沢コース合流点→30分→登山口

往復2時間半ほどで登れてしまう山なのだが、すばらしいのは美しいブナ林の尾根を行くことである。山頂には広場があって、りっぱな展望台がたっている。
竜ヶ森山頂

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2009年6月27日

森吉山から早く下山できたので、もう一つ登ることにした。ブナ林がきれいな竜ヶ森である。

森吉山からは直線距離で10kmほどしかないのだが、一旦国道109号線に戻るためにすごく遠回りしなければいけなくて、40kmも走るのだ。県道に入って明利又集落に入ると、舗装が終わってしまった。さらに走って行くと、竜ヶ森キャンプ場の入口があって、登山口までは11kmも舗装されない道を走らなければいけなかった。でも、そんなにひどいガタガタ道ではなかった。
林道終点が登山口である。

身支度を終えて歩き始めたのは1150分、まず小さな沢の流れを渡る。
杉林の中を緩やかに上っていって、尾根を右に回り込むと、階段の急な登りが始まった。きれいなブナの林の尾根を急登するのだ。所々にツツジの花が咲いている。樹林が途切れたところからは竜ヶ森から小繁森への稜線を眺めることができた。
40分ほども登ると尾根の上に着いて、そこには指導標がたっていた。かなり古いものであるが、山頂まで800mと書かれていた。ここへは、左から寒沢コースが上ってくるのだが、今はもう廃道になっているのだ。確認したが、かすかな踏み跡が残っているだけである。
きれいなブナの尾根を登って行く。傾斜は緩やかで、
10分ほど行くと山頂方向を指した標識があった。ここが縦走コースの分岐点である。でも、その道はあまりはっきりしない。帰りはこの道を下ろうかとも思っていたのだが、その気がなくなった。おとなしく登ってきた道を引き返そうと思う。
ブナの尾根を登って行くと、背の高い笹が目立つようになる。15分ほど登って、笹藪から抜け出すと、もう山頂広場であった。
1250分到着、早かった。
山頂にはりっぱな展望台がたっていて、その右に避難小屋がある。
竜ヶ森という山頂標識の後ろには三角点がある。確認したら二等三角点であった。さらに、小さな石の鳥居とその後ろに祠があった。
展望台に上ってみた。森吉山や秋田駒ヶ岳などが見えるというのだが、遠くは霞んでいてよくわからなかった。
今日はすごくいい天気で暑いくらいなので、小屋の中で休憩することにした。
山頂をあとにしたのは13時ちょうどである。きつい下りはないので、走るように下って行って、登山口に戻ったのは1347分であった。

車を走らせて行くと、明利又の集落に古碑群があったので立ち寄った。このあたりは管江真澄が旅をしていて、それを記す標識がいろんなところにたっているのだ。
小岳の登山口に向かう。途中ダム湖のほとりに猿ヶ瀬園地があって、キャンプ場や広い駐車場があったので、ここで椅子・テーブルを出して食事をした。
のんびりしていたのだが、ここから小岳までは20kmもあるので、今日中に登山口まで行ってしまうことにした。
この道は長かった。舗装されていたら30分たらずで行けるのだが、園地からすぐにガタガタの道になったので、1時間もかかってしまった。
登山口には管理寮があるのだが、これは山小屋のようなもので、ここに泊まることもできそうだ。でも、車の中で寝た。夜は真っ暗であった。


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林道終点が登山口


すぐに沢を渡る


階段の登りになった


山頂まで800mの指導標


きれいなブナ林の尾根を行く


竜ヶ森山頂






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