こまたやま

標高 1367m
土内登山口→1:30→奥の二俣→30分→キャンプ場→20分→稜線分岐→1:20→サンショ平→30分→小又山山頂→稜線分岐→火打岳

この山は神室山系の最高峰なのだ。天気にも恵まれてすばらしい登山をすることができた。この山は絶対にお勧めである。
小又山

BACK 杢蔵山

2004年916

昨日はテントを張って寝たのだが、夜中に時々強い風が吹いてテントが飛ばされそうになったりした。とてもぐっすり眠れる状況ではなかったのだ。それでも夜明け頃には風も収まって、それからゆっくりと眠れた。そのおかげで、出発が遅くなった。
登山口を出発したのは7時半である。入り口の駐車場からは道が細くなって、車は入れない。それでも昔は車が通れる道だったらしくて、所々に交通標識が立っていた。
15分ほど歩くと「砂利押し沢登山口」の標識があって、土内川に向かって下って行く。
ガイドブックには「徒渉」と書かれていたが、本当にそうだった。靴を脱いで渡るしかないのだが、徒渉点にはワイヤーロープが張ってあって、これにつかまって渡る。膝下くらいの流れである。
ここからは沢に沿って登って行く。かなり険しい道だ。
沢の流れが深い谷を造っていて、それをへつりながら行かなければならない。足場はかなり悪くて、すごく細い道なのだ。そうとう緊張しながら登って行く。
ほとんど沢登に近い登りが続いて、目印の赤い布切れを見逃さないようにしなければいけない。
奥の二股の手前では道がほとんど消えかかっていて、道を失ったのではないかと心配になるほどだった。
この二股から尾根道に取りつくのだが、登り口に石が置かれていて、そこに赤い矢印が書かれていた。この表示を見たときはほっとした。道を間違えていなかった…。
ほっとしたのだが、ここからの登りはすさまじかった。
ほとんど垂直のような斜面を、両手フル稼動で登って行く。登り始めて30分ほどで傾斜がゆるやかになって、ほっとしながら歩いて行くとキャンプ場の標識があった。
樹林の中の狭い草地があって、なんとかテントは張れるというだけのものであった。もちろん炊飯施設などまったくない。
再び急登が続く。20分ほど息を切らして登って、ようやく稜線に出た。展望が一気に開けた。
小又山は左である。いくつものピークが連なっていて、けっこうきつそうな縦走路なのだ。
右は火打岳に向かう道で、ここから見る火打岳はすごい。三角に鋭く切り立っていて、眺めていると無性に登りたくなっってしまう。
登山口からはいろんな指導標があったのだが、小又山という標識はなくて、神室山かこの火打岳と書かれていたのだ。もしかしたら、この山域では火打岳のほうが有名なのかと思ってしまう。

小又山に向かって縦走開始。距離にして4kmほどを歩かなければいけない。ガイドブックには歩行時間1時間50分となっている。縦走路でこんなに時間がかかるというのは、アップダインがあるかなりハードな道ということだ。
細く切り立った稜線で、踏み跡もしっかりしていない。そして、思った以上に登りが急なのだ。
いくつものピークを越して行く。振り返ると鋭く切り立った火打岳がすばらしい。
最初、小又山だろうと思っていたピークはまったく違っていて、そのはるか奥に山頂はあった。ガイドブックにある「サンショ平」というのはよくわからなかった。
最後に急登すると小又山の山頂。すばらしい眺めだ。
この小又山の標高は1367mで神室連峰の最高峰である。神室山は1365mなので2m高いのだ。
行く手には天狗森の山頂があって、その奥に神室山が見える。
今回の登山旅行では神室山系の山を登っていることになる。私はこの神室山系をかなり見くびっていたみたいだ。この山は本当にすばらしい山だと思う。
神室山は日本二百名山に選ばれていて、一度登っている。そのときはたいして感動する山ではなかったのだが、今回神室連峰の山々を登って、なんかもう一度神室山に登りたくなった。
12時に山頂を出発した。
稜線の分岐にもどってきたのは1時。
本当はこのまま沢に下るのだが、行く手に聳える火打岳を見ていると、どうしても登りたくなってしまった。予定を変更して火打岳に登って行くことにした。

分岐から山頂までの距離は1.5kmである。
分岐からは、山頂の手前に針のように切り立ったピークが見える。これを越えて行くかと思うと、けっこうビビッてしまう。
細い稜線の道を行く。
いよいよこの針峰の登りに取り掛かったが、見た目ほどは険しい登りではなかったが、最後は少し岩場があった。
このピークの向こうはまた切り立った絶壁になってるのかと思ったら、そうではなくて、ゆるやかな縦走路が続いていた。ほっとした。

ここから10分ほど登ると山頂であった。
振り返ると小又山がきれいに聳えている。
さて、帰り道であるが、来た道を引き返すつもりでいたが、あの沢の急峻な道を下るのはいかにも辛い。
私のガイドブックには書かれていないのだが、この火打岳からも土内への下山路があるようで、その指導標がたっている。手持ちの地図に登山道の情報がないのは少し心配なのだが、この道を行くことにした。
一旦、急降下してそれから登り返す。
道は本当にしっかりしていて、登りに使った道よりもはるかに歩きやすい。
下りもあまり急なところもなくて、きついかなと思うところにはロープが張ってあった。
もしかしたら、小又山への登山はこの道が主に使われているのかもしれない。私が登路に使った砂利押し沢の道は、かなり経験を積んだ人の道なのではないか。
でも、この道の最後がよくわからなかった。突然、道が終わって、沢に出てしまったのだ。
赤い布があったので、それにしたがって沢の中を行くと土内川に出た。
川の向こうに林道が見える。
結局、この土内川を渡るために靴を脱がなければいけなかった。(あとでわかったが、ここから200mほど川下にりっぱな橋があって、そこに火打岳登山口の指導標があるのだ。本当はここまで道は続いていたのだろうと思う)
林道を15分ほど歩いて、車のところまで帰ってきた。時間は5時半になっていた。
充実した登山であった。

NEXT 丁岳

BACK 私の東北の山百選

登山口


この流れを渡る


沢に沿って登って行く


二股


キャンプ場


稜線に出たところ


小又山への縦走路を行く


小又山三角点


火打岳を目指す


火打岳山頂から小又山


下山路から火打岳を振り返る


この流れを渡ったら林道





総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介








広告 [PR] 高収入  メイク 美容家電 無料レンタルサーバー