BACK 鎌倉散策 銭洗いの道
2009年9月6日
ネットカフェに泊まったのだが、つい漫画を読むのに夢中になって睡眠不足である。6時頃に店を出てJR駅に行ったのだが、厨子行きは出たばかりで、20分ほど待たなければいけなかった。北鎌倉に着いたのは6時半を過ぎていた。
ここから建長寺まで歩く。まだ朝早いので車も少なくて、20分ほどで建長寺の天下門の前に着いた。ここにあった自販機でポカリを買う。これが登山中に呑む水である。
天下門をくぐると総門があるのだが、まだ早いので閉まっていた。登山口の半僧坊まで行けないではないか。でも、よく見たら総門の左に鉄柵の門があって、そこに通用門がある、鍵がかかっているかと思ったら、簡単に開いた。よかった。
右に仏殿や法堂を見ながら歩いて行くと、正統院の参道にぶつかって、ここで右折する。樹林の茂る道をしばらく行くと、狛犬がたつ広場に着いた。その奥に石の鳥居と石段が見える。これが半僧坊への上り口である。
鬱蒼とした樹林の中に石段が続いていた。この登りはきつくて長い。よやく石段を上りきって、半僧坊本堂の前に着いたのは7時15分になっていた。
本堂の前を右に行くと、地蔵堂がある。ここから登山道が始まる。まず、すさまじく急な石段を上る。鬱蒼とした樹林の中を登ると小さな展望台が見えてきた。この上に立つと遠くに海を見ることができた。
展望台からさらに尾根を行くと柵があって、この柵を抜けて振り返ると、この先建長寺の境内なので拝観料を払えと書いてあった。私は払ってこなかったのだが。
このすぐ先に明月院への分岐があった。でも、まっすぐに樹林の尾根を行く。道は露岩に覆われているところが多い。
5分ほど行くと左側の展望が開けて、遠くに横浜の高層ビル群を見ることできた。再び樹林に入って少し行くと「十王岩」であった。登山道の左に岩のピークがあるので登ってみると、その岩には仏像が彫られていた。ここには「かがわの景勝50選・十王岩からの展望」という石碑がたっている。でも、山頂は樹林に囲まれて、まったく展望は得られなかった。この手前で横浜方向を眺めることができたので、よしとしよう。
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