花の百名山 
たかすずやま

標高 623m
きららの里→15分→高鈴山登山口→30分→向陽台分岐→5分→高鈴山山頂→5分→向陽台分岐→10分→四辻→35分→金山の百体観音→35分→助川山→15分→石切山→20分→助川海防城跡→15分→国道→20分→日立駅

この山は田中澄江の花の百名山で、センブリとともに紹介されている。標高が低いので登山口から1時間足らずで登れてしまうのだが、「高鈴山ハイキングコース」を下ることによって、変化に富んだ登山が楽しめるのだ。
登山道から振り返る高鈴山山頂

 登山口から高鈴山山頂へ
トンネル前の駐車帯に停めた


神峰山の登山口


林道を閉ざす鉄扉があった


御岩山山頂


丘の上に休憩所があった


高鈴山山頂


2013
329

花の百名山に選ばれている高鈴山に登ろうと思う。ところがこの登山はルートをどうするかですごく悩んでしまうのだ。
標高は623mしかないので、むずかしい山ではなくて、登山口の「きららの里」からだったら1時間足らずで山頂に立つことができるのだ。これではまったくおもしろくない。
この山を楽しむには、きららの里〜高鈴山〜JR日立駅と14kmを縦走するのが一番なのだ。私にとって距離は問題ではなくて、困るのは車なのだ。登山口に車を置いたら、ゴールの日立駅から長い距離を歩いて戻らなければいけない。いろいろ調べたらバスがあった。本数もそんなに少なくない。これで決定、縦走コースを歩くことにした。
車を走らせて行くと、本山トンネルをくぐる。けっこう長いトンネルで、これを抜けたところに駐車帯があった。きららの里まで行ってみたが、駐車場はここを訪れる観光客専用みたいなので、トンネルまで引き返して、ここに車を停めた。
身支度を終えて歩き始めたのは7時ちょうどである。県道から南に入る車道を歩いて行くと、舗装が地道に変わるところに登山口の指導標がたっていた。でもここが登山口ではなくて、もう少し林道を行く。右に神峰山入口の指導標を見て、さらに行くと林道を閉ざす鉄扉があって、ここで右に上って行く道をとる。5分ほどで高鈴山まで2kmの指導標があった。ここから山道になる。
緩やかアップダウンを繰り返して登って行くと、右に「御岩神社」を指す指導標があった。

けっこう急な登りになった。10分ほど登ると、すごい岩山が立ちふさがる。指導標にしたがって、本道から右に入って御岩山山頂を目指す。名前の通り岩だらけの道になって、大きな岩を乗り越えたりして行くと巨岩が重なる山頂に着いた。標高492m、到着は750分であった。
樹林に囲まれていて展望はないのですぐ出発した。山頂から直進して下ると、さっき分かれた本道と合流した。
アセビの茂る道を行くと、玉だれの滝分岐に着いた。ここから高鈴山までは1kmである。
ほとんど平坦な尾根を歩いて行き、緩やかに登ると、行く手に大きな電波塔が見えた。
さらに10分ほど行くと小高い丘の上に屋根のある休憩所があって、電波塔が間近に見えた。ここからすぐに車道と合流してしまって、あとはこれを歩いて行くのだ。
正面に高く聳える電波塔を見ながら歩き、この塔の下まで来て、振り返るとそこが高鈴山山頂であった。幅の広い丸太の階段を上がると、芝生できれいに整備された山頂に着く。新しい展望デッキも設けられていた。
四角くコンクリートで固められた真ん中に三角点埋まっていた。よく見たら一等三角点であった。
山頂広場には八角のコンクリート柱があった。これは「天測点」である。文字通り、天文観測をするために設けられた基準点で、全国48カ所、一等三角点のすぐそばに設置されたらしい。



 金山百観音へ
登ってきた道との分岐


わかりにくい四つ辻


金山百体観音


山頂から引き返して行く。さっき私が登ってきた登山道を左にみて、車道を直進して行く。尾根の上に続く舗装された道は「高鈴山ハイキングコース」として整備されているのだ。振り返ると林立する電波塔が見ることができる。

35分ほど緩やかに下ると、舗装から地道に変わって、指導標が立つ十字路に着いた。この指導標がわかりにくい。林道から右に入るのが助川への道なのか、直進するのか、指す方向がどちらともとれるのだ。いろいろ悩んだが、そのまま林道を歩いてゆく。(あとで地図をよくよく見たら、右に入る山道は林道をショートカットするものだった)
落ち葉が積もる広い林道を30分ほど行くと、指導標がたっていて、ここで林道から離れて右の山道に入る。
緩やかにアップダウンして20分ほど下ると、左に石仏が何体も並んでいるのが見えた。これが「金山百観音」であった。
百観音というのは、西国三十三所、板東三十三所、秩父三十四所を合わせた百ヶ所の観音札所のことなのだ。私は石仏が大好きなので、ここで休憩しながら一体一体の石仏をゆっくりと鑑賞してしまった。



 助川山経由で日立駅へ
アセビの山道を行く


助川山山頂


山道を下る


助川海防城本丸館跡


JR日立駅


金山百観音からアセビの茂る山道を歩いて行く。ほとんど平坦な道が続き、道ばたにはショウジョウバカマがたくさん咲いていた。

35分ほどで右に池が見えてきた。これが「おむすび池」で、このあたりは「助川山市民の森」としてすばらしく整備されていた。
池のすぐ先で広い林道に合流する。
砂利の林道を歩いて行くと、行く手の丘に東屋がたっているのが見えた。これが「助川山」で、すぐにその登山口に着いた。もちろん寄っていくことにする。この山へはカタツムリのようにラセンで登る道が設けられているのだが、気の短い私は直登することにした。階段を登ると、すぐに東屋に着いた。山頂は芝生に覆われているのだが、今は茶褐色である。広い山頂の真ん中にポツンと山名標識が立っていて、その足下に三角点があった。三等三角点であった。
山頂からは日立市の市街地を見下ろすことができた。そしてロープウェイが見えた。いくつものゴンドラ行き来している。こんなところにロープウェイが通じているのかと驚いたら、日立セメントの運搬施設なのだった。
砂利道に戻って歩いて行くと案内板があって、ここで砂利道を離れる。少し先でゴンドラの下を通るのだが、そこには危険防止のために下水管のようなトンネルが設けられていた。
ここからは山道を行く。樹林の中の静かな道を下って行くと、10分ほどで住宅地が見えてきた。大山祇神社の前を過ぎ、5分ほどで舗装道に出た。あとは住宅地を歩いて行くだけなのだが、最後に「助川海防城跡公園」に立ち寄りたい。これを捜しながら行く。
歩いて行くと道の右下に芝生の広場が見えた。これではないかと思って、民家の庭先を強引に抜けて広場に着いた。思った通り、ここが助川海防城跡公園であった。公園の一番上のほうに着いてしまったようで、梅林から少し行くと本丸跡の標識があった。石垣の間の石段を下ると、公園名を刻んだ立派な石標が立っていた。

あとは日立駅に向かって住宅地の中を下って行く。角ごとに標識があるおかげで、迷うことなく駅に向かうことができた。駅前へ向けて真っ直に続く「平和通り」は桜並木が満開で、すばらしくきれいであった。
駅到着は12時少し過ぎた頃。きららの里に向かうバスまでは1時間も待たなければいけなかった。


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