関東百名山
しらすなやま

標高 2139m
白砂山登山口→15分→ハンノ木沢出合→40分→地蔵峠→1:30→水場→30分→八間山分岐→1:30→白砂山山頂→1:30→八間山分岐→2:00→八間山→1:00→八間山登山口→20分→白砂山登山口

白砂山は野反湖から単純に往復するのが普通なのだが、今回はあえて八間山の縦走コースも加えてみた。すばらしく楽しい登山になった。
堂石山から望む白砂山

 登山口から堂石山へ 1999年の登山記録


道の駅六合


白砂山登山口


ハンノキ沢を渡る


地蔵峠


水場の広場


堂石山山頂

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2010年99

道の駅を5時半頃に出発して、野反湖に向かった。途中、花敷温泉を通過して、昔この道を歩いたことがあるのに気がついた。このときは、道祖神を訪ねて長野原から歩いたのだ。私は若い頃、けっこういろんなことをしていたのだ。
富士見峠に着くと、初めて野反湖を眺めることができる。野反湖というのはダム湖で、渇水期のためか水が少なくて、あまりきれいではなかった。
峠から下るとダムの少し手前に「野反湖」バス停があって、そこに駐車場がある。この広い駐車場の奥が登山口なのだ。
歩き始めたのは635分である。樹林の中に入って、木の階段を急登するとすぐに尾根の上に出る。このまま尾根を登って行くのかと思ったら、道は下りになって沢に降りてしまった。けっこう大きな流れで、これを徒渉するのはやっかいだ…と思ったら、ちゃんと橋がかかっていた。よかった。
橋を渡って5分ほど行くと、再び小さな流れを渡る。この先は急な登りになった。樹林の中をひたすら登ると、20分ほどで道ばたにひしゃげたプレハブの小屋があった。このすぐ先に指導標がたっていて、左が「切明 和山」となっている。指導標には書かれていないが、ここが地蔵峠であった。ガイドブックには秋山郷への道が分かれると書いてあるのだが切明・和山というのが秋山郷なのだろうか。
この分岐から右に少し入ると峠の名前の由来となった地蔵尊があるというので行ってみた。すぐに小さな祠があって、中に石仏が収まっている。でも、この石仏には螺髪があるのでお地蔵さまではない。

峠から急な斜面を少し登ると道は緩やかになって、尾根の上を行くようになった。このあたりまでは雲の中で、今日の展望はダメかと思っていたが、青空が見えるようになって、日が差し始めた。うれしい。
緩やかなアップダウンを繰り返して歩いて行く。樹林が途切れたところからは野反湖が見えて、その奥に草津白根山・志賀山が見えた。空はすっかり晴れて青空が広がっている。
行く手に樹林の山が迫ってきた。これを越えるのかと思いながら歩いて行くと、水場という標識のある広場に着いた。登山口から1時間45分ほど歩いているので、ここで少し休憩することにした。水場に行ってみようかとも思ったが、ガイドブックでは5分かかるというので止めた。
水場の広場からは急な登りになった。振り返ると野反湖と白根山が見える。道はV字にえぐれた溝の中を登るようになって、ようやく傾斜が緩まると展望の開けた尾根であった。そして、行く手に白砂山が見えた。すばらしい眺めである。
堂石山の山頂があるはずだが…と思いながら、平坦な尾根を歩いて行くと、潅木に囲まれた小さな広場があって、そこに山名の標識があった。ほとんど展望はない。

堂石山から下って行くと、すぐに樹林から抜出して、正面に白砂山がすばらしい姿で聳えている。笹の急斜面を下ると、八間山の分岐があった。時間はまだ95分である。帰りはここから八間山に経由で下ろうと思うので、先を急ぐことにする。



 白砂山を往復
堂石山から下る


池があった


尾根を登って行く


山頂間近の登り


白砂山山頂


すばらしい展望の尾根を緩やかに下って行く。尾根は笹の絨毯で、眺める分にはすばらしくきれいなのだが、朝露がいっぱいで、たちまちズボンはびしょ濡れになってしまった。すぐに雨具のズボンに替えればよかったのに、そのまま歩いていったので、靴の中まで水浸しになってしまった。

白砂山までの縦走路の途中には2042mのピークがあって、これを越えなければいけない。最初のピークの鞍部に下って行くと、そこは小さな池になっていた。この横の泥濘を通って、登りになる。すぐに樹林から抜出して展望が広がった。振り返ると堂石山が大きく聳えている。稜線の左には二つのピークを連ねた山が見える。地図を見ると「八十三山」らしい。りっぱな山である。
ハイマツやシャクヤクなどの潅木の間を登って、ピークを越える。ここからはすごい下りであった。大きく下ってそれから白砂山に向かって登り返すのだ。さすがにがまんできなくなって、ここで雨具のズボンに履き替えた。ズボンも靴下も絞ったら、水がいっぱいであった。鞍部に下って行き、振り返ると今越えたピークはすごく鋭く聳えていた。
緑の尾根を登って行く。この道はお花畑の中の登りであった。時期が遅いのが残念なのだが、それなりに花が咲いていた。
山頂に向かっての急登はきつかったが、振り返ると堂石山と今越えた2042mピークの眺めがすばらしい。
ようやく平坦になったが、山頂はここからまだ遠いのだ。痩せた尾根の登りが続く。
ちょっとした岩場を越ると、少しの登りで山頂であった。

山頂には説明板が倒れていて、その奥の金属板に下手くそな字で「白砂山」と書かれていた。広場の真ん中には三等三角点があった。
山頂の先にも、笹原におおわれたきれいな尾根が続いている。でも、その入口には「この先危険」という標識があった。この尾根は佐武流山に続いているのだが、道がないのだ。
山頂からは北東の展望が得られると楽しみにしていたのだが、雲が湧き上がっていて、山々を見ることはできなかった。
登ってきた道を引き返して八間山の分岐に戻ったのは11時半である。
ここから八間山に向かうので、白砂山を眺めながら休憩した。青空が広がっていて、すばらしい眺めである。



 八間山経由で下山
八間山分岐


八間山への縦走路


ピークに登り着く、ここで右折


八間山への尾根を行く


八間山山頂


登山道から野反湖が見えたのはここだけ


八間山登山口


分岐からは笹を切り開いた広い道を行く。緩やかな下りで、行く手に続く稜線に登山道が続いている。尾根の左は笹の絨毯の急斜面で、それがすごくきれいである。振り返ると白砂山が長い稜線の先に聳えている。
すばらしい展望の稜線を
20分ほど行くと樹林の中の下りになった。これがどんどん下って行く。ようやく平坦になって鞍部に着いた…と思ったら、その先でさらに下るのだった。
左側が開けた道を少し行くと、急な登りになった。行く手には樹林に覆われた山が壁のように立ちふさがっている。この登りからは平らかな長い稜線をもって聳える白砂山が見えた。

樹林の中を急登して、ピークに着いたら樹林から抜出した。ここで直角に右に曲がるのだ。
行く手には笹原の急斜面を持った稜線が続いている。私は八間山は樹林に覆われた山だと思っていたのだが、そうではないみたいだ。
展望の稜線を行く。稜線の左は開けているのだが、右側は樹林で見えない。でも快適な稜線歩きで、展望がすばらしい。
高く聳えるピークに向かって急登する。これが八間山と思ったらそうではなかった。この先にもう一つピークがあって、さらにその奥に笹に覆われたピークが見える。そこには展望台のような建物のようなものが見える。これが八間山であった。まだかなり遠いのだ。
緩やかなアップダウンを繰り返して登って行くと、右側の展望が開けて、岩壁をもったすごく立派な山が見えた。これが岩菅山であった。
八間山が近づく頃、左から雲が湧き上がって山頂が隠れてしまった。ここまで来て、山頂は雲の中かとがっかりしてしまう。
キャンプ場との分岐に着く。右側を眺めると野反湖が見え、その上に岩菅山が聳えていた。
分岐のすぐ上には小屋があった。といっても、ほとんど残骸といっていい状態で、もちろん泊ることはできない。遠くから眺めて展望台と思ったのは、これだったのだ。
小屋のすぐ先が山頂であった。山名標識のすぐ傍には二等三角点があった。
山頂から白砂山を振り返ったが、雲が湧き上がってきて、見えない。残念だと思いながら休憩していると、雲が晴れてきて、白砂山が姿を現した。うれしい。
休んでいると、私が登ってきた反対側から登山者が次々と登ってくる。これは野反湖の展望台があった富士見峠から登ってくるのだった。
八間山からの下りは、最初はすごく急で、しかも岩がゴツゴツしてすごく歩きにくい道であった。でも下って行くにつれて傾斜が緩まって、道もしっかりしたものになって、歩きやすくなった。私はこの下山路から野反湖が一望できるのだろうと楽しみにしていたのだが、結局そんなところはなかった。ひたすら樹林の中を下るのだ。
傾斜が緩まって、もう車道は近いのでないかと思ってもなかなか着かない。けっこう長い尾根なのだ。ほとんど平坦な道になると、エゾリンドウの花がたくさん咲いていた。笹藪を広く切り開いた平坦な道になると、ようやく車道に出た。そこには「八間山登山口」の標識があって、このすぐ横に「池の峠駐車場」があった。
ここからは車道を下って行くのだ。登山道からは見ることができなかった野反湖が、この車道歩きで見ることができた。車道を10分余り歩いて、駐車場に着いた。
1415分であった。


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