関東百名山
おおもちやま

標高 1294m
武川岳山頂→25分→妻坂峠→1:15→大持山分岐→10分→大持山山頂→35分→子持山→35分→大持山→5分→大持山分岐→30分→ウノタワ→35分→ウノタワ入口→20分→山中→20分→名郷バス停

大持山は紅葉がきれいな雑木林の山で、登山者も少なくて静かな山行ができる。大持山へ登ったら子持山の往復は省略しないでほしい。岩稜の変化に富んだすばらしい登山ができるのだから。
子持山から見る大持山

 武川岳から妻坂峠へ
武川岳山頂の指導標


大きな岩があったりする


妻坂峠の指導標


BACK 武川岳

2009年10月20日

武川岳山頂から、きれいな林の中を緩やかに下って行く。尾根には大きな岩があったりするが快適な道である。…と思って下っていたのだが、山頂から
5分ほど来たところに、指導標がたっていて、そのすぐ先はすさまじい急降下になっていた。砂礫で足下が不安定な急斜面を、細かなジグザグで下って行く。ようやく傾斜が緩まると、尾根には露岩が続いていた。
少しの間、緩やかな尾根だったが再び急下降が始まる。同じく砂礫の崩れやすい斜面を下って行くのだ。この急な下りの途中に白い露岩があった。これを下りながらよく見たら、石灰岩であった。セメント原料採掘の武甲山の近くだけあって、この付近も石灰岩らしい。
武川岳から20分余り下ると下に平坦地が見え、指導標がたっている。ここが妻坂峠であった。1040分であった。
ここから大持山の行程は、山頂を往復して名郷のバス停まで
4時間45分である。休憩をいれても16時半ころにはバス停に着けそうである。よかった。
峠には小さなお地蔵様がたっていた。
ここに立つ指導標には、大持山まで1時間40分と書いてあった。



 大持山
道の真ん中に溝


檜林と自然林の間を行く


大持山山頂


峠から登って行くと、尾根の真ん中に溝が刻まれている。やがて、広い斜面の急登になったが、この溝はまっすぐに上に続いている。この溝には土嚢がきちんと積んであって、もしかしたらこれが登山道なのかとも思った。でも、この溝の中を登るのはなかなか大変そうなので、横の踏み跡を登って行く。急登が終わると、この溝はなくなった。
自然林の気持ちのいい広い尾根を行くと、檜林が現れた。右が檜、左が自然林の境界を登って行く。ピークを越すと、その先は紅葉の林になった。きれいな紅葉の稜線を、緩やかにアップダウンを繰り返して登って行く。快適な縦走路である。紅葉がきれいなので、つい、立ち止まって写真を撮ってしまう。

急な斜面を登って、少し緩やかな尾根を登ると、指導標がたっていた。左が鳥首、右が大持となっている。ここが大持山分岐であった。妻坂峠から1時間余りたっていた。そうするとここから10分ほどで、大持山山頂に着けるはずである。
この分岐は展望が開けていて、遠くの山々を展望できる。どれがなんという山なのかわからないのだが…。
ここからきれいな紅葉の尾根を10分ほど登ると、大持山山頂に着いた。登山者が二人休憩していたので、ここでの休憩を止めて、子持山まで行ってしまうことにした。



 子持山
大持山から緩やかに下る


露岩の展望所


岩尾根を行く


子持山山頂


大持山はたいした特徴のない山だったが、子持山は岩峰のすばらしい山であった。大持山に来たら、絶対、省略しないで子持山往復をしてほしい。

大持山から紅葉の尾根を下る。すぐに平坦になって、少し行くと、大きな岩が道を塞いでいた。この巨岩の隙間を通り抜けなければいけないのだ。これには足場がなくて、通るのに苦労した。
この先で、大きな下りになった。さっきのピークはいったい何だったのかと思ってしまう。痩せ岩尾根を通過する。かなり険しい道である。岩尾根を通過すると、今度は急な岩場の登りであった。登り着いたピークには露岩の展望所があって、振り返ると、紅葉に包まれた大持山を眺めることができた。このピークから子持山はすぐだろうと思ったが、そうではなかった。岩の混じる斜面を下って行くと、行く手に三角峰が大きく聳えている。これは武甲山であった。山腹を削り撮られた無惨な姿の武甲山しか見たことがなかったが、ここからは、緑に覆われた普通の山であった。その尾根に登山道がまっすぐにつけられているのが見える。こういう緑の武甲山を見れてうれしくなってしまった。
痩せた岩の尾根をさらに二度ほど登り返す。いったい、子持山はどこにあるんだと思ってしまう。
行く手に紅葉のピークが見えてきて、その山腹には岩場が見える。これに向かって登って行く。岩壁は右から捲いて、渦巻くように登って行くと、ようやく山頂であった。山頂からは武甲山を正面に見ることができる。山頂にたつ指導標には武甲山まで70分と書いてあった。まだ1240分である、本気で武甲山を往復しようかと考えてしまった。
武甲山はあきらめて、大持山に引き返す。紅葉が本当にきれいであった。
大持山に戻ったら、誰もいなかった。ゆっくり三角点や記念写真を撮った。三角点の頭はかけていたが、三等三角点と読めた。



 大持山分岐から下山
横倉山山頂


ウノタワに着いた


テープの目印を追う


沢の合流点に着いた


ウノタワ入口に着いた


大きなキャンプ場があった


名郷バス停


大持山分岐に戻ったのは
1335分である。ここからバス停までは1時間45分の予定である。うまくいったら16時前に着けるかもしれない。ただし、ガイドブックを読むと、このコースは途中、道がはっきりしないところがあるらしい。迷ってしまうかもしれない。
気を引き締めて下って行く。紅葉の中をどんどん下って、檜林の鞍部から登り返す。緩やかな尾根になると、木の幹に「横倉山」という木札がかかっていた。標識はないと思っていたのだが、場所が特定できてうれしい。
美しい紅葉の尾根をどんどん下って行く。展望が開けると、行く手に大きな山が見える。鳥首峠の手前に聳える1059m峰かもしれない。展望が開けたので、ウソタワという鞍部がどのあたりかわかった。緩やかなアップダウンを繰り返しているので、どれが本当の鞍部かわからないのだ。
どんどん下って行くと、下に広い鞍部が見えてきた。これがウノタワのはずである。ここには指導標がたっていたがウノタワという名前は書いていなかった。私はここから左折して下るのだが、標識がないうえ、踏み跡も見えない。
ガイドブックにはここで窪地を横切ると書いてある。確かに窪地がある。これを横切って歩いて行くと、クヌギの幹に古い指導標が打ち付けてあるのを見つけた。「山中・名郷」と書いてある。この方向で間違いないようだ。そこには新しい「ウノタワの伝説」という説明板もあった。これがあるくらいなのだから、途中で道が消えてしまうことはないだろうと思う。
ここからは木の枝にテープがつけられていて、これに従って歩いて行く。でも、道は落ち葉に覆われて、はっきりしない。かすかな踏み跡とテープの目印を追って歩いて行くのだ。広い斜面をジグザグに下って行くと、ウノタワ20分という古い指導標があった。これでさらに自信を深めて、踏み跡を下って行く。
水は流れていないのだが
字の谷のようなところをジグザグに下って行く。急な斜面をどんどん下ると、水の流れる音が聞こえてきた。苔むした丸い岩が累々とする斜面を見て、さらに下ると、突然水場があった。鉄の筒から水が流れ出ている。このすぐ下はこの水が沢をつくっていた。
この流れに沿って下って行くと、指導標のたつ広場が見えてきた。ここは沢の合流点であった。合流した沢に沿って下って行くと、砂防ダムの堰堤があって、その向こうに舗装道が見えた。ここが横倉林道の終点であった。林道に出たところには「ウノタワ入口」という立派な指導標がたっていた。

あとはひたすら林道を歩くだけである。20分ほど行くと、妻坂峠に向かう林道とぶつかった。ここが中山ということになる。ここには「ウノタワ周辺ハイキングコース」の案内板がたっていた。ここから25分ほど歩くと、道が二つに分かれていた。どっちを行ったらいいのかわからない…と思ったら、ちゃんと標識があって、右は鳥首峠への道であった。
このすぐ先はキャンプ場で、かなり大規模でバンガローもある。キャンプ場を過ぎて少し行くと集落に入った。名郷の集落のようで、さらに真っ直ぐに歩いて行くと国道にぶつかった。その左にバス停があった。まだ1535分であった。バスは1648分で1時間も待たなければいけないのかと思ったが、時刻表を見たら、ラッキーなことに1542分のバスがあるのだ。少し待っただけでバスに乗ることができた。
でも、バスで飯能までは1時間ほどもかかるため、駅に着いたのは1635分。さらに30分ほど待って、西武秩父行きの各駅停車に乗った。
芦ヶ久保駅に着いたのは1750分で、もう真っ暗であった。


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