BACK 城峰山
2009年10月16日
今日は大霧山に登る。ガイドブックを読んでみると、登山口は定峰というバス停にあるのだ。聞いたことがあると思ったら、今年の3月に秩父巡礼をしたのだが、その一番札所へ向かうバスが定峰行きだったのだ。
車を走らせて、定峰のバス停前に着いた。バス停の前の路肩にちょうど車を停めるスペースがあったので、ここに車を停めた。道を少し引き返すと、民家の間に細い道があって、そこには村社定峰神社という小さな石碑と、「左
大河原道」の道標があった。
集落の間に続く舗装道をのんびり歩いて行くと、すぐに林の中に入って、ジグザグのすごく急な登りになった。こんな急な道を車が上れるのかと余計な心配をしてしまった。
村社定峰神社に着いた。立派な石の鳥居があって、石段を上るとシンとした境内に社殿がたっていた。
林の中の道から抜け出すと、向こうから上がってくる道と合流して、そこに指導標がたっていた。そしてこの交差点にはベンチが置かれた小さな展望所になっている。
ここから定峰の集落に入って行く。雰囲気のいい集落である。道端には石仏が並んでいて、その中に道祖神もあった。このすぐ先には時計つきの道標がたっていた。このあたりの道端にもベンチが置かれて小さな休憩所が設けられている。ここから少し行くと定岳寺があった。アルミサッシのお寺であった。
車道を歩いてきたのだが、この先で山道に入った。その入口の左には小さな神社があって、道の入口には水神の碑がたっていた。鬱蒼とした林の中を少し登ると、また車道に出てしまった。大きくカーブする車道をショートカットしただけなのだ。再び舗装道を行くと、すぐに本当の登山道入口があった。けっこう広い道で、しっかりしている。昔、さかんに使われた峠道なのである。
鬱蒼とした杉林の中を行くようになると、旧定峰峠に着いた。登山口から40分ほどたっていた。ここから大霧山へは「関東ふれあいの道自然歩道」のコースなのだ。ダイダラボッチの伝説という説明板がたっていた。
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