埼玉県05 大霧山に登るみち
おおぎりやま

標高 766m
定峰バス停→30分→時計つき道標→50分→旧定峰峠→45分→大霧山山頂→25分→旧定峰峠→30分→時計つき道標→20分→定峰バス停

この山の山頂からは360度の大展望が広がっているのだ。山頂に立つ展望図には関東一円の山の名前すべてが記載されていてすばらしい…と思うのだが、私が登ったとき、遠くは白く霞んでほとんど山々を見ることはできなかった。シクシク…
大霧山山頂

 登山口から定峰峠へ
バス停前の路肩に車を停めた


時計付きの道標があった


やっと登山口に着いた


杉林を行き、旧定峰峠に着く

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20091016

今日は大霧山に登る。ガイドブックを読んでみると、登山口は定峰というバス停にあるのだ。聞いたことがあると思ったら、今年の3月に秩父巡礼をしたのだが、その一番札所へ向かうバスが定峰行きだったのだ。
車を走らせて、定峰のバス停前に着いた。バス停の前の路肩にちょうど車を停めるスペースがあったので、ここに車を停めた。道を少し引き返すと、民家の間に細い道があって、そこには村社定峰神社という小さな石碑と、「左 大河原道」の道標があった。
集落の間に続く舗装道をのんびり歩いて行くと、すぐに林の中に入って、ジグザグのすごく急な登りになった。こんな急な道を車が上れるのかと余計な心配をしてしまった。

村社定峰神社に着いた。立派な石の鳥居があって、石段を上るとシンとした境内に社殿がたっていた。
林の中の道から抜け出すと、向こうから上がってくる道と合流して、そこに指導標がたっていた。そしてこの交差点にはベンチが置かれた小さな展望所になっている。
ここから定峰の集落に入って行く。雰囲気のいい集落である。道端には石仏が並んでいて、その中に道祖神もあった。このすぐ先には時計つきの道標がたっていた。このあたりの道端にもベンチが置かれて小さな休憩所が設けられている。ここから少し行くと定岳寺があった。アルミサッシのお寺であった。
車道を歩いてきたのだが、この先で山道に入った。その入口の左には小さな神社があって、道の入口には水神の碑がたっていた。鬱蒼とした林の中を少し登ると、また車道に出てしまった。大きくカーブする車道をショートカットしただけなのだ。再び舗装道を行くと、すぐに本当の登山道入口があった。けっこう広い道で、しっかりしている。昔、さかんに使われた峠道なのである。
鬱蒼とした杉林の中を行くようになると、旧定峰峠に着いた。登山口から40分ほどたっていた。ここから大霧山へは「関東ふれあいの道自然歩道」のコースなのだ。ダイダラボッチの伝説という説明板がたっていた。



 大霧山山頂へ
このピークで直角に曲がる


右側に有刺鉄線の柵が続く


山頂直前の登り


大霧山山頂


旧定峰峠からは鬱蒼とした杉林の中、広い尾根を登って行く。急な登りになると階段が現れた。この階段も杭を並べて打ち込んだもので、段差がすごく大きい。

息を切らせて登って、ようやくピークに着く。そこにはベンチが置かれて指導標がたっていた。ここで道は直角に右に曲がる。緩やかに下って行き、登り返すようになったら、道の右側には有刺鉄線の柵が続くようになった。鬱蒼とした檜林が自然林に変わると、柵の向こうに牧草地が広がった。その牧草地の向こうには端正な三角形の山が見える。これが、午後から登ろうと思っている笠山であった。
景色を楽しみながら歩いていたら、ロープの下がる急降下になった。下りきった鞍部にはウツギの説明板がたっていた。関東ふれあいの道の説明板なのだ。
自然林の中を歩いて行くと傾斜がきつくなって、ロープが下がる急斜面が立ちふさがる。道の右にはあいかわらず有刺鉄線の柵が続いている。傾斜が緩やかになると道の右側が檜林になって、少し行くと林から抜け出した。そこが山頂であった。925分の到着。
山頂にはベンチが置かれているのだが、公園にあるようなしゃれたベンチもあった。大きな山名標識がたっていて、三等三角点が置かれていた。北側が開けている。ここには山頂から見える山々の360度のパノラマ図があるのだが、遠くの山は霞んで見えなかった。
山頂で休んでいたら、突然、遠くで歌が流れてきた。アルプスの少女ハイジの曲で、これが繰り返して流される。なんだろうと思ってしまった。
私のガイドブックでは、山頂からさらに北に縦走するようになっているのだが、車があるので引き返すしかない。
登ってきた道を走るように下って、車の前に戻ったのは1045分であった。


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