BACK 那須連峰 三本槍岳
2010年9月6日
峰の茶屋跡では休むことなくそのまま茶臼岳に向かう。小屋から緩やかに登るとベンチが置かれた尾根に着いた。登山者がたくさん休んでいて、振り返ると朝日岳の眺めがすばらしいのだ。ここは牛ヶ首との分岐でもある。登山道は茶臼岳の山腹を一周するようにつけられていて、右に行くと牛ヶ首、左が那須ロープウェイ山頂駅である。左の道がが山頂へは近いのだ。
分岐から左に登っ行く。目の前には噴煙を上げる茶臼の岩壁がそびえ立ち、振り返ると朝日岳岩峰の眺めがすばらしい。
最初はきちんと整備された道だったが、しだいに岩だらけのガレた道を行くようになって、岩につけられた黄色のペンキ印を探しながら登るようになった。
急登になる。この頃、再び雲が湧き出して、展望はまったくなくなってしまった。ガレた急斜面をひたすら登って、ようやく傾斜が緩まると指導標がたっていた。火口周遊コースとかかれている。見たら右には大きな窪地があって、これが茶臼岳の旧火口なのだ。その向うには鳥居と祠がたっているのが見える。これが茶臼岳山頂であった。
すぐにロープウェイ駅分岐の大きな指導標があって、ここから右に岩の尾根を登ると、鳥居が見えてきた。その奥に登山者が何人か休んでいる。
祠の前に着く。山名の標識はないのだが、ここが茶臼岳山頂で間違いない。11時38分であった。
ここで長めの休憩。
帰りは火口を一周した。途中、絶壁のすぐ上を通ったので、見下ろしたら噴煙を上げているのが見えた。そして、峰の茶屋の小屋もみえて、そこにたくさんの子供たちが休憩している。
山頂からどんどん下って行くと雲の下に出て、展望が広がった。峰の茶屋に着くころ、子供たちに集合がかかっていて、行動を始めるらしい。彼らと一緒に下ることになったらやっかいなので、少し急ぐ。でも、子供たちは茶臼岳に登って行くのだった。
茶臼山腹のトラバース道を走るように下る。朝は見えた朝日岳の岩壁は雲に隠れて見えなかった。
登山口の駐車場に戻ったのは12時40分である。
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牛ヶ首分岐
岩だらけの道になった
ロープウェイ駅との分岐
山頂前の鳥居
茶臼岳山頂 |