関東百名山
みつみねさん

標高 1123m
駐車場→10分→天狗岩→5分→登山口→10分→河内神社→30分→三峰沼→15分→登山道出合→1:00→三峰山山頂

三峰山という名の山は全国にたくさんあるので、区別する意味では「上州三峰山」と呼んだほうがいいのだろうと思う。私が登ったときは霧の中だったので展望はまったくなくて、特筆することがなにもない。
河内神社

 登山口から三峰沼へ
登山口の駐車場


天狗岩入り口


天狗岩


林道終点にはモノレールがあった


河内神社に着く


三峰沼入り口


池があった


三峰沼の畔を行く

BACK 吾妻耶山

2009928

今日の天気予報は曇りだったのに、小雨が降っていた。道の駅に泊まっていたのだが、さてどうしようかと思う。ともかく、雨の中で登山しようとは思わないので、マクドに行くことにした。
このマクドには連続三日やってきている。顔を覚えられてしまったかもしれない。パソコンを操作していたら雨は止んだ。きれいに晴れるという感じではないが、今日一日がもったいないので、ここから最も近い三峰山に登ることにした。

登山口のある河内神社に向かって車を走らせる。すごく曲がりくねった道が続き、どんどん上がって行く。
途中、三峰山登山口の標識があったので安心した。
広い駐車場に着いたのは11時を過ぎていた。三峰山のイラストマップもたっていて、山頂までの距離が書いてあった。
この駐車場から神社までは0.9kmで、舗装された道を歩いて行くのだ。歩き始めるところに指導標がたっていて、神社まで25分、山頂まで2時間15分と書いてあった。
ヘアピンカーブの林道を上って行くと、龍谷寺へ下る道があった。私のガイドブックはこの龍谷寺から後閑駅まで歩くようになっているのだ。
登山口から5分ほどのところに「天狗岩入口」という標識がたっていた。天狗岩までは1分というので、行ってみることにした。
山の急斜面を少し下り気味にトラバースして行くと、巨岩がそそりたっていた。その基部が岩屋になっていて、中には赤い祠が置かれている。ここが天狗岩であった。赤い祠は天狗を祀っているのだろうか。
写真を撮ってすぐに引き返した。
車道に戻って5分ほど行くとお堂があって、そこには座席シートがついたモノレールがあった。荷物を運ぶモノレールはいろんなところで見かけるのだが、こんなのは初めてだ。
このモノレール駅が車道の終点で、登山道が始まる。大きな岩の間を登って行く。露岩の急な登りが続き、道の左は岩壁になっていた。大きな岩の上には石の祠がポツンと置かれているのが見えた。
傾斜が緩まると、左に石段があった。これを登ると河内神社の境内で大きな社殿がたっていた。この本殿の左に指導標がある。これに従って山道に入ると、すぐに「パラグライダー離着場」という指導標あった。ここを右折して山頂に向かう。草が道に覆い被さるところを過ぎると、再びパラグライダーの標識があった。無視して山頂への道を登ると、すぐにアンテナ塔がたっていた。その先の林の中に石の祠が二つ並んでいる。
ここから登山道はほとんど平坦になって、赤松の林に入る。赤松の林を眺めながら10分ほど行くと三峰山頂3.9km、三峰沼0.4kmの指導標があった。でも、すぐに再び指導標があって、左が三峰沼となっていた。自然林の中を緩やかに下って行く。300mほど行くと水面が見えてきた。ただのため池のような情緒のない池であった。池に沿って突き当たりまで行ったが、その先の道は草茫々で道が完全に隠れていた。雨の後なので、これを掻き分けて行ったら、まちがいなくずぶ濡れになってしまう。引き返して、直進する登山道を行こうかと思ったが、ガイドブックには池は二つあると書いている。やはり二つ目の池も見なければ…と思って、露で濡れた草を掻き分けて先に進むことにした。本当にびしょ濡れになった。
すぐに土手があって、そこに上ると池が広がっていた。こちらの方が深山の沼といった感じである。ズボンはビショビショになってしまたが、来てよかったと思った。沼を半周して、北に向かって歩いて行く。




 三峰沼から山頂へ
登山道と合流する


アカマツの尾根を行く


後閑林道との分岐、何度も出てくる


山頂への最後の登り


三峰山山頂


鬱蒼とした樹林の中を歩いて行くと傾斜が少しきつくなって、さっきの登山道の続きに出た。ここに立つ指導標には山頂まで
3.1kmとなっていた。池の入口では3.8kmだったから、この間700mだけすすんだことになる。この頃から霧が濃くなって、樹林が白く霞むようになった。
池の出口から5分ほど行くと「後閑林道1.9km」という指導標がたっていた。この先、後閑林道へ下る分岐は何度も出てくるのだ。
霧に霞む尾根を歩いて行く。この登山道には赤松の林が時々現れるのだが、単調な道が続く。尾根を歩いているのだが、けっこう広くて平地を歩いてるのではないかと思うほどの森が続くのだ。
顕著な尾根の道になると、山頂まで1.4kmという指導標がたっていた。大きな山影が迫ってくる。これに向かって直登のかと思ったら、斜面の右側を斜めに登っていって、向こう側の稜線鞍部にでるのだった。
この三峰山に登る人なんてほとんどいないだろうと思って歩いていたら、
10人ほどの団体とすれ違った。団体で登りに来るほどの知られた山だったのか…と感心してしまった。
緩やかなアップダウンを繰り返すものの、きつい登りはほとんどない。…と思っていたら、すごい急登になった。この上が山頂だと思って息をきらして登って行ったが、標識はなくて、さらにその先に尾根道が続いている。一旦下りになって、ブナ林の広い鞍部に着く。でもこの先も急な登りであった。
ブナ林の斜面を一直線に登って、ようやくたどり着いたピークが山頂であった。右手が開けていたが、雲の中なので何も見えない。山頂にはベンチがあって、ここに座って休憩。広場の真ん中には二等三角点があった。

山頂の標識には矢印がいっぱいつけられていて、谷川岳や赤城山、昨日登った吾妻耶山・大峰山の名前もあった。その矢印の方向を眺めて見ても、真っ白なだけである。
もう帰ろうかと思ったとき、霧が薄れて少しだけ近くの山が見えた。
後は来た道を引き返すだけである。山頂とその次のピークまでは急な下りであったが、あとはきつい登り下りはないはずである。走るようにして歩いて行ったのだが、けっこうきついアップダウンをしてきたことに気がついた。
神社のすぐ近くまで戻って、パラグライダーの発着場に寄ることにした。山頂から下り始めた頃から、霧が薄くなってきているので、展望が開けているのではないかと思ったのだ。
パラグライダーの基地に着くと、予想通りすばらしい展望であった。薄く霞んでいるが、それでも下に広がる街並が見える。今日の登山での展望はこれだけであった。
駐車場に戻ったのは1442分である。


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