BACK 吾妻耶山
2009年9月28日
今日の天気予報は曇りだったのに、小雨が降っていた。道の駅に泊まっていたのだが、さてどうしようかと思う。ともかく、雨の中で登山しようとは思わないので、マクドに行くことにした。
このマクドには連続三日やってきている。顔を覚えられてしまったかもしれない。パソコンを操作していたら雨は止んだ。きれいに晴れるという感じではないが、今日一日がもったいないので、ここから最も近い三峰山に登ることにした。
登山口のある河内神社に向かって車を走らせる。すごく曲がりくねった道が続き、どんどん上がって行く。
途中、三峰山登山口の標識があったので安心した。
広い駐車場に着いたのは11時を過ぎていた。三峰山のイラストマップもたっていて、山頂までの距離が書いてあった。
この駐車場から神社までは0.9kmで、舗装された道を歩いて行くのだ。歩き始めるところに指導標がたっていて、神社まで25分、山頂まで2時間15分と書いてあった。
ヘアピンカーブの林道を上って行くと、龍谷寺へ下る道があった。私のガイドブックはこの龍谷寺から後閑駅まで歩くようになっているのだ。
登山口から5分ほどのところに「天狗岩入口」という標識がたっていた。天狗岩までは1分というので、行ってみることにした。
山の急斜面を少し下り気味にトラバースして行くと、巨岩がそそりたっていた。その基部が岩屋になっていて、中には赤い祠が置かれている。ここが天狗岩であった。赤い祠は天狗を祀っているのだろうか。
写真を撮ってすぐに引き返した。
車道に戻って5分ほど行くとお堂があって、そこには座席シートがついたモノレールがあった。荷物を運ぶモノレールはいろんなところで見かけるのだが、こんなのは初めてだ。
このモノレール駅が車道の終点で、登山道が始まる。大きな岩の間を登って行く。露岩の急な登りが続き、道の左は岩壁になっていた。大きな岩の上には石の祠がポツンと置かれているのが見えた。
傾斜が緩まると、左に石段があった。これを登ると河内神社の境内で大きな社殿がたっていた。この本殿の左に指導標がある。これに従って山道に入ると、すぐに「パラグライダー離着場」という指導標あった。ここを右折して山頂に向かう。草が道に覆い被さるところを過ぎると、再びパラグライダーの標識があった。無視して山頂への道を登ると、すぐにアンテナ塔がたっていた。その先の林の中に石の祠が二つ並んでいる。
ここから登山道はほとんど平坦になって、赤松の林に入る。赤松の林を眺めながら10分ほど行くと三峰山頂3.9km、三峰沼0.4kmの指導標があった。でも、すぐに再び指導標があって、左が三峰沼となっていた。自然林の中を緩やかに下って行く。300mほど行くと水面が見えてきた。ただのため池のような情緒のない池であった。池に沿って突き当たりまで行ったが、その先の道は草茫々で道が完全に隠れていた。雨の後なので、これを掻き分けて行ったら、まちがいなくずぶ濡れになってしまう。引き返して、直進する登山道を行こうかと思ったが、ガイドブックには池は二つあると書いている。やはり二つ目の池も見なければ…と思って、露で濡れた草を掻き分けて先に進むことにした。本当にびしょ濡れになった。
すぐに土手があって、そこに上ると池が広がっていた。こちらの方が深山の沼といった感じである。ズボンはビショビショになってしまたが、来てよかったと思った。沼を半周して、北に向かって歩いて行く。
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