関東百名山
おおまなごさん

標高 2375m
富士見峠→50分→小真名子山→20分→鷹ノ巣→1:00→大真名子山山頂→7分→千鳥返し→10分→三笠山神→35分→八海山神→5分→志津峠

女峰山か大真名子山にいたる縦走路は絶景のすばらしい山行が楽しめるのだ。ただし、山頂からの下りには日光三険のひとつ千鳥返しがある。さすが修験道の山である。
大真名子山と小真名子山

 富士見峠から小真名子山へ
富士見峠


ガレの急斜面に出る


反射板のピークに着く


小真名子山山頂

BACK 女峰山

2010年9月7日

富士見峠から小真名子山に登って行く。

針葉樹林のなかを7分ほど登ると、突然、樹林から抜出してガレた急斜面が広がった。まさかこれを登るのか…と絶句したが、岩にはペンキの矢印が書かれている。
ガレ場の急登が始まった。振り返ると、帝釈山が端正な三角形で聳えている。女峰山は帝釈山に隠れて見えなかった。ようやくガレ場から樹林のなかに入ってほっとしたのだが、すぐに林から抜出して、その先にもガレ場の急斜面が待っていた。再びガレ場を急登する。振り返ると、帝釈山の右に女峰山が姿を現していた。

樹林に入っても大きな岩がゴロゴロする急登が続く。ロープが下がる岩場を越えて尾根に出ると、右側に再びガレの急斜面が広がっていた。今度はさっき登ったガレ場の隣のガレを登るのだ。ロープの下がる急斜面を登って、ようやく樹林のなかに入る。
5分ほど潅木の中を登ると、反射板の立つピークに着いた。ガイドブックによると、この先に本当の山頂があるらしいのだが、展望はここのほうがいいと書いてある。ここで休憩することにした。すごい長い登りだったような気がしたが、富士見峠からは40分しかたっていなかった。
ここからは帝釈山と女峰山が肩を並べて聳えているのが見え、さらに西には日光白根山、その下には戦場ヶ原が見えた。絶景である。
反射板の広場から樹林に入ろうとするところに三角点があった。三等三角点なのだが、女峰山にもなかったのに、ここに三角点か…と思ってしまう。
少し行くと小真名子山山頂で、小さな石の祠があった。樹林に囲まれていてまったく展望はない…と思ったら、女峰山の方向が開けていて、帝釈山と女峰山をきれいに眺めることができた。



 小真名子山から大真名子山へ
山頂からは急下降が続く


鷹ノ巣


大真名子山山頂


千鳥返し


三笠山神


八海山神の前には大きな倒木があった


志津峠に戻った


小真名子山頂から下り始めると、行く手に大きく大真名子山が聳えていて、その後ろに男体山が少しだけ見えていた。

針葉樹の中をどんどん下って行く。帝釈山と違って、こっちはすごく急な下りの連続であった。20分ほどで樹林に囲まれた広場に着いた。ここが鷹ノ巣で、大真名子山との鞍部である。私は峠と思っていたのだが、ここから下る道はなかった。
針葉樹林のなかを登って行く。涸れ沢のような、岩がゴロゴロする中を登り、25分ほどで傾斜が緩まった。すぐに展望が開けて、女峰山と帝釈山を眺めることができた。
もう山頂は近いだろうと思ったのは大間違いで、ここからしばらく平坦な尾根を行くのだ。行く手には平らかな樹林の山が見える。これが大真名子山である。

シャクナゲなどの潅木の間を行くと、左に大きな崩落地があった。赤土の急斜面である。
針葉樹林の深い林に入ると山頂は近い。さすがに山頂直下はすごく急な登りであった。
樹林から抜出したら社の横に出た。ここが大真名子山山頂であった。
社の右奥には露岩の上に神像がたっているのが見えた。冠位束帯の像なのだが、これは座王権現なのだ。蔵王権現の書き間違いかと思ったが、蔵王権現は片足をあげた憤怒の像だから、座王権現で間違いないらしい。

露岩の上から、北に女峰山と小真名子を見ることができる。西の下には戦場ヶ原と中禅寺湖の一部も見えた。
この絶景に台満足で山頂から下り始めると、行く手に大きく男体山が見えた。
この下りで心配なことがある。日光三険のひとつという「千鳥返し」という岩場があるのだ。どんなすごい所なんだと、すごく不安なのだ。

5分ほど下ったら、突然鎖場が現われた。鎖は大きな輪で、昔の修験道によくある鎖である。この鎖の下には鉄梯子があり、この梯子を下ると大きな岩があって、そこに鎖が二本下がっていた。鎖にすがってこの岩場を下ると、「千鳥返し」という標識があった。これが日光三険なのだ。でも予想していたほどではなくて安心した。私は太郎山に登ったときに「新薙ぎガレ場」も通過しているので、女峰山の「馬の背渡り」とあわせると日光三険はすべて登ったことになる。うれしい。
急な岩場の下りが続き、10分ほど下ったところに露岩があって、その上に憤怒の神像がたっていた。三笠山神なのだそうだ。
ここからは針葉樹の中を、ひたすら下って行くのだ。ガイドブックのよると、登りは2時間15分もかかる長い行程である。下りはどれくらいかかるのだろうと思いながら急下降を続ける。途中、平坦な尾根もあったりするが、ほとんどは急降下の連続であった。
三笠山神から35分ほど下ると、突然、志津林道という指導標がたっていた。ここまで指導標はまったくなかったのだが…。
ここから少し行くと大きな岩があって、その上に神像がたっていた。でも、この神像には大きな倒木が倒れかかっていて、よくぶつからなかったものだと思うほどスレスレに倒れていた。この神像は八海山神である。修験道の神さまの名前はどうもよくわからない。
八海山神から落葉松林の中を、緩やかに5分ほど下ると志津峠であった。やっと戻ってきた。時間は1445分になっていた。
この頃、空はどんよりとした厚い雲に覆われていた。


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